思い出いっぱい『整理箱』

いろんなことがありました。
あの日のこと、あの頃のこと。《エトセトラ》ですね。
思い出すまま書き出してみました。

ビゼー:歌劇「カルメン」

2007-07-10 19:55:46 | ■Weblog
ビゼー:歌劇「カルメン」

TDKコア

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観る者すべてを狂わせずにはおかない、あまりにも危険な《カルメン》だ。その秘密は、もちろんカルロス・クライバーの魔術のようなタクトにある。ウィーン・フィルの音が、ドクンドクンと脈打つ鼓動のように高鳴りながら、妖しく、重く、しかもスピーディに、喉元に突きつけられたナイフのようなリアリティを持って迫ってくる――これを聴いて誰が冷静でいられようか! 映像をよく観ると、どんなに音楽が熱く燃えていても、クライバーの指揮はますます肩の力を抜き、リラックスした緩急自在でしなやかな動きで、オーケストラや歌手を鮮やかに翻弄する。
■ 細部の描写に徹底的にこだわりぬいたゼッフィレッリの演出・美術は、まるで動く一幅の絵画のように美しい。舞台には生きたスペインの人々の熱気が充満している。この群衆一人ひとりの生き生きとした表情を見るだけでも何と楽しいことだろう。これぞオペラを観る醍醐味だ。
■ そして、何と言っても若きドミンゴの色気、声の艶やかな力が素晴らしい。特に「花の歌」や最後のシーンなどは、全身全霊をつくした絶唱で、ホセの愛がこれほど深いものだったのかと、思わずうならされるほどの圧倒的な出来栄えである。うるさがたのウィーンの聴衆も完全にノックアウトされ、劇場が異常な興奮のるつぼと化している様子が伝わってくる。ドミンゴのファンならずとも、このホセは必見である。対するオブラスツォワ(まだ若く痩身!)のカルメンは、情に厚く根は優しい女といった性格描写に不思議なリアリティがあり、近年のフェミニズム的な自由で強い女志向のカルメン解釈からすると、かえって新鮮に感じられる。リズム感はいまひとつだが、絶好調のドミンゴを相手に一歩も引かぬあたり、さすが大歌手の貫禄だ。
1978年ウィーン国立歌劇場のライヴ。最新の収録のものに較べれば、やや古い画質と音質だが、生々しさはよく伝わってくる。(林田直樹)


ヴェルディ:椿姫 全曲

2007-07-10 19:52:42 | ■Weblog
ヴェルディ:椿姫 全曲
ユングビルト(ヘレーナ), マラグー(ステファニア), コトルバス(イレアナ), バイエルン国立歌劇場合唱団, ミルンズ(シェリル), ドミンゴ(プラシド), バイエルン国立管弦楽団, ヴェルディ, クライバー(カルロス)
ユニバーサルクラシック

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ヴェルディ:椿姫 全曲
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手の届く範囲でとは言わないで、「椿姫」のベストCDといったら何か? ヴェルディ・ファンならカラスの1955年のライヴ・レコーディングは欠かせないだろうし、またモッフォ、カバッレ、スコット、サザーランド、とりわけデ・ロス・アンヘルスといった主演者たちを愛さずにいることは難しい。
しかし、このセットは、優れた音、すばらしい歌唱、ダイナミックな指揮と、多方面にわたって最良の組み合わせを提供する。イレアナ・コルトバスはすばらしく自然なヴィオレッタを演じ、この登場人物の情熱と傷つきやすさを表現する。CD上の星のようにきらめくライバルたちのなかで、ここで示したコルトバスの感情的、音声的な熟達ぶりに太刀打ちできるのは、カラスだけである。ドミンゴは熱を込めて歌い、ジェルモンを演じたミルネスは美声を使って見事な効果をあげている。
■ しかし、これはあくまでカルロス・クライバーのショーであり、この謎めいた指揮者はトスカニーニ以来のもっともエネルギッシュな「椿姫」を指揮する。テンポは速いが、彼の演劇センスは的を外さない――これはスタジオ・レコーディングなのだが、オペラ・ハウスにいて、すべてがうまくいった貴重な演奏に耳を傾けているような感じにとらわれる1枚である。(Dan Davis, Amazon.com)


ベートーヴェン:交響曲第5&7番

2007-07-10 19:50:23 | ■Weblog
ベートーヴェン:交響曲第5&7番
クライバー(カルロス), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ベートーヴェン
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これまでに作曲されたもっともポピュラーな、もっとも好まれている交響曲である第5番の模範的な演奏と長いことされてきたこの盤、ここには情熱、厳密さ、ドラマ、抒情的な美しさ、そしてまず出だしの音からして人を興奮させる第1楽章のうねるような激情と、すべてがそろっている。カルロス・クライバーはその際立って優れたキャリアのなかでレコーディングをあまり行っていないが、レコード化されたものはほとんどすべて格別の出来である。もしこの交響曲のレコードをお持ちでないなら、ぜひこの1枚を買うべきである。これには第7番の非常にすばらしい演奏もついている。こちらは第5番ほどには人を感動させないが、見事な演奏のひとつであることは間違いない。クラシック音楽があり、クラシック音楽のクラシックなレコーディングがある。これぞまさしくクラシックだ。(David Hurwitz, Amazon.com)


オリジナル・ボックス

2007-07-10 19:48:26 | ■Weblog
オリジナル・ボックス
オムニバス(クラシック), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ベートーヴェン, クライバー(カルロス), シューベルト, バイエルン国立歌劇場合唱団, ムクセネーダー(フランツ), ルゴボワ(ニコライ), バラディ(ユリア), ポップ(ルチア)
ユニバーサルクラシック

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■内容(「CDジャーナル」データベースより)
名指揮者といわれる中でも,クライバーのレパートリーは決して広くないし,コンサートも録音も少ない。しかし,得意とする曲でのすごさはもう誰もが知っている。これは,彼がドイツ・グラモフォンに入れた一連の録音で,いわば正規リリース盤。しかも高音質仕様で収録された日本独自企画だ。彼の世界へのデビュー作・魔弾から80年のトリスタンまで,ぜひ持っていたいアルバムだ。


星空の地図

2007-07-10 15:52:57 | ■Weblog
星空の地図

PHP研究所

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■出版社/著者からの内容紹介
星座早見盤を片手に、星空散歩に出かけませんか?
夜空には無数の星がきらめいています。漠然と見上げているのもいいものです
が、星座が分かると、夜空を眺めるのはもっともっと楽しくなります。
ぼんやりと霞がかった春の空では、頭上高くに見える北斗七星をたよりに星座を
探してみましょう。夏は海や山など郊外へ出かける機会が多いもの。そんなとき
は、ぜひ、天の川の輝きを楽しんで、織姫と彦星を探してください。秋の夜空に
は明るい星がなく、ちょっとさみし気。でも、秋の夜空では、ペルセウス王子
や、おばけクジラ、そしてアンドロメダ姫によって、神話劇が繰り広げられてい
ます。物語をたどりながら、登場人物の星座を探してみては? そして冬。
寒い夜、戸外に出るのはおっくうかもしれませんが、冬は一年で最も星が美し
い季節。オリオン座をはじめとする星たちの豪華な輝きに身をゆだねてみましょ
う。


軌道決定の原理―彗星・小惑星の観測方向から距離を決めるには

2007-07-10 14:36:56 | ■Weblog
軌道決定の原理―彗星・小惑星の観測方向から距離を決めるには

地人書館

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■内容(「MARC」データベースより)
3回の観測に対して観測点から天体までの距離を適当に推定し、そこから計算上の観測時刻差を求める方法を紹介。入門者にも理解できるよう計算例を示して具体的に解説する。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
長沢 工
1932年生まれ。栃木県立那須農業高等学校(定時制)卒業。東京大学理学部天文学科卒業。東京大学大学院数物系研究科天文コース修士課程修了。理学博士。東京大学地震研究所勤務ののち1993年定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

1 計算の前に
2 二次曲線を3点から決める
3 近似距離の推定
4 Δ1、Δ2、Δ3に対する補正方程式
5 軌道要素の決定
6 天体位置の不確かさ
7 軌道要素の不確かさ
8 円軌道の決定
9 放物線軌道の決定
10 観測点の位置