message from spiro

SPIRO中嶋の日々を綴った日誌


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ある友人と彼の憧れについて思い出す事

2011-07-19 | 音楽
BAD FINGERの「涙の旅路」を聴いています。
Appleからワーナー・ブラザーズに移籍した第一弾、
セルフタイトルとなった『bad finger』の一曲目です。

歌詞の冒頭を訳すと、
<君がいなくなって未だ一週間だけど、君の話をするのがもの凄く悲しい。戻って来ておくれ。寂しくてたまらない…>といった感傷的な別れの歌。

しかしこの歌から始まるアルバム『badfinger』を発表した翌年に、
メイン・ソングライターであるピート・ハムは自殺してしまいました。
彼の事が大好きだった友人の事と無関係には思えないよ。
思い出してとてもやり切れない気分になった。。

話題のついでにみなさんにも聴いてもらおうと、
「涙の旅路」をyou tube で探したけどなかった。
どこかの歌のうまい女性がカバーしたバージョンならここにあったけど。 

音がチープな以外は完コピだね。まるでカラオケみたいに。

因に、Todd Rundgrenプロデュースの彼らの三枚目のアルバム
『Straight Up 』には「Flying」という曲がある。

僕が、その友人の歌を初めて下北沢まで聴きに行った時に”一番心に残った歌”と、同じタイトルなのである。
たまたま手に取ったディスクをきっかけに、友人との思い出にふける。今夜はそんな夜です。