お祭りの準備もいよいよ大詰め。
最終発注のため、先ほど近くのスーパーへ行った。
時間は夜9:00、買い物客もさすがにもう数えるほどしかいない。
私は店員さんに、「あれと、これと・・」と数を数えながら、変更や追加のお願いをする。
すると後ろの方から「山田さ~ん」と私を呼ぶ声が・・・。
振り向いてみると、イーランチのIさんが、お買い物を済ませていた。
ちょっと痩せたようだった。
「こんなに遅くに買い物なんてどうしたの?」と聞くと、
「明日の夕食の準備を今していたんだけど、お肉が足りなくなっちゃって買いにきたの」という。
今はフルタイムで働くから、夕食の準備は前日にやっておくそうだ。
う~んえらい!私はそこまでできないな~。
彼女、「今は期間社員として土日も働いているんだ」という。
私が「それじゃ大変だね~。」と言うと、
「でも期間が限られているからと思うと楽しくて一生懸命に働けるよ」
という彼女はすごく輝いていた!
こういう人は、また採用されるんだろうなと思った。
ほどなくして、「山田さ~ん」とまた私を呼ぶ声が・・。
振り向くと、学校の先生をしているお友達が買い物をしていた。
彼女も、今、仕事の帰りだという。
つくづく私だけじゃない、みんな大変だよと思った。
そして勇気づけられた。