すぱブロ

色々書きますゾ~

メタルフォーゼで優勝できました

2016年08月29日 23時03分25秒 | 遊戯王
こんにちは。今回はメタルフォーゼについて書こうと思います。

【ブースターSPが出てからのメタルフォーゼ】

堕天使をメタしようという考え方以外は特に変わっていません。他のデッキは構築やギミックを変える事をしていないのでかなりやりやすい時期だったのかなと思います。

【大会に出て思った事】

ズンドコ商店のチーム戦やカードショップリンクスでのボックス争奪戦を思った事は、「如何に安定した動きを維持できるか」が重要だと思いました。正直メタルフォーゼで動けない事故はあってはならず、事故が起きるという事は展開不可能に等しい悲しい事態なのでそれだけはあってはならないと感じました。

〔ズンドコ商店チーム戦〕
1回戦:メンバー不在による不戦敗
2回戦:D-HERO、後、○○
3回戦:堕天使、後、○○
4回戦:ABC、後、○○







※この日は「チーム内で同名カードは3枚まで」という特別ルールに則りました

〔カードショップリンクスBOX争奪戦〕
1回戦:青眼、後、○○
2回戦:帝、後、×○○
3回戦:ABC、先、○○
4回戦:ABC、後、○○





CSではないので決勝トーナメントがありませんでしたが、2日通して7-0です。構築に違いはあれど根本的な考え方は変えていないのでその維持が勝ちに繋がれたのではと自負しています。

※ズンドコ商店の日を1日目、リンクスの日を2日目とします。

まず、1日目では前述のルールがあったため汎用カードを削らなければならない事になったため、《強欲で貪欲な壺》《増殖するG》は少しだけですが譲る形になりました。その枠に《苦渋の決断》《召喚師のスキル》を投入し安定性をなるべく落とさないように構築しました。
2日目ではメインデッキでの《魔封じの芳香》の採用デッキの減少を予想して《サイクロン》3枚目を《苦渋の決断》2枚目に変えていて、更に安定性を上げる構築にしました。また、《瑚之龍》を《ブラック・ローズ・ドラゴン》にし、対メタルフォーゼにできるだけ対抗できるようにしました。

補足ですが《邪竜星ーガイザー》は2本目以降のHERO相手に起用し、餅カエルを倒した後効果で自身と《M・HERO ダーク・ロウ》(いない場合は《バハムート・シャーク》)を破壊、更に効果で《ナイト・ドラゴリッチ》を特殊召喚し時間を稼ぐ手段を取りました。実際は使う機会は何故か堕天使相手にしかなく本領を発揮できなかったカードでした。

【リアルで聞いたいくつかの質問】

・《デビル・フランケン》は入れないの?

入れません。どんなに勝ちを強調するためとはいえ後攻時のリスクや2本目以降のリターンの弱さなどを考えた時に弱いと感じたからです。確かに《ナチュル・エクストリオ》や《異星の最終戦士》は強力ですがデビフラに頼らずとも勝つ事ができる今のメタルフォーゼには必要ありませんでした。「無くても勝てる。あっても負ける」がデビフラのポジションです。

・メタの優先順位は?

構築によって攻め方が異なる堕天使は日が浅く対戦経験も少なめな事もあったので1番になりました。争奪戦の時はそれが強調されたサイドだと思います。次にABCとメタルミラー、他はそれらのメタと被らせる事ができるのでおまけとして見ています。

・構築で1番気を使ったのは?

これは自分が組む際にどのデッキにも言える事なのですが、「常に安定した動きを図れるか」、つまり動けない初手が無い状態をどうやって作るかという事でした。メタルフォーゼはPモンスターの全てが展開に関与できる点が安定性に繋がり、バニラサポートとなるカードで安定率を更に上乗せする事ができます。またP召喚がこのデッキの要でもあるので安定してP召喚ができるように極限までメタルフォーゼPモンスターを積みました。他はメタルフォーゼのP効果をサポートでき、強力なSモンスターを出すための《BF-朧影のゴウフウ》や展開札を引き込むための《増殖するG》、効果が強力ながらメタルフォーゼのP効果で自発的に破壊できる《虚無空間》を投入しました。大会ではドラゴンバスターを分離させこのカードをめくって辛い盤面から逆転勝利という場面を作り出せたほど功績があります。また、間接的ですがこれらはPモンスターとの連携性を持たせる事ができるため、抜く意味が無いと感じるほどのカードパワーがあると言えます。
また、「初手に欲しいカードは3枚」、「試合中に1度は使いたいカードは2枚」、「無制限で素引きしたくないカードは1枚」としています。

・《レアメタルフォーゼ・ビスマギア》が3枚入ってるね

必須です。メタルフォーゼの高いスケールは現在自身を含めて《メタルフォーゼ・ヴォルフレイム》《メタルフォーゼ・スティエレン》の3種類が存在しますが、その内ヴォルフレイムは場に出たしいカード、つまりPスケールにはなるべく置きたくないカードとなります。つまり最終盤面として設置したいスケールがビスマギアとなり、またP召喚後に低スケールのメタルフォーゼでビスマギアを破壊&《重錬装融合》をセット、エンドフェイズに融合素材となるメタルフォーゼをサーチという流れをするため、高スケールはバンバン消費してしまいます。またスペックの高いモンスターも高スケール抜きでは展開が不可能なため、その絶対数を入れる事で安定したP召喚をするのも狙いです。
あの悪夢のような竜剣士EM環境の《EM ギタートル》に近い役割を持っていますが、「ギタートルであってギタートルでない」が持論です。

・《エキセントリック・デーモン》も3枚だね

「エキセントリックもメタルフォーゼPモンスター」です。勿論これは《メタルフォーゼ・コンビネーション》があってこそですがP召喚のための布陣を揃えられるなら上等で、最近では堕天使での特殊召喚封じモンスターにも触る事ができます。被ってもP効果またはモンスター効果+スケールとしての設置と行えるため問題はありませんのでむしろこれも試合中に必ず握っておきたいモンスターとなります。P召喚の際もユニコーンと一緒に並べればこのカードをバウンスした後にサイクロンとして起用できるのもグッドです。

・裁定が変わったけど《闇の護封剣》で良いの?

大丈夫です。そもそも裏側にするというのは建前で本命は発動後に場に表側で残るという点です。これはメタルフォーゼにおいては重要でP効果で破壊する事で本来失うはずのアドバンテージを回復できます。《蒼眼の銀龍》が出ても《背徳の堕天使》で破壊されても別のメタもサイドデッキから用意できるようにしておいたのでその点も大丈夫です。

・そもそも何故メタルフォーゼにしたの?

環境で使える様々なデッキが存在する中で使うに至った理由は、身内での使用者がほぼいなかった点、安定してP召喚とPスケールの供給が行える点、後攻時は見えない手札が他のデッキ以上に驚異となる点に魅了されました。また、決定的なメタが《魔封じの芳香》しか存在せず、その魔封じもメタルフォーゼだけでなく他のデッキも辛くそれなら魔封じはメタルフォーゼ特有のハンデにはならない点、(パッと見最近の入賞レシピが)メタルフォーゼに対して甘いと感じた点も使う理由になります。魔封じはメタルフォーゼにはPモンスターの発動自体が不可能になるため他より刺さってしまいますが、(例えば極端ですが)ドラゴンバスター+魔封じ+《神の通告》を先攻で揃われたとして他のデッキは勝てるのでしょうか?多分余程手札の噛み合いが良くない限り勝てないと思います。後攻時の魔封じ発動の辛さはメタルフォーゼ以外も感じます。それならメタルフォーゼを使ってしまおうと開き直ったのも理由ですね。

【最後に】
ABC(のレシピやそのブログ)を見ている限り、やはり合理的な自論、理論が先走っていて対メタルフォーゼに特化しましたというのが無い気がします。ガジェットが5以上で魔封じが有りだとメタルフォーゼを見ているような気がしますが、ほとんどの方はそれが無いみたいです。特化すればABC側も勝てるようになるので少しアクセントを強くしても良いと思います。
P召喚はしばらく触れないかなと思っていましたが、INOVでの新規カードの登場で安定性が増したため今も使用しています。後の改訂も想定してカード集めをしているところなので、その辺りも書けたらいいなと思います。

現在話題の十字消しパについて

2016年08月14日 23時42分13秒 | その他
こんにちは。遊戯王の記事から(またもや)外れまして今回はパズドラの記事になります。

【十字消しパとは?】
十字消しパとは、現在のパズドラのトレンドとも言える「指定ドロップの十字消しによる倍率増加のリーダースキルを持つパーティー」の事で、リーダーとフレンドで4分の1のダメージを軽減するものから十字消しをする度に倍率がかかるものまで存在します。

【なぜ十字消しがトレンドなのか?】
一例として自分が今使っているものを紹介します。



このモンスターはリーダースキルをフレンドも同じにする事でダメージを4分の1軽減し、攻撃倍率を49倍にする事ができます。パズドラで言う4分の1軽減というのはとても頼もしい能力であり、昨今の高難度ダンジョンの所謂鬼畜モンスターからの高ダメージに対抗する事が出来ます。ミルの場合は10万程度のダメージまでなら受け切る事ができ、防御に優れた優秀なモンスターと言えます。攻撃倍率である49倍は現在のパズドラでは一歩遅れた火力になりますが、2way編成や列編成を織り交ぜる事により見た目倍率以上の火力を見せる事が出来ます。

他にも、軽減率が低めな代わりに火力に特化したロノウェやグレモリー、ミルと同じ軽減率を持つカエデやスミレなどのモンスターも存在します。今回はミルパについて書こうと思います。

【ミルパの特徴と編成】
まずミルパの特徴ですが、軽減率が75%(以降Q(クォーター)とします)であり、防御に特化したリーダースキル(以降LSとします)であると言えます。まずこれは神王妃・ヘラのような対策無しには突破が困難である高い先制攻撃を持ったモンスターに対して有効であり、所謂初見でダンジョンに潜入する場合においては初見殺しを回避するアドバンテージとなります。また、Qの軽減率を持つモンスターは高難度ダンジョンのモンスター相手に殴り合いを仕掛ける事ができるため、攻撃色が無くとも回復ドロップさえあればスキルターンを溜めながら戦えるという利点もあります。
49倍の攻撃倍率については、前述の通り現在のパズドラにおいては一歩劣る強さになりますがway編成、列編成にする事でその火力をカバーできます。ミルパを選択すれば光ドロップ強化(水着ミルなら水ドロップ強化)の覚醒スキルがミル2体で6個所持できるため、この時点で火力を高める事ができます。
way編成の場合、少ないドロップで高めの火力を出せるため道中の連戦が楽になりますが、瞬間的に高火力を出す事はエンハンス抜きでは困難です。
自分は今回列編成にし、厄介な敵はワンターンで仕留められるように列強化を少し多めに入れました。



これが自分の編成です。列強化11、ドロップ強化6、操作時間延長5、スキルブースト10の覚醒スキルを所持しています。
列11、ドロップ強化6の場合、1列作るだけでLS無しでも約3倍の倍率が出ます。1列+2、3コンボで単体100万前後の火力を引き出す事ができ、2列作れば数コンボで単体200万前後のダメージが期待できます。道中は2wayで攻めていけば大体の敵は倒せるため、ワンターンで倒さなければいけない敵や高防御力を持った敵に対しては列を使うといったコンセプトです。

※《モンスター→継承スキル》

《ミル→守護魔法・闇》
サブが干渉できないドロップを変換し、且つバインド回復を行えるようにしました。スキルターンも短めであり、元のスキルも回復ドロップを生成するため取捨選択を容易にする事が出来ます。
潜在覚醒はHP強化5で、カーリーの13万ダメージをLSで耐えられるように増やしました。

《孫悟空→破天の雷壁》×2
孫悟空はスキルブーストと列強化を複数持ち、且つ変換スキルを所持している強力なサブで、ステータスが高い事もあり2体編成にしています。
覚醒インドラのスキルを採用する事で、2ターンの間をLS無しでも殴り合いができるようにしました。つまり継承スキルを使ってから2ターン以内に回復ドロップを5個落とせばいいため、ヘイスト効果も合わせて合理的なスキルだと感じました。程よく長めなスキルなので、元の変換スキルが撃ちにくくなる事はありません。スクリーンショットでは片方のみが継承してますが後ほど両方継承させる予定です。
潜在覚醒は両方ともHP強化5です。ミルと同じ理由です。

《覚醒大喬&小喬→転界逢龍唱・神牙》
大喬小喬→孫悟空とスキルを発動する事で多めの光ドロップを供給でき、且つそれが毒やお邪魔ドロップに対して耐性を持っているため、また列強化を多めに持っている事からサブに入れました。闇部分の変換が悟空と被りますが光ドロップ、回復ドロップが多すぎてもパズルがしにくくなるため程よい塩梅になっていると思います。
フレンドの継承スキルは人によって異なるため、エンハンスでないフレンドを選んだ場合に必要な場面で使います。カンナのスキルにしているのはサリアにも恩恵も受けさせるためですが、スキルターンが短めなのでトールの光エンハンスでもOKです。ミューズのスキルにすれば、固定ダメージとエンハンスを使い分ける事もできます。
潜在覚醒は光軽減2闇軽減3で、こちらもカーリーを意識したものになります。HP強化ではHPの低さから大きな恩恵を受ける事ができないため、軽減でその役目を担いました。

《サリア→八相の暴圧》
サリアの枠ですが、所持しているなら断然アポカリプスの方が都合がよく、その理由は大喬小喬との変換の相性が良いからです。また、アポカリプスには2wayが2つあるため道中火力にも困らないでしょう。サリアを引き合いに出した場合、操作時間延長の有無でしか勝負できないためアポカリプスに軍配が上がります。さらにアポカリプスには神タイプがあり、イザナギやミューズなどの神タイプのみのエンハンスに対応できる反面、サリアはドラゴンタイプと体力タイプなのでその恩恵を受けられません。
潜在覚醒はまだ付けていませんが、HP強化5にする予定です。これも他のサブと同じ理由です。

遅延耐性は継承スキルさえあれば問題無いと思います。気になるサブに付ける程度で良いでしょう。

夏休みガチャの水着ミルと比較した時、属性相性の相違やサブの編成難易度の低さなどで比較する事ができますが、まだ何とも言えない比較だと思います。決定的な理由があれば使い分けするのもありだと思います。

闘技場2程度ならクリアできるので、是非挑戦してみる事をお勧めします。

環境中期!~凶器と化したメタルフォーゼ~

2016年08月04日 16時08分53秒 | 遊戯王
こんにちは。DT記事から一旦離れまして今回はメタルフォーゼデッキの軽いレシピ紹介と回し方を書いていきます。もし「ここはこうしたほうがいい」などがありましたらTwitterのリプライなどで教えていただけると幸いです。

【メタルフォーゼとは?】
炎属性・サイキック族のモンスター郡であり、P召喚と融合召喚を得意とするカテゴリーです。新弾「インベイジョン・オブ・ヴェノム」で《メタルフォーゼ・ミスリエル》《メタルフォーゼ・アルカエスト》《重錬装融合》によりメタルフォーゼカードだけでサイクルを行えるようになっており、他のギミックに依存せずとも戦えるようになりました。私自身もこのサイクルに惹かれて使い始めるようになりました。新弾カードはもちろん、既存の他ギミックである「マジェスペクター」モンスター、《デビル・フランケン》《BFー朧影のゴウフウ》などのモンスターも採用されており、カテゴリーを超えたシナジーを広く活用する事が出来ます。スケールの幅が広く、P召喚がしやすいのも特徴です。

【構築】



大型非公認大会への出場予定が今のところないので今使っている構築を挙げました。

【ギミックについて】
前述のアルカエスト、重錬装融合、ミスリエルによって妨害モンスターを作りつつメタルフォーゼカードを再利用し、繰り返しボード、テンポアドバンテージを獲得するのがねらいです。場で融合するのは勿論、ミスリエルの対象稼ぎにあえて手札から融合しそのバウンス効果→P召喚と併せて相手の布陣の突破をしていきます。

【採用枚数とその理由】

・「メタルフォーゼ」Pモンスターフル投入
P召喚を行うデッキでは当然P召喚が要となるためそのためのPモンスターは欠かす事ができません。メタルフォーゼPモンスターの絶対数を採用する事でP召喚を容易に行えるようにしました。ビスマギアですが、先攻展開をサポートする上でキーカードとなり、《竜剣士ラスターP》の存在も併せて考えると最低2枚は必要だと思います。当時の竜剣士EMの《EM ギタートル》のような存在ですが、EMモンスターのアクセスより劣り、また融合のための素材や後続となるPスケールを確保できるのは大きいので初手に欲しいほどのカードと感じ3枚採用しました。「被りが気になる」といった旨の感想を聞きますが、ビスマギアでビスマギアを破壊すればとりあえず融合素材に変換できるためあまり気にならないと思います。

・《竜剣士ラスターP》採用
メタルフォーゼPモンスターの効果を再びしようできる状態にしながらエクストラデッキを肥やし、また自身も《爆竜剣士イグ二スターP》のS素材になり突破口の1つとできるため採用しました。効果適用後の《青眼の銀龍》を無視できるのは大きいです。メタルフォーゼ融合モンスターの素材にはできませんが、メタルフォーゼPモンスターの効果の対象にはできるため無駄になる要素はほぼありません。

・《BF-朧影のゴウフウ》3枚
先攻で《PSYフレームロード・Ω》をS召喚し《強欲で貪欲な壺》で除外されたカードを戻したり、《アルティマヤ・ツィオルキン》の特殊召喚に繋げる事で制圧Sモンスターを特殊召喚できたり、「朧影トークン」がメタルフォーゼのP効果の対象にできたりと、マグロの如く使い道が広く無駄がほぼ無いモンスターです。手札で被っても効果未使用のまま☆3とでΩを作り効果を使い、また2枚目を特殊召喚すれば済むためこの被りも気になりません。罠や《幽鬼うさぎ》を使わせるのも有りです。

・《増殖するG》3枚、他の手札誘発0枚
先攻展開を抑制するカードとして1番無駄なく発動でき、どのデッキに対しても特殊召喚効果に発動できれば必ずドローできます。《幽鬼うさぎ》や《エフェクト・ヴェーラー》は幅広くデッキを見る際に不安定であり、それならばいっその事このカードだけを残して全て抜く選択をしました。前述の先攻展開抑制は勿論の事、此方の攻め手を増やしたり、相手のゴリ押しによる制圧モンスター+《魔封じの芳香》も後述のサイクロンと併せれば突破口の1つにもできます。

・《エキセントリック・デーモン》《サイクロン》各3枚
《メタルフォーゼ・コンビネーション》を破壊する事による先攻展開への干渉は勿論、相手の《神の通告》や、サイクロンであれば《ユニオン格納庫》《地獄門の契約書》《魔封じの芳香》などのカードを破壊できます。P召喚ができなくなってしまうとまずデッキとして機能しなくなるため、それを促す、繋がるカードに対して無難にはたらくのでフル採用です。青眼相手に使いにくいという意見がありましたが、台頭の割合がそこまで高くないため「効く相手の数>効かない相手の数」として採用しました。

・《強欲で貪欲な壺》2枚、《苦渋の決断》1枚
ターン1魔法はとても強力で、お手軽に展開やアドバンテージの確保がしやすいのですが、これら同名カードが被るとその分無駄になりやすく展開に支障をきたします(前述のビスマギア、エキセントリック、サイクロン被りよりもカバーが利かず厄介です)。強貪はP召喚枚数を増やせるカードとして最高のドローソースなので2枚とし、決断は1度発動できれば充分であるため1枚にしました。ターン1魔法は合計3枚に納めたいです。

・「メタルフォーゼ」魔法・罠カード1枚×4種類
全て素で引きたくないカードであるため極限にまで減らしました。2種類引いてしまうと展開力が大幅に落ちるので1枚ずつにした方が良いです。またミスリエルで再利用できるのも理由の1つです。

・《メタルフォーゼ・アルカエスト》2枚
ミスリエルで再利用するためにカウントとしている余裕が無い時があるため2枚にしました。基本的にミスリエルの再利用対象はコンビネーション、重錬装、1枚目のミスリエルなので他のモンスターを対象にするケースはあまり無いです。コンビネーション、ミスリエルでの蘇生が不可能であるのも理由です。

・《応戦するG》
メタルフォーゼミラーの融合に対して発動する事で再利用を防ぎ、返しのターンでメタルフォーゼPモンスターの効果で破壊すれば増殖するGのサーチにも繋がり、ミラーでの運用に無駄がありません。堕天使デッキがもし流行るなら複数採用もありだと思います。

・《ドロール&ロックバード》
シンクロダークにのみ使用します。自分のGによるデッキデスへのドロー、相手のライブラリアンによるドローを止める事ができるカードとして選びました。Gで引ければいいため1枚です。

・《嵐》
竜星などの罠デッキに使用します。ビスマギアでコンビネーションをセットし、そのままこのカードを使えば自分のアドバンテージの損失を抑えながら相手の伏せカードも破壊できます。コンビネーションへのアクセスは容易なため撃ちにくさは感じませんでした。コンビネーションを既に手札に持っていれば錬装融合を伏せて使いましょう。

特徴的な部分だけ書きました。少しだけでも参考になれば幸いです。次の記事は初手での展開の1例を書こうと思います。