一生懸命作っている訳ではない。気になる所は徹底的に詰めるのではなく、しばらく放って置いて新鮮な気分でもう一度考えるたちなので、ある日まとめて解決する事が多いだけだ。適度にゆるい解決案で妥協し易くなるだけかもしれない。
コルベットで残っていた大物懸案事項は、爆雷、ボートダビット、ボートだ。爆雷は半身2個を接着して作れとなっているが、なんせ数物、接着面の削りだけでも手間はかかるし丸くなるかも不安。おまけに、凹んでいるべき端面が盛り上がっていてここをどうするかも困っていた。細かい事を気にしだすともう収拾が付かなくなるのだが、要はキットの部品はちょっと使えない。当初、2,3個マスターを作り複製かなとも思ったのだがそれでも数がネック。結局、調度良い径のプラパイプを刻んで少しましな姿で再現する事にした。2重にすれば端面の凹みも表現できる。
ボートダビッドは、1本切り出したら折れてしまい、やはり古くてもろいプラは使えない事を痛感。しかし、こんなテーパーの付いた棒は作れそうも無いしと、ネットで材料を探していたら船舶模型用の真鍮製ダビッドを発見。ここは金で解決だなとすかさず購入した。多少形は違うが私には絶対作れないのでこれで良しとする。
ボートは少し手を加えればなんとかなりそうなのでキット部品をいじることに決めた。
大物懸案は目途をつけたが中小はまだごろごろしているから先は長い。