スポイチ編集長日誌

最近はGTAオンラインの攻略ばっかりです。
日付そのままで修正・追記したりします。

バド橋爪は福岡政行の大学版とか言ってみる

2003年08月25日 | 大学・改革
近頃多い「経済効果ン億円」式のトラタヌ言論が変だという事を先回書いたのだが、それと似たような主張として、”極端なコスト主義”というのがある。
一例を挙げると、「図書館員の業務コストを算出すると」「貸し出し一件で○円」「リファレンス一件につき○円」「延滞催促はン万円かかる」というやつだ。は?どこかで聞いた主張ですと?いや、この程度のこと言ってる奴は今時どこにでも転がってるから珍しくなんかないっすよ。うけけけ。
つーか、経済ってのはあらゆる事象が複雑に結びついてるから、一つ一つを強引に切り出して、「幾らかかった!」とかやっても、しょせん趣味のレベル。もっと全体から物を見ないと、単なるガキの算数レベルにしかならねーっての。じゃー何か?カネがかかるって理由で延滞されてもほっとくのかよ。だからこの国の経済屋という奴は…いや別に経済専門家でなかったんだっけ。もうね、(以下略)。
こういうヘンテコ”コスト主義”を振り回す”ヤメ官コンサル”が企業でも自治体でも大きな顔をしているから、少年事件や軽微な犯罪を放置したどっかの法執行機関みたいな間違った”コスト主義”に影響された発想が出てくるんだよ。
今の時代、ダメな企業ほど、こういう”ヤメ官コンサル”に高いギャラを払い続けた末にダメになっているのだが、横浜市はその典型ということになるかもしれないですね。わっはっは。
市大も彼らの当初の思惑通り、医学部以外は「プ(笑っているのではありません・略)カレッジ」への道を歩んでいるようですが、今や明白な失敗と結論付けられている「教養学部」構想をカタカナに変えただけで、マジでひねり無しですか。その上事務系の意味無し官僚大幅増でさらに官僚主導の経営陣に”学外有識者”も呼ぶんすか。わかりやすい”改革”ですね。
ま、頭がいいはずの”ヤメ官コンサル”にしても、せいぜい「単科プ(笑っているのではありません・略)カレッジ化」みたいな事しか言えないのだから、”ヤメ官コンサル”サン自身や、お仲間方の”コスト”を削減した方が、市の財政にとって、はるかに有意義なんじゃないのかなと言っておく。
大事なのは”改革”という名のイジリ行為そのものではなくて、その中身と結果ですよ。ほう、市大”改革”をテコに、”大学改革”の旗手として全国デビュー狙ってみますか。うまくいくといいですね。プ(これは笑っています)。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。