あっと言う間に1年近く掛かっている訳で、さすがに大きな模型は手間暇がかかる。もっとも、私の場合はあっちへウロウロ、こっちへウロウロが多すぎるからかもしれない。
それでも、当初の姿と比べると随分出来てきているので、もう少し経てば完成できるかな?小物をいくら作っても台が大きいのでちっとも埋まってくれないのだが、あちこちに一見なにか判らない部品が有るのでつい作り直したくなってしまう。今になって気づいたのだがこのキット、K80ブルーベルなのだなー。だから、オプションの船を選ぶと直したくなる所が、更に、うわーっと湧いてきてしまう。ネットの記事で2ヶ月で完成させたとの記載が有ったが、箱からそのままでも随分早いと思う。
エンジンルームの上に付くルイス連装機銃。キットの部品は、一見何だか判らない代物だ。頼みのサーマー(別売部品)はメタル製のなのだが50歩100歩だし、シールドはキットを使うことになっている。思い切って省略と言う手も有るのだが、そこはモデラーのいじましさ、限られた資料を頼りにちまちまと作っている。
シールドは真鍮板から、薄いのではさみと金やすりが有れば加工できる。銀色のがコルベットに付いているタイプのルイス機銃、エアロクラブのメタル製。確か昔静岡ホビーショーで安く売っていたので資料として買ったもので当然1個しかない。仕方が無いのでエアフィックスのレスキューランチ、一旦は作ろうと思ったのだが良く見たらあまり格好がよろしくないし一番目立つ機銃座風防が作れそうも無いので諦めた、から流用する。ただ、コルベットのルイスとは形が違うので、資料を見ながら銃身カバーと木製銃床をそれぞれ、真鍮パイプと72の兵隊セットのライフルを使ってそれらしく加工した。架台もパイプを利用する。シールドと架台の取り付け方が判らないが、気にせず雰囲気で行ってみる。丈夫が第一。
アームの先にチェインブロックを引っ掛ける簡易クレーンが何個か有る。それでは、と木製帆船用の一番小さいプーリーを買っては見たが、やはり大きすぎた。。結局手芸用ビーズの一番小さい奴が調度良い大きさだ。すぐに折ってしまうに違いないアームは真鍮パイプに変えると、穴に細い銅線が差し込めるの1石2鳥。脇に置いて有るのがプラパイプ製爆雷。キットの奴よりらしくなったと喜んだのだが、黒くて良く見えないな。どれも、船体に乗せると目に付かない位の大きさなのだが、唐突に異形な物が目に付くよりは印象は良くなる。