ヨシンバの公式ページでも発表されている通り、
ベース弾きの”すーさん”こと、鈴木克敏さんがヨシンバを脱退し、東京を離れることになりました。
すーさんには、SPIROのお手伝いやプライベートの球蹴りでも、何度も一緒に遊んでもらいました。
いろいろ思い出します。
7年くらい前だったか?仲良くしていた友人s君がドラムを叩いていて、さらに当時の親友、
西山達郎氏が「中嶋君に絶対紹介したいバンドがある」と言って薦めてくれたバンド、”ヨシンバ”のライブを見に行きました。
Allman Brothers Band辺りのサザーン・ロック(Southern Rock)と、日本の4畳半フォークが合体したような感じの曲をやっている”渋い!”バンドだった。どんな人達なのか知りたくて、ライブ後の打ち上げまでお邪魔しました。その中で、一番淡々と自分の演奏をしていたすーさんが、意外にも一番(当時の僕と同じような)元気な音楽が趣味で、「イギリスのバンドがいいよね!」と言って、ブー・ラドリーズやプライマル・スクリーム?等の話で盛り上がりました。
それが彼との出会いで、
彼とは、そのうち一緒に演奏する機会もあるかもなあ。と言うのが当時の感想です。
そんなすーさんと今日、おそらくもう最後となる球蹴りをしました(フットサルね)。
無理して走りまくって、明日は筋肉痛間違いないです(笑)。
がその後、思いつきで、勢いで、なんと日帰り温泉ツアーの旅に!
その日の球蹴りメンバーのうち四人、ミュージシャンのBさんの車で箱根に向かいました。
高速道路からの景色を眺めながら、一昨年すーさんにベースを弾いてもらって出演した日と、そのリハーサルでのやりとりをぼうっと思い出しました。
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2007年6月27日@zher the zooの写真
この後に彼は、写真でギターを弾いている伊藤君と、某・売れてる女性ミュージシャンのサポートでコンビを組んだのですが、人見知りのすーさんから「あの時、SPIROで誘ってもらって良かったよ、知ってる人がいて」と。彼らは偶然、出身地も同じ。
「今、伊藤君は何をしてるのかな?…宜しく伝えて」と、伝言を頼まれました。
途中、パーキングに寄った時です。
トイレにいって一息つき、出発しようとまさに車のドアに手をかけた瞬間。
目の前の、何本もの”のぼり”で推しまくっていた「ホットドッ君」というのに、手を止めてしまいました。
「これ、どうする?食べてく?」と誰かが封を切り、「じゃあ…、いっちゃいますか!」となりました。
頼んだら、顔がついてやがるんですよ。このホットドック!
食べてる間の店内は、ずーっとドッ君のオリジナルソングの永久リピート。
ストラップだけに止まらず、絵本にDVD、プロフィールも書いてあった。
これ、絶対有名ですよ。
さらに、串に「あたり」が出たらもう一本。だそうで、
「当ったら笑っちゃうねー」なんて言ってたら、T氏の串に見事に「当り」と。
やられたー。 笑い崩れてしまいました。
そして、山がちになる景色を眺めながら、箱根湯本に到着。
数々ある温泉の中、B氏にお任せして、なんとも素敵な温泉宿に到着!
素晴らしい景色と、純和風のお洒落過ぎる建物が感動ものです。
この辺でカメラと携帯電話の電池が切れて、その姿をお見せできないのが残念。
しかも、いくらネットで検索しても何故か捜し出せない(確か”千石”というところだった筈なのですが)!?
渋いこげ茶色の廊下や電球を被うかご、なにやら焚き火をしている小石の庭。
どれをとっても憎らしい程お洒落で、それでいてうるさくない、調和が取れているのだ。いかにもモテそうな男&美女(例えば、あのエリカ様とハイパーメディア何とかの方の様な)カップルも何組も見かけました。アンテナを張ってる人は嗅ぎ付けてくるんですねえ。Bさん、凄いところを知ってます!
肝心の風呂。最初、無茶苦茶寒い野外で、震える肩と背中にプッシュ式蛇口のお湯をかけかけしながら「う‥、でもこれも本格的な露天風呂の醍醐味か!?」とか言いながら、最後まで身体を洗ってしまったのですが、中に洗い場がちゃんとありました。はは、阿呆です。
4ケ所の岩露天風呂、檜の風呂、塩の風呂がありました。
一時間弱浸かりながら、すーさんがこれから何をするのかという話を主にしました。
”男どおしの裸の付き合い”ってやつですね。
話しながら、自分のふくらはぎや肩等を揉み解しました。昼間の運動の疲れが解けていきます。
湯上がり後は、「美味しいそば屋あります?」とまたBさんに振ると、
見事に旨い自然薯そば屋に連れて行ってくれました。
天ぷらセットと自然薯たれのざるそばを堪能。旨い!
Bさんの株がさらにぐぐっと上がる。凄いや。
なんだか誰よりも自分が楽しんじゃいましたけど、
すーさんとの良い思い出が出来ました。
って、もう会えないみたいに言ってますけど、
そんなに遠くはないので、まめに東京に来てくださいね(笑)。