NiU「鳴滝塾」

産官学民が連携して地域課題の解決策を探ろうと
新見公立大学に設置されています

第22回鳴滝塾

2017-11-09 | ☆定期講座
 第22回鳴滝塾は11月9日(木)午後1時、新見公立大学集合・出発で、新見市大佐大井野を訪問した。紅葉が鮮やかな「お~さ源流公園」から清流が爽やかな「御洞渓谷」を通って、大佐公民館大井野分館(旧大井野小中学校跡地)で、大井野地域振興福祉協議会の高下龍昇会長から大井野地域の現状を伺った。
 大佐大井野は6集落(下組、中組、上組、伏谷、君山、赤松)あり、平成29年9月29日現在、世帯数79、人口176人(男85人、女91人)で、平均年齢は70.1歳。新見市の大字単位で唯一平均年齢が70歳を超えている地域(新見市全体の平均年齢53.1歳)で、65歳以上は119人(男55人、女64人)、高齢化率67.61%(新見市全体の高齢化率40.09%)。
 人口ピラミッド=下図=を見ると、2050年の日本全体の人口ピラミッドを先取りしているように思える。

 高下会長は餅米「ヒメノモチ」の栽培、加工、販売を手がける六次産業化への意欲を話したが、「後継者がいない」「Iターン、Uターン者は何人もいたが、厳しい冬をしのぎきれず、定着しなかった」などと典型的な過疎集落の悩みを語った=写真


 この後、今年3月に完成したばかりの「もち工房」を見学した。
この記事についてブログを書く
« たまがき塾22 | トップ | たまがき塾23 »