自分は紙のノートとペンを使ってメモをとることが多い。今日職場で理由を尋ねられたので、一応その理由などについて書いておく。
- 話の筋や内容を可視化し、理解のヨスガとすることが第一の目的
- つまり「後」に読むためではなく、メモをとっているその「間」に使うためのもの。
- PCでメモをとらないわけではない。紙もPCも一長一短あるので、用途に応じて使い分ける
紙のメリット
- 図を楽に自由に書ける
- 速く書ける
- テキストのレイアウトが自由にできる
- PC上の通常のエディタだと常に上から下(線的)になり、話の流れを整理しづらい
- 考えや話を直観的に表現しやすい(大きく書く、小さく書くなどのデコレーションも、テキストの記述と一体化しており分割できない代わりに直観的作業として行うことができる)
紙のデメリット
- 漢字変換できない、コピペできない、Undoできない、共有しにくい
- モノなので後々ゴミになる
- 書いた字が後から読めないことがある
よくよく考えてみると物理的な空間のリッチさは、コンピュータ上の世界とは全く別のベクトルに向けて特化されている。
まだまだ過渡期と思うが、アナログとデジタルの価値がそれぞれ正当に、過小/過大評価されることなく評価されるようになったとき、そこに現れる世界は思いのほかアナログなものになるのかもしれない。