話題になっていたし、予告のLet It Goの素晴らしい歌と映像美に一目ぼれしていたのとで観てきました。
雪と氷を自在に操る魔法を何故か幼少時より身につけていた王の娘エルサは、妹のアナと毎日その魔法を使って無邪気に仲良く遊んでいた。しかしうっかりその力でアナを傷つけてしまってからは、危険なその力をひた隠しにし、亡き王の後を継ぐ戴冠式の日までアナと遊ぶこともなく、一人部屋に引きこもっていた。
夏の戴冠式の日、アナは城下町で他国のハンス王子に出会った。似たもの同士の二人は惹かれあい、その日のうちに婚約してしまう。そんなアナに苛立ったエルサは、ついその魔法の力を公衆の面前で発揮してしまう。エルサを魔女と恐れる民衆から逃れるため、エルサは山へ逃げ込んだが、その巨大な力は、エルサ自身も知らないうちに国全体を冬に変えてしまった。
エルサは誰も目の届かない山の上で、これまで隠してきた自分の持つ力を思う存分に引き出し、一瞬で巨大な氷の美しい城を作り上げると、再びその中に引きこもってしまった。
アナは、夏を取り戻すためにエルサに会いに山へ向かった。途中で氷職人のクリストフ、トナカイのスヴェン、雪だるまのオラフに出会い、力を合わせてエルサの城に辿りつく。しかしエルサはそんなアナを拒否して、アナの胸に氷の魔法をかけた上に、氷の巨人を生み出してアナ達を追い払ってしまう。
一方、アナと婚約したハンス王子は、女王(エルサ)と王女(アナ)を欠いた国で臨時で国民のために指揮をとっていたが、アナが乗っていった馬が単独で帰ってきたのを見て、アナを救うために兵士を率いて山に向かい、城へたどり着いた。エルサは自分を魔女として殺そうとした兵士との戦いの中で気を失い、ハンスはエルサを城に連れ戻した。
エルサの氷の巨人の追跡からなんとか逃げ出したアナだが、エルサにかけられた「真実の愛」によってのみ解くことのできる魔法はアナの体を弱らせていた。クリストフは魔法の力のために次第に弱っていくアナを婚約者のいる城まで送り届けると、自分は山に戻ってしまう。
ハンスに会えたアナは、キスをしてほしいと訴えるが、ハンスはこの国の王位を狙ってアナに近づいただけであり、ハンスは弱ったアナを冷たく部屋に放置する。
一旦は山に戻ろうとしたクリストフだったが、アナの異変を察知して再び城を目指し、アナはそんなクリストフに気づいてオラフの助けを得て城から抜け出す。
ハンスに城に連れ戻されたエルサは牢獄から逃げ出そうとしたが、ハンスはエルサを殺そうとする。振り上げた剣の下に、アナが飛び出して身を挺してエルサを守ろうとした。その瞬間、アナの体を蝕んでいた氷の魔法がアナの体を全て硬い氷に変えてしまった。
変わり果てたアナを抱きしめて号泣したエルサ。その涙が氷の像と化したアナを元の姿に戻した。エルサのアナを思う心が真実の愛だったのだ。愛の力で氷の魔法を制御できることに気づいたエルサは、冬となり雪に覆われていた国を全て元の通りに戻した。エルサの力を恐れていた国民もそんなエルサの力を受け入れ、エルサは再び国の女王として君臨することになったのだった。めでたしめでたし。
とにかくCGで書き込まれた氷と雪が美しい。CGの表現力を存分に生かした演出はストーリー抜きに見応えがあるし、ミュージカル的なこの作品にはいくつも登場人物が歌を歌うシーンが現れるがその曲も歌も素晴らしく、それだけのためにこの映画を観に映画館に足を運ぶ価値があると言ってもいいかもしれない。
ただストーリー的には違和感を覚えたところがあった。
あらすじ
雪と氷を自在に操る魔法を何故か幼少時より身につけていた王の娘エルサは、妹のアナと毎日その魔法を使って無邪気に仲良く遊んでいた。しかしうっかりその力でアナを傷つけてしまってからは、危険なその力をひた隠しにし、亡き王の後を継ぐ戴冠式の日までアナと遊ぶこともなく、一人部屋に引きこもっていた。
夏の戴冠式の日、アナは城下町で他国のハンス王子に出会った。似たもの同士の二人は惹かれあい、その日のうちに婚約してしまう。そんなアナに苛立ったエルサは、ついその魔法の力を公衆の面前で発揮してしまう。エルサを魔女と恐れる民衆から逃れるため、エルサは山へ逃げ込んだが、その巨大な力は、エルサ自身も知らないうちに国全体を冬に変えてしまった。
エルサは誰も目の届かない山の上で、これまで隠してきた自分の持つ力を思う存分に引き出し、一瞬で巨大な氷の美しい城を作り上げると、再びその中に引きこもってしまった。
アナは、夏を取り戻すためにエルサに会いに山へ向かった。途中で氷職人のクリストフ、トナカイのスヴェン、雪だるまのオラフに出会い、力を合わせてエルサの城に辿りつく。しかしエルサはそんなアナを拒否して、アナの胸に氷の魔法をかけた上に、氷の巨人を生み出してアナ達を追い払ってしまう。
一方、アナと婚約したハンス王子は、女王(エルサ)と王女(アナ)を欠いた国で臨時で国民のために指揮をとっていたが、アナが乗っていった馬が単独で帰ってきたのを見て、アナを救うために兵士を率いて山に向かい、城へたどり着いた。エルサは自分を魔女として殺そうとした兵士との戦いの中で気を失い、ハンスはエルサを城に連れ戻した。
エルサの氷の巨人の追跡からなんとか逃げ出したアナだが、エルサにかけられた「真実の愛」によってのみ解くことのできる魔法はアナの体を弱らせていた。クリストフは魔法の力のために次第に弱っていくアナを婚約者のいる城まで送り届けると、自分は山に戻ってしまう。
ハンスに会えたアナは、キスをしてほしいと訴えるが、ハンスはこの国の王位を狙ってアナに近づいただけであり、ハンスは弱ったアナを冷たく部屋に放置する。
一旦は山に戻ろうとしたクリストフだったが、アナの異変を察知して再び城を目指し、アナはそんなクリストフに気づいてオラフの助けを得て城から抜け出す。
ハンスに城に連れ戻されたエルサは牢獄から逃げ出そうとしたが、ハンスはエルサを殺そうとする。振り上げた剣の下に、アナが飛び出して身を挺してエルサを守ろうとした。その瞬間、アナの体を蝕んでいた氷の魔法がアナの体を全て硬い氷に変えてしまった。
変わり果てたアナを抱きしめて号泣したエルサ。その涙が氷の像と化したアナを元の姿に戻した。エルサのアナを思う心が真実の愛だったのだ。愛の力で氷の魔法を制御できることに気づいたエルサは、冬となり雪に覆われていた国を全て元の通りに戻した。エルサの力を恐れていた国民もそんなエルサの力を受け入れ、エルサは再び国の女王として君臨することになったのだった。めでたしめでたし。
感想
とにかくCGで書き込まれた氷と雪が美しい。CGの表現力を存分に生かした演出はストーリー抜きに見応えがあるし、ミュージカル的なこの作品にはいくつも登場人物が歌を歌うシーンが現れるがその曲も歌も素晴らしく、それだけのためにこの映画を観に映画館に足を運ぶ価値があると言ってもいいかもしれない。
ただストーリー的には違和感を覚えたところがあった。
(つづく)