教育コーチのものの見方・感じ方(教育コーチング・コミュニケーション)

教育コーチング上級教育コーチ兼A級トレーナー

変革型リーダーシップについて(人権研修からのインスピレーション)

2011-08-04 16:58:58 | 古典(論語)
同和問題に関する人権の研修会に参加しました。


やはり、どんな分野の方であれ、
本気で何かをやり遂げてきた方の話というものは心を打ちます。


この話の中から、リーダーシップ、
特に変革型リーダーシップついての多くの示唆が得られたので、
10カ条にまとめて記入します。


第1条 メンバー個々の事情に立ち入らない
 あの人だけえこひいきしたとか、こっちの事情も考慮してほしいという声がたくさん出てくると、何も前に進まなくなる。

第2条 利害のもっとも大きい人を最大の支援者にする
 変革によりもっとも大きな損失をする可能性がある人を最大の支援者にすることができれば、大きな前進となる。

第3条 若手に興味を持ってもらうとともに、責任を与える
 若手が本気で行動するようになると、ベテランも動かざるを得なくなる。

第4条 メンバー外の人に対して変革の利点を語り理解を得る
 外部から変革を応援する声が聞こえてくると、様子見のメンバーも協力者に変わる。
 
第5条 リーダー自身が夢や希望を持ち、メンバーに語りかける。
 リーダーの語る言葉に魂がこもっていれば、メンバーは奮い立つ。

第6条 みんなの助けや協力があったればこそ、前に進むことができると本気で思う
 自分ひとりの力では絶対に変革は達成できない。

第7条 論理的に物事を考え、他事例やエビデンスを研究調査する
 精神論や理想論だけでは継続しない。

第8条 メンバーが組織を好きになってくれるように働きかける
 メンバーがその組織に対する愛情を持つようになれば、すべては円滑に進みだす。

第9条 失敗を恐れない
 リーダー自身が失敗を恐れずチャレンジする姿から、メンバーは大きな力を得る。

第10条 行動すること自体に楽しみを見出す
 変革後の組織のあり方を楽しみにするのはもちろんだが、その過程をも楽しむ。


このような言葉は口にはされませんでしたが、
お話の内容からインスピレーションがあり、
上の10カ条となりました。

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