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Unit 『航路-ハンロ-』 の稽古風景。

Mayの座長-金哲義と、劇団タルオルムの座長-金民樹による
Unit『航路-ハンロ-』の稽古日誌。

Unit航路-ハンロ-よりお知らせ

2013-07-26 01:13:57 | 1.『空泳ぐ魚 海羽ばたく鳥』


7月30日より8月4日まで韓国・チェジュドにて行われる
第7回4.3平和人権マダン劇祭と第26回全国民族劇ハンマダンに
Unit航路-ハンロ-は『空泳ぐ魚 海羽ばたく鳥』にて招聘されました。

この作品は、100年の朝鮮・韓国の歴史を生きた夫婦の物語です。

しかし金哲義先輩の韓国入国不許可により
上演は不可能となってしまいました。

私たちの故郷であるチェジュドで上演したかったです。
いつになれば、この作品を持って故郷の地を踏みしめるのでしょう?
役者として、韓国の仲間や同胞とこの作品で出会いたいです。

政治に左右されること無く
「朝鮮籍」を持つ在日コリアンが、自国に自由に行ける日が来る事を強く願います。


チェジュでの公演。(民)

2010-04-20 01:30:49 | 1.『空泳ぐ魚 海羽ばたく鳥』
去年に続き、今年4月末にチェジュにて行われる『4.3マダン劇祭』に
航路の旗揚げ作品『空泳ぐ魚 海羽ばたく鳥』が招待を受けました。

そして、去年に続き、渡航許可が降りず
今年も航路は、チェジュでの公演を果たすことが出来なくなりました。

去年、夜中に撮影した作品を編集し、
私が単身で渡航し、
集まって見にきて下さったチェジュの方たちの前で
上演ならぬ上映をしました。

マダン劇祭の実行委員会の方は去年4月に
その映像を見て、
そして去年6月に大阪公演を見にわざわざいらしてくださり、
『空泳ぐ魚 海羽ばたく鳥』が4.3事件で虐殺され、闇に葬られた霊魂の
慰霊をする儀式のようだと
今年も招待してくださいました。

日本に住む在日コリアンの我々が、
1948年にチェジュで起きた4.3事件の末裔である想いで作った作品を
故郷ーチェジュに呼ばれて、その作品を持って行くということは
震えるほど、思いがけないお話でした。
それが、行けない結果となりました。
この気持ちは、どこにぶつけたら良いのでしょうか。

航路を思って下さっている方々への報告です。

目的地も間違っていない。
羅針盤も狂っていない。
ただ、嵐なんだ。
ただ、大波なんだ。
そう思って前へ前へ、進みたいと思います。












2009/6/18-19 『空泳ぐ魚 海羽ばたく鳥』 感想文です!

2010-03-01 01:59:40 | 1.『空泳ぐ魚 海羽ばたく鳥』


殆ど私は毎回拝見し感動していますが、ひとりではもったいなく
何とか他の人にもこの痛みや喜びをわかってほしく、
友人に声賭けすると一緒に来てくれまして、更にずい分感動していました。
その事が特に嬉しく思いました。
間違った先入観なしにひとりでも理解してほしいのです。
私は、その魅力的なタイトル通り「空泳ぐ魚、海羽ばたく鳥」、
皆様のダイナミズム、芸術性、知性、国際性に再び心打たれました。
雰囲気が最高でしたね。
いつもありがとうございます。声援をお送りいたします。(60代・女性)


朝鮮民族という歴史的に長い、悲しい強い者に支配された者しか解らない何かがあると強く感じます。
今回のこのマダンの中にそれが強く感じられました。
私は今後この様な悲しい歴史を作らない平和で
楽しい国作りを目指す指導者に協力してゆきたいと思います。(60代・男性)


すごく感動しました。
丁度、金東椿さんの「朝鮮戦争の社会学」を読んだところなので、
4・3事件やマッチングし、とてもわかりやすかった。
これまで気楽に観る事が多かったのですが、
今回はテーマがテーマだけに、又、昨今の厳しい半島をめぐる情勢の中で、
色々と得ることが多かったように思います。
今後も頑張ってください。(60代・男性)


どうして泣けてくるのでしょう。
涙が止まらない。すばらしい公演ありがとう。
共に歩める社会めざして。(50代・男性)


最近、戦争や空襲に関する本など読んでいたところだったので、
すっと入っていけました。
私たち世代、直接戦争を経験していない在日が、
どうやって次の世代へと伝えていけるのか・・・大変な事だと思います。
過去の事として、歴史として、伝える事はできても・・・実感に乏しくなり・・・。
日常生活の視点から伝えていく事が一番大切だと思います。
今日のマダン劇、中学生の娘が去年見たところ印象に残っているけど意味は分からないところが多かったと言ってました。
過去からつながってつながって今の自分がいる事を実感としてわかるためにも、
どう子供達に伝えていけば良いか考えさせられました。
お疲れさまでした!!(40代・女性)


重いテーマであるにも関わらず、前半は笑いも多く、
苦しい中にもたくましく行きぬいてきた力強さを感じた。
タルオルムの劇にはない、魅力が感じられました。
(金哲義さんの演技に引き込まれてしまった。)
戦後の歴史は、今でもあまりとりあげられることがなく、
知られていないように思う。演劇によって、
もっと多くの人に関心をもってもらえることを期待します。(40代・男性)


みんな行ける人たちで集まって
大群衆で北と南の境目をソローっと覗きに行ったら、
何かスイッチが入るかも知れませんねえ。
北朝鮮をハグしてみたい。
日本で歴史を学んでいても、この60年はちゃんと習えないので、
これを機会に勉強しなおします。
今なら、まだ間に合いますよね。
それにしてもマダン劇、気持ちいーなー。(30代・男性)


泣きました。
済州島を舞台として朝鮮人の歴史をわかりやすく、
かつ心に本当に響くような脚本と演技でした。
久しぶりに心がすっとするような瞬間に出会えました。
ありがとうございます。私の母はニューカマーの韓国人ですが、
私は日本に生きていく中で在日朝鮮人の仲間に出会えたことに大きい影響をもらえました。日本人として、在日朝鮮人として、
南にルーツをもつ人間として本当に心をうつ劇でした。また見に来ます!
(20代・女性)


今回の公演・・・いつもながらとても良かったです。
タルオルムの公演、今までほとんど見てきましたが、
各団長さんのUnitのマダン劇という形が、
またいつもと違い、しかも2人芝居がおもしろかったです。
自分の中で、何か・・・今までの中でも良いと感じれる何かがあります。
言葉ではうまく書けないんですが・・・。
何度も「あっ・・・」と思うようなセリフ、メモりたり、
伝えたいと思えるようなセリフが多くありました。
歴史的な事実をたどりながら、演出されるのは同じだと思うんですが、
二人の夫婦にしっかりせまって、2人からすべてを知る、感じることができたのが、
とても入り込めた理由かなとも思います。(20代・女性)


いろんな意味で、やられました。
日本人の僕には一生かけても理解できない事だと思いますが、
ほんの少し、1歩もいかないが、踏み込めた感じがします。
ただ何が?と言われれば答えられない、
説明は出来ませんが、感じるものはありました。
自分でもわかりません。こんな感想ですみません。
ただ1つ言える事は単純ですが、よかったです。泣いてしまいました。(20代・男性)


見てて気持ち良かったです。
ちょっと遅れて来てしまったのですが、来て良かった!!
Mayでたまに金さんが朝鮮語を話すたびに何かあるなーと思って、
もっと聞きたいと思っていたので聞けてよかったです。
いっぱい聞けてやっぱ似合うなーと思ったのと、伝えたい事は同じなのかなーと思いました。朝鮮語でギャグ言ってる時が生き生きしてよかったです。(10代・女性)


空と海がひとつになって、
魚と鳥が共に踊る世界をこの目でいつか見てみたいと思いました。
深い感動をありがとうございました。(10代・女性)


金哲義さんと金民樹さんのファンになりました。
ナは日本語しか分からなくて通訳してもらいながらの公演でしたが、
伝えたい事は皆さんにしっかりと伝わったと思います。
常に鳥肌が立つような素晴らしい出来でした。
次回も必ず見にきます!!頑張って下さい。    
(10代・男性)


以前の公演を見てすごく感動したという方から公演があるので
是非と誘われ明石から見に行きました。
まずは幻想的な中庭のセットにこれから始まるマダン劇への期待が高鳴り、
公演見る前よりわくわくさせられ
1ドリンクは勿論、真心たっぷりチヂミにキムチそれだけで大満足!!
今まで見た事のない臨場感。
初めから役者2人にぐいぐい引き込まれまるで
観客の「私が主人公になった気持ち」で第五幕まで見終わったという初めての体験をしました。
やはり重い題材をここまで引き込むには
『空泳ぐ魚 海羽ばたく鳥』の原作の素晴らしさ、
二人の演技力(いや素材そのままかも知れない)が
必ず伝えたいという執念にも似た使命感に深い感動を覚えました。
愛情あふれる二人のやりとりが
無機質のスチールの様なセットが
時代を往来させ新鮮な仕上がりになっていました。
もう忘れかけてる何かを又、少し取り戻せた様な気がして
すがすがしい気分になり帰路につきました。
古いけど新しい、忘れようとも忘れられない過去を未来に託して
風穴を開けた航路の活躍を今後益々期待します。(女性)


リバティーの中庭がこんなに広くてびっくりしました。
昼間の暑さがウソの様に風が心地よかったです。
こういうのもありですね。『血』って何でしょうね。
願わくは『あたたかいもの』と言いたいです!心に残った言葉です。
すんごく良かったです!私の身内にもお芝居やっている子がいますが、観せたかったぁ~。(無記入)


高校で日本史を教えています。
韓国“併合”、侵略、そして強制連行、朝鮮戦争、南北分断、
生徒に教えるたびに悩んでいます。
教室のあちこちに、
三世がいることを知るきっかけになることもあって、
とても難しいと思います。今日の劇とてもとてもよかったです。(無記入)


この公演を見て初めて感じる感情がたくさんありました。
もっともっといろんなことを知って、学んで、過去の過ちを二度と繰り返さない、
本当の意味で平和な世界に1人1人がしていこうと思うことができるようになることは、とても大変だと思うが、
私は1人でも増えたら世界は変わるんじゃないかと思いました。
ありがとうございました。
(無記入)


マダン劇というスタイルで、野外で行われる芝居。
観客はお酒を飲んだり、舞台と一体となって、演者と共にそこに居る。
どんな芝居だろうーと野外という開放感からか、
ワクワクしながら観劇。結果。
終演後、すぐにたちあがれないくらい素晴らしい作品だった。
観ている途中に涙が溢れることは多々あるが、終演後もまだ涙が止まらないというのは、
本当に久しぶりだ。
魂が震えるということは、こういうことだろう。
始まる前からドリンクやキムチやおつまみが配布され、
観る側は半分出来上がった状態の者もいるくらいリラックスしている。
始まると二人が陽気な夫婦を演じている。
観客を巻き込む陽気なテンポで、
マッコリやおつまみが振舞われたりと、
観客は、開演数分で楽しい芝居の輪の中に居る。

でも、物語が進んでいくと、きっとほとんど皆だと思うけれど、
おつまみを口に運んでいる場合ではなくなってくる。
ただ一生懸命生きようとしただけなのに、
抑圧され、血が流し合われ、祖国は分断される。
しかし、民族の言葉と血が確かにあり、強く強くあり、
それを持って一生懸命生きた人、生きる人が、その広場には居た。
芝居的キセキがあって。脚立に登って遠くを見渡すシーンがある。
船から果てしない海を仰ぐシーンだ。
その時にちょうど、風が吹いた。
芝居の神様が吹かせた風だ。
観ている私たちは、一緒に船に乗っていた。
そして一匹の蛾だろうか。照明の光に寄ってきて、か弱く羽ばたいていた。
この物語の登場人物たちの羽ばたきのように。
ラストシーン。
海原を羽ばたく鳥と、空を泳ぐ魚の青と白。
その強さと美しさにまた涙が出た。隣で見てた友人も男泣き。
首までタオルで拭ってはりました。(女性・ブログ文引用)





あらすじ

2009-07-31 00:00:05 | 1.『空泳ぐ魚 海羽ばたく鳥』





百年の「恨-ハン-」を産声に、千年の旅人となる


マダン劇 『空泳ぐ魚、海羽ばたく鳥』



所要時間70分



作/演出: 金哲義

出演: 金哲義、金民樹 他 楽士 数名


■ あらすじ                               

朝鮮民族が朝鮮民族であると名乗れなかった時代。
朝鮮民族の大地が朝鮮民族の大地でなかった時代。
一組の夫婦が、生活の苦しみから逃れるために、生まれ育った故郷チェジュドを離れ、海を越えて日本へ渡る。
新たなる希望に胸を踊らせるものの、日本は本土空襲の火の海が敗戦の闇を呼び寄せていた。
男は妻をもう一度故郷へ疎開させるが、それが二人の今生の別れとなる事を、その時は知る由もなかった。

1945年8月。
男は異国の地で己の故郷を知り、妻は故郷の地で己の故郷を見る事となる。
男は故郷に帰る日を夢見ながら、異国で生まれた新しい世代に自分達の「言葉」を教えるために汗を流し、妻は故郷の地で、人として生きる希望を抱いていた。

しかし1948年4月。
チェジュドには流血の津波が押し寄せ、日本には「言葉」を消す権力の津波が押し寄せる。
動乱の中で二人の連絡は断たれ、互いの生死も届かぬまま故郷は再び戦火に覆われ、そしてその戦火によって生活の安定を得た男は百年の心の痛みを背負う。


■第一幕「日本へ旅立つ前夜の宴」

朝鮮人が朝鮮人だと名乗れなかった1940年代。
主人公夫婦は故郷での生活に苦しんでいた。
その苦しみから逃れるために海を越えて日本にお金を稼ぎに旅立つ。
最後の故郷の夜を村の親しい人達と共に酒を交わし合い、騒ぎ、別れを惜しむ。
いつか元気に戻る事を誓って。


■第二幕「出港~空と海に、見えぬ故郷想う」

翌日、酔った亭主に振り回されながらも、何とか船に間に合う夫婦。
旅立ちに抱いていた希望は、少しづつ故郷から遠ざかる不安に変わる。


■第三幕「三年後の大阪~戦火に明日を失う」

大阪での生活は、決して希望を満たすものではなく、夫婦はやむなく闇商売でわずかなお金を稼ぐ毎日だった。
度重なる空襲は日本全土を炎に包み、人々の希望を奪っていた。
夫は妻を故郷チェジュドへ再び疎開させる。


■第四幕「解放後~されど新しき混乱と混沌」

日本は敗戦し、朝鮮と朝鮮人は独立したものの、新たな混乱も生み出していた。
夫は朝鮮学校設立に協力し汗を流す日々を過ごすが、大きな権力はそれを閉鎖させようと力で攻め込む。
そして済州島では朝鮮半島を分断させようとする力が、武力で人々を襲う。海を隔て朝鮮民族の血は、阪神教育闘争とチェジュド4.3事件に激震する。


■第五幕「祖国は背を向け合い、故郷は遥か千年の先へ」

再び戦争が始まる。
妻は虐殺を逃れるために身分を隠し、夫は祖国の戦争に反対し吹田事件を闘う。しかし祖国の分断は夫婦を永遠の別れに引きずり落とす。
時代は流れ、夫婦の生涯は終わり、二人は千年の旅人となる。





마당극<하늘 가는 물고기, 바다 나는 새>

작/연출 김철의

출연/ 김철의,김민수 그 외 악사 수명


<작품 소개>

조선민족이 조선민족이라고 자칭할수 없었던 시대.
조선민족의 땅이 조선민족의 땅이 아니었던 시대.

한쌍의 부부가 살길을 찾아,나고 자란 고향 제주도를 떠나 바다를 넘고 일본을 향한다.
새 희망으로 설레는 부부,하지만 일본은 본토 공습의 불바다가 패전의 어둠을 불러오고 있었다.
남자는 아내를 고향으로 소개시키지만,그게 바로 둘을 영영 갈라놓는 이별이 될 줄이야 누가 알았겠는가.

1945년8월.

남자는 이국에서 자신의 고향을 알고
아내는 고향에서 자신의 고향을 보게 된다.
남자는 고향으로 돌아갈 날을 그리며 이국에서 만난 새 세대에 자신들의 <말>을 가르치기 위해 땀을 흘리고,아내는 고향에서 사람으로서 살아갈 희망을 안았다.

하지만 1948년4월.
제주도는 유혈의 파도가 밀려와,일본에는 <말>을 지울 권력의 파도가 밀려온다.
동란속에서 둘이의 연락은 끊기고,서로의 생사로 알수 없는 채 고향은 다시 불바다가 되여 그 불길로 하여 생활의 안정을 찾은 남자는 백년의 가슴의 상처를 지게 된다.


■제1막 <일본에로 떠날 전날 밤 잔치>

조선인이 조선인이라고 말할수 없었던 시절.
주인공 부부는 고향에서의 생활에 시달리고 있었다.
그 어려움에서 살아남기 위해 바다 건너 일본에 돈 벌러갈 결심을 안고 떠나려고한다.
고향에서의 마지막 밤을 동네 사람네와 술 먹고 지내면서 작별을 아쉬워한다.
언젠가 꼭 다시 돌아올 날을 바라며.


■제2막 <출항-하늘과 바다를 보며 안 보이는 고향을 그리워하다>

다음 날.취한 남편을 이끌며 겨우 배를 탄 부부.
떠날 희망은 점차 고향에서 멀어져갈 불안이 된다.


■제3막 <3년후의 오사카-전화속에 내일을 잃다>

오사카에서의 생활은 결코 희망을 채워주는것이 아니었고,부부는 할수없이 법을 어기며 비싼 값으로 쌀을 팔아 살았다.
연이어 계속되는 공습은 일본 전토를 휩쓸고 사람들의 희망을 앗아갔다.
남편은 아내를 고향 제주도로 다시 소개시킨다.


■제4막 <해방후-허나 새 혼란과 혼돈>

일본은 패전하고 조선과 조선인은 독립했으나 새 혼돈이 일어난다.
남편은 조선학교 설립에 협력을 하고 땀을 흘리는 나날을 지냈으나 큰 권력은 그를 폐쇄하려고 힘으로 억누른다.
제주도에서는 조선반도를 분단시키려는 힘이 무력이 되어 사람들을 삼킨다.
바다 건너 조선민족의 피는 한신교육투쟁과 제주도4.3사건으리 인해 격진한다.


■제5막 <조국은 서로 뒤돌아서며 고향은 머나먼 천년 너머로>

다시 전쟁이 시작된다.
아내는 학살을 피하려고 신분을 숨기고 남자는 조국의 전쟁에 반대하여 스이타사건에 참가하여 싸운다.
하지만 조국의 분단은 부부를 영원히 난나지 못하게 한다.
세월이 흘러 부부의 평생은 끝나고,둘은 천년의 나그네가 된다.