11月5日(土)午後2時から新見公立大学学術交流センターで、第11回「鳴滝塾」が開かれました。今回のテーマは「林業」で、講演とシンポジウムが開かれました。
まず、島根大学生物資源科学部農林生産学科の伊藤勝久教授が「林業による農山村地域の活性化」と題して基調講演され、「林業の可能性は無限で、新見独自の産業クラスターが望まれる」などと話されました。
【産業クラスター】新事業が次々と生み出されるような事業環境を整備することにより、競争優位を持つ産業が核となって広域的な産業集積が進む状態。出典:経済産業省「産業クラスター政策について」
講演する伊藤勝久教授
パネリストの小山正明(新見市森林組合)さんと杉光太郎(杉産業)さんの2人が、新見市の林業の現状や機械化などについてプレゼンテーション。伊藤教授をまじえて、公文裕巳代表の司会でシンポジウムが行われました。塾生など一般参加者からも質問や要望などがあり、「林業の魅力をもっと広く知らせることが必要」などと話し合われました。
公文裕巳代表の司会でシンポジウム