いわゆるパソコンを使い始めて25年くらいですが、初めてBIOSのアップデートに失敗しました。
機種はエプソンのエンデバーNJ1000です。4,5年前のモデルでしょうか。職場で、しばらく使っていなかったPCをLANにつなげて欲しいと依頼があり、係から私が出動しました。ウイルス対策はされていないし、OSのアップデートもしてありません。一通り済んだところで、あまりのもっさり感にメモリの量を疑い調べますと、なんと256MBであります。サイトやマニュアルで見るとPC2-4200が入っているようですが、PC2-5400でも使えますよとアドバイスすると、1GBのPC2-5400を買ってきてくれました。実際いくつかのメモリーメーカーのサイトでも、このNJ1000にはPC2-5400(DDR2-667)も対応すると表示されています。
メモリを挿してみると、買ってきた1GBだけしか認識しません。スロットを入れ替えてみましたが、やはり元の256MBは認識しません。よくよく調べてみると、搭載のチップセットはPC2-5400に対応しています。それなのにエプソンはなぜがPC2-4200を使っています。こういう時は下位の規格で動くはずですが、何故かBIOSは上位の規格PC2-5400でメモリを働かせようとしているのではないかと考えました。そのためPC2-4200の256MBは動かないというわけです。
そこでエプソンダイレクトのサポートでBIOSを調べると、かなりバージョンアップしていまして、多くの不具合を修正しているようです。ついでだからBIOSもアップしてあげようと取り掛かりました。続く…。
BIOSのアップデートは、自作、メーカー製PCとも何回も行っています。何回もやってますが、PCにとって一番危ない作業ですから、マニュアル等はしっかり読んで確実に行っているんですよ。今回使ったリカバリーツールに入っていたWinFlash2.18というソフトですが、いまひとつ動きが怪しかったんです。もしかすると失敗するかもと、作業開始前に話していたのですが。止めておけばよかった。