50年前に住んでいた時のお隣さん、私より大分にお若いけど今も仲良しです。
久しぶりに食事に誘われました。
お食事処は不便な所にあるので、隣の市から友人が車で送り迎えをしてくれました。
杉・五兵衛さんはすべてお食事処に隣接した農園で育てられた物を使っている
今時珍しいお店です。
野菜ばかりでは物足りないのでは?と思われるでしょうが
心配はご無用。どれもとっても美味しく 太る心配がないので
お腹いっぱいに食べますから。
最初に米粉で作ったパンが出てきました。
中は茄子を炒めたものが入っています。
美味しくても一つ食べたかったけどこれは出来ませんでした。
次に出てきたのはプレートに入った
「花イクラ・玉ねぎの味噌田楽・玉ねぎと無花果の天麩羅それに生のイチジク二種です」
花イクラは食用に作られたもので実は小さく食べられないので花だけ食べるそうです。
玉ねぎなどを、花びらで巻いて食べました。
食べ終わるとそのプレートにお煮しめをとります。
お煮しめとは昔婚礼など多くの人が集まる時に
食材を無駄にしないために銘々が好きなだけ取ることを言ったそうです。
今のバイキング方式ですが無駄をなくさないように数を控え
心のこもったものが出されています。
左下はへちまの味噌味での揚げ浸しです。
触感はズイキに似ていますがしっかりした歯触りです。
皮は剥いて使用します。
ご飯は炊きこみと黒米入りの二種類です。
デザートはバウンドケーキ・大学芋・ハチミツ寒・イチジク・ブルーベリーなどです。
室内は涼しい風が流れて外の緑を眺めながら
時間制限がないのでいつまでもおしゃべりを楽しみました。
食後に食べられなかった果物のヘタなどは回収してロバや兎の肥料、又農地に返して
有機循環農法を行っています。
帰り際、明日はお月見なのでお持ち帰り下さいと渡されたススキ
心配りがいいですね。
ブドウ狩りをすることもできます。
お土産にはあま~い「安芸クイーン」を買って帰りました。
地図と外観の写真は杉・五兵衛さんのパンフレットからお借りしました。
今回のお食事は大人3,000円ですが75歳以上は2700円です。
農園内は自由に散策でき、近くの方の散策コースになっているそうです。
* 編集の際フォントサイズが勝手に変わるのでテンプレートを以前のものに戻しました。
暫くこのテンプレートで試してみます。