ネットの「中の人」にも感情と思惑がある

某大手「匿名」掲示板で、ユーザー登録をしていた人の個人情報が、書き込み内容ごと流出して騒ぎになったみたいです。

どっかの近所のバカの巻き添えでずーっとアク禁にされている身の今の私にとっては関係のない話ですが、ああいう所にクレカ情報等の個人情報まで登録して、自分の書き込みだとバレたらやばい内容の書き込みをするというのはよく理解できない心理です。

どうも皆さん、匿名掲示板の運営者だとか、ウェブサービスの管理者とかの「ネットの中の人」のことを信用し過ぎなのではないでしょうか。
いや別に無条件で信用しているわけではないけど、「何となく」彼ら運営側がユーザーを裏切るわけがない、と根拠なくぼんやりと信用しているという感じなのでしょうか。

たぶん、「匿名」掲示板だとかのネット上の居心地がいい場所では、自分がただ管理者の手のひらの上で踊っているだけの1ユーザーの立場にすぎないことを忘れてしまい、そこの管理者のことを味方か何か、あるいは意志や感情のない「運営装置」のようなものと勘違いしてしまうんでしょうね。

だけれども、一見「サービスの運営装置」のように振舞っている管理者もまた人間であり、当然、彼らにも意志や感情や思想信条や都合というものがあります。

某大手掲示板について言えば、あそこは昔から書き込み内容とか管理人を巡って裁判沙汰発生か？とか、何か運営側にとって都合の悪いことが起きたり、あるいは単に運営側が不機嫌になったり発狂したりすると、定期的に大規模荒らしを発生させて（わざと荒らしを放置して）、ログを押し流してそれまでの問題を「なかったこと」にしてきました。今回の騒動もその一環でしょう。

私も重度ネットユーザーの例に漏れず、昔はあそこにはそれなりに出入りしていたのですが、ある時、板のローカルルールの変更を巡って運営人の一人（タラコの人ではない）が、住人を無視したアホな方針を強行しようとして屁理屈を並べ立てていたので、ついつい熱くなってしまい、「オマエは三十過ぎてそんなこともわからんのか！？」と言ってみたところ、どうやらカチンと来たらしく、「この人、荒らしさんでーす」とか言って、俺がやってもいない書き込みをでっち上げられて、荒らし認定されてリモホとか晒されたことがありました。
当たり前ですが、技術的にはそういうことも可能なんだということと、掲示板の「中の人」にも感情や思想信条があるから、自分と相容れない人間やムカツクことを言って来た相手には本気で怒ることもあるってことです。

その気になればサービスの「運営側」は何でもできるから、書き込みや情報をでっち上げて、自作自演で多数派工作をして、ムカツク相手を潰すなんてことは造作も無い事なんでしょうね。やっぱり油豚さんは正しかったんやー！（＠ｗ荒ぷ
なお、あそこでリモホを晒されると機関砲のようにpingが飛んでくるって言われてましたけど、全然そんなことはなかったぜ。

今回の騒動を機に、今までネット上だけで威勢良く吹き上がってた人々が、棍棒持ってリアル社会に出てきたら、ちょっとは世の中が面白くなりそうなんですけどね。でもやっぱり彼らは次はSNSとか別のサービスに移って、IDとか実名つきで暴れるんでしょうかね。



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