暖かな晩秋と油断していたら強力寒波襲来、さすがに寒い。もう12月だ。寄り道ばかりの模型趣味だが塗装もままならなくなって来たので久し振りにコルベット。戦船には欠かせない武装にやっと手を付けた。なんせ、大昔の1/72キットなのでありとあらゆる小物部品が大らかなのは仕方が無いが、大砲類は目に付くところだけに気になる所。戦艦と違いわずか6門(含む2連ルイス機銃2門)なのが救いだがキットの部品はまったく使う気になれなかった。サーマー製別売品も今の目で見ると、なんだ?、となりそうだがこれでもキット部品に比べれば相当の進歩なのだ。
艦首の4インch砲。殴り書きのような組説はサーマーの物、こんな物でひるんでいてはコルベットは作れない。砲身と一体モールドの砲塔、ちゃんと角丸2タイプ用意してくれてあるが側板が歪んでいたのでそこは切り捨てる。レジンの砲身は湯が回っていなくて短かったので(多分、メーカーも承知のはず、メタル砲身も付いてきた。)切り取ってメタル製を使用。開口部のキャンパスモールドを極力使えるように刻んでやる。脇はパテでも盛って修正予定だ。あと、細かな部品を付けてやれば良いはず。ただし、触りそうな所は強度を持たせる工夫が必要だ。
後甲板の2ポンドポンポン砲。これも、どれをどのように付けるの判らない絵しか無いので資料本を頼りに形にしていく。もう少し細かい部品を足せばらしくなりそうだが主砲と同様の工夫がいる。楽しそうだ。ちなみに細かな部品はこんな具合、楽しいでしょう?