庭の獅子ゆずが綺麗な黄色に色づきました
獅子ゆずは大柚や鬼柚などとも呼ばれ文旦の一種です
蜜柑M寸と獅子ゆずです 軽いけど両手で持つほどの大きさです
先日チャイムが鳴り出てみると、初対面の方でした。
我が家の獅子ゆずを見るとご実家の獅子ゆずを思い出すそうで
早速ご実家に電話して送ってもらったそうです。
住所を聞くとお近くの方なので話が弾み
持参して下さったピールを味見すると美味しいので
早速作ってみました
レシピ 獅子ゆずのピール
茹でずに栄養を逃さない綿が主役のピールです
材料 獅子ゆず 二個
砂糖 スライスした物の8割
レシピ
1 洗って外皮を全体に薄く剥く
(農薬を使っている可能性の市販の物は塩水で洗うとよいでしょう)
皮は少しくらい残っても大丈夫です
2 縦に6等分~8等分にカット。中の実を取り出す
(実と綿の間に指を入れ反らすと簡単に房ごと取れます)
(この写真は二度目の物で カットした後に皮を取りました)
3 5mmから7mmにスライスして重さを計ります
4 大鍋にスライスした物を薄く並べ 砂糖と交互に重ねます
薄く並べた方が砂糖が浸透しやすくなります
5 このまま、日中なら半日 夜なら一晩置く
6 水は入れず、極小の火でゆっくり煮ます
(水を入れると乾きが遅くなります)
短時間(15分くらい)で沸騰するので鍋の傍を離れないで下さい
7 泡が出始めると透明になり水分が無くなるまで
焦がさないようまぜ続けます
8 水分がなくなると火を止め鍋に蓋をして30分置きます。
縁の白い部分が多く残っていても 透明になります
* それでもまだ、白い部分が多く残る場合は少量の水と砂糖を加え
再度火にかけ、ゆっくり混ぜて冷まします
7 パットに広げて冷まし 冷めたらグラニュー糖を
化粧用とくっつかないように少量かけます。
出来上がりです ほんのり苦みがありそれが大人の味です
硬めに仕上げる場合は日光に当てて干し
ブラニュー糖は 最後に多めにまぶします
その場合お天気の良い日を選びましょう
* 取り出した実はほぐしてサラダに加えました
酸味が少ないので美味しいですよ。残りは冷凍しました
ジャムを作る時に利用します。
獅子ゆずの効能
獅子ゆずにはペクチンが多く含まれていて
下痢や便秘を予防する効果や、血液中のコレステロールを減らし
動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病の予防にも効果あるなどお勧め食品です
ピールはオヤツやお酒のお友に、またパン作りの時 刻んで練りこみます
このピールは僅かな苦みが有りそれが お酒にも合う
大人の味です
これまではマーマレード作りと観賞用に育てた獅子ゆず
これからはもっとレパートリーを増やします