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ブリリアント帝は何処まで進化できるのか

2016年05月19日 12時47分53秒 | 遊戯王
こんにちは。リアルでは帝と青眼を使用しているのですが新制限に入りそれぞれのデッキがカードプール増加と共にどのように影響を受けたかを考えた時、特に帝についてはどのように変わったかを考えたいと思います。後半はブリリアント帝について書きたいと思います。

・TDIL発売
影響を受けたのは《BF-朧影のゴウフウ》くらいだと思います。《強欲で貪欲な壺》はリソースとなる《冥帝エレボス》や帝王カードを失ってはいけない関係上採用できず、伏せカードで妨害されてはいけないため1枚除去の《コズミック・サイクロン》は《ツインツイスター》に劣りがちです。

・ムービーパック発売
《カイザー・ブラッド・ヴォルス》を採用した闇属性寄りの帝デッキを見るようになりました。《闇の誘惑》で事故率を軽減できるのが特徴です。

・コレクターズパック発売
《天帝アイテール》などを用いて《銀河眼の光波竜》をX召喚する事でXモンスターを主体とするデッキに対して反撃する能力を高められたと思います。

こうして見ると帝デッキにとって革命を起こせるようなカードは無く、戦法を多少変えられるような程度で大きな成長はありません。9期のカードを筆頭に様々なギミックを講じる事ができましたが帝のギミックに背く要素はどれもパワーを下げるだけで強力なものであるとは言いきれません。様々なギミックを作り出したり真似したりしましたが、結局ブリリアント帝に戻してしまいました。

【何故ブリリアント帝なのか】
それらのギミックを退けて何故ブリリアント帝を選んだのかというと、
(1)帝のギミックを助長させる《ブリリアント・フュージョン》《ジェムナイト・セラフィ》の存在が大きい
デッキ融合により損失が融合1枚で済み、融合素材にできる《ジェムナイト・ラズリー》《天帝従騎イデア》によってそれぞれアドバンテージを得る事ができます。セラフィが出るので回収ができれば+1となり、半上級で光属性の通常モンスターを採用すれば《帝王の開岩》があるだけで帝モンスターをサーチできます。さらに事前に《超量士レッドレイヤー》やゴウフウを特殊召喚すればS・Xモンスターの展開も可能になります。セラフィの2回召喚も使用する場面が多いです。「瞬間的にアドバンテージの獲得が可能」なのです。
(2)ブリリアントは帝の動きを阻害しない
先攻でSモンスターや《永遠の淑女ベアトリーチェ》などのXモンスターを特殊召喚するギミックを見てきましたが、これらは開岩を使用できないケースがほとんどで、アイテールを所持できなければただ少し妨害できるモンスターがいるだけで攻め手を先攻より多く持てる後攻側にとっては脅威にはならず、突破されれば後が無く制圧されてしまいます。各デッキの初動カードは多く存在しゆっくりゲームメイクできる環境ではないため逆に危険であり、帝での「回ったのに負けた」を体現してしまう要素の1つになると思います。あくまで【帝】なので帝王カードとの組み合わせは避けられず、共存できないギミックは全て切り捨てました。

【今の構築】



※灰色はサイファードラゴンになります。
※《A・O・Jサイクルリーダー》は全て《魔力の泉》に変更しました。

始めはレッドレイヤーではなくゴウフウを採用していましたが、被った(レッドレイヤー×2+開岩などの)状況でも立ち回れる事ができるのでレッドレイヤーを優先しました。
見慣れない点は銀河眼モンスターと《トラゴエディア》くらいでしょうか。どちらもそれぞれ彼岸と青眼デッキ相手に逆転の布石とする事ができ、帝モンスターだけでは処理できない場を返せるカードです。また、1度に一掃できる量が増えるので2枚目のFAをダークマタードラゴンに変えようと思っています。
テスタロスのセットについてですが、墓地に帝王カードがあれば積極的に出して青眼の回転パーツを削ぎ落としていきます。先攻なら初動となるカードを捨てて動きをなるべく鈍くします。爆炎帝の方をエレボスと比較すると帝王カードを墓地に送れないものの確認した上でピンポイントで手札を捨てる事ができるため、アイテールでのカウンターを何処に撃てばいいかを見極める事が楽になり、ペースを握れる他の帝の中でも特に強いと思います。
《帝王の凍気》は帝王の種類稼ぎだけでなく3ターン目以降でのアドバンスなどのあらゆる召喚をスムーズに行えるようにできるカードなのでメインデッキには必要だと思います。
《地帝家臣ランドローブ》は制圧系デッキの先攻展開を返すカードとして便利なので個人的には必要だと思います。

【最後に】
帝デッキは他のデッキの動きへの理解を前提条件にアイテールの撃ちどころを確固たるものにしなければならないため、他のデッキ以上にプレイやプランを考えないといけないデッキですが比較的安価で組めて楽しめるテーマなので是非手にとって見て欲しいです。お読みいただきありがとうございました。

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