教育コーチのものの見方・感じ方(教育コーチング・コミュニケーション)

教育コーチング上級教育コーチ兼A級トレーナー

論語(学而1-2)本立ちて道生ず

2011-05-26 20:17:27 | 古典(論語)
論語

「君子は本を務む。本立ちて道生ず。孝弟なる者、其れ仁を為すの本か。」

「お父さんお母さん、先生の言うことをよくきき、何事にも一所懸命に取り組もう。」


上は次の一節の一部です。

「有子曰く、其の人と為りや孝弟にして、上を犯すを好む者は鮮なし。上を犯すを好まざるして、乱を作すを好む者、未だ之有らざるなり。君子は本を務む。本立ちて道生ず。孝弟なる者、其れ仁を為すの本か。」

「ゆうしいわく、そのひととなりやこうていにして、うえをおかすをこのむものはすくなし。うえをおかすをこのまざるして、らんをなすことをこのむもの、いまだこれあらざるなり。くんしはもとをつとむ。もとたちてみちしょうず。こうていなるもの、それじんをなすのもとか。」


概ね次のような意味になります。

「有子が言った、その人柄が親孝行であり年長者を敬うような人に、目上の人に逆らうような人は少ない。目上の人に逆らうのを好まない人が、社会を乱すことを好むということはありえない。君子は、人間としての根本の部分の向上に努める。人としての根本の部分ができて初めて生きる意味というものが見えてくる。親孝行や年長者を敬うということは、人としてのあり方を確固たるものとする基礎である。」


人気ブログランキングへ



=====================
一人ひとりの力は小さくとも
力を合わせれば大きな希望とすることができる
=====================


最新の画像もっと見る

コメントを投稿