池田 悟≪作曲家≫のArabesque

・・・深くしなやかに・・・(音源リンクしてます)

島村楽器音楽コンクール語録(第20回・第21回)

2014-06-02 | 島村楽器音楽コンクール

重々しい、のびやかな、甘い香り、むしゃくしゃした、嬉しくてじっとしていられない…作曲家は感覚的なイメージで発想することが多い。
その手段としてとりあえず音高や長さを決め、音符にすることもある。
演奏家の役割はその「原初の響き=霊感」を再現すること。
(第20回島村楽器音楽コンクール講評/'07)

心を打つ演奏や作曲は学習の成果とは思わせない。
まるで思う存分、自由奔放に演奏しているようで、実は確かに楽譜通りの演奏。
複雑で細かい音群の対極にある寡黙な一音一音に恐れや悲しみ、絶望を感じ、必死に抑制し、全体の造りを大きく捉えて圧倒する姿。
(第21回島村楽器音楽コンクール講評/'08)



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