METAL一色な夜を越えて

昨日はというか今日の午前、例の＜METAL NITE＞で演ってきました。
お客さんは沢山いたけど、僕にとっては完全にAWAYな状態。
まず、イベントの主旨そのものである「METAL」に関して全く知識のないオレ。
続いて、これだけの多くの人達の中で出演者なのに誰にも知られてないオレ。

つまり、
楽屋はメタル一色！
会場は理樹くんの話題や期待度で一色！！
ということ。

もちろん、ライブをやるのは楽しみだった。
けどイベントも”こんな深夜に楽しまなきゃ損”と思ってはいたオレに吉報。
出演者パスでドリンク飲み放題！！さて、いったいどのくらい飲んだのでしょう？
だんだん「メタルでもなんで来い！」という状態になって、聴いていたらほとんどの曲が聞き覚えのある曲だった。大学生だった時代に身近にあった音楽企画クラブ（通称”音企”）というヘヴィメタバンドサークルの練習や学生会館でのライブで覚えた曲だったのかどうかは分からないが、とにかくメタルと共に学生時代を思い出した。
今は、あの学生会館も僕の通っていた学部も、確か無くなったはず。思い出が跡形も無いとはなんとも残念（そのサークルは今もあると思うけど）。

そんな選曲を楽屋で聴きながら、秋山さん（downy,KARENやquinka等のドラマー）がこんなことを語っていました。「＜METAL＞って言うのは言い換えるなら”一番最初に付き合った女”なんだよね。別に嫌いじゃ無いんだけど、もっと他に可愛い女がいるんじゃないかと思って、一旦別れる。でも、その行為自体”愚か”なんだよ。」と。
余りに強烈な言い回しで最高に笑えました。

さて、そんな熱い話を受けての？アコースティックライブ。
ところが理樹くんとの演奏は結構難しい。
何曲かは結構良かったが、それ以外の曲はギリギリで”アウト”だった
と思う。理由は簡単。リハ不足なのだ。結局まともに合わせられたのは
前日の2時間だけ。大勢の人が観ていたので、もっと良いところを見せ
られなくてとっても残念です。
とはいえ、”個性のぶつかり”は分かり易く出ていたんじゃ無いかな？
ART-SCHOOLの「プールサイド」という曲とSPIRO「エリオット」が
特に上手くいった2曲。他の曲もこのクオリティでやりたかったな。
また機会があれば是非ともリベンジいたします！


最後に余談ですが、ライブハウスの斜向かいのコンビニでは、店員が見事なまでに金髪のにーちゃん達。”うーん。それっぽい”と思っていたら、コンビニに行った誰かが言っていました。
「今日さー。向いのWARPで＜METAL NITE＞ってイベントやるらしいよ」
「おお。マジで！？」
みたいな会話をしていたらしい。
ライブハウスの人達には結構有名なあんちゃん達だそうです。