Ｓ.Ｗ.Ａ.Ｔ.

☆☆☆
２００３年　１１１分　監督　クラーク・ジョンソン
出演者　サミュエル・Ｌ・ジャクソン、コリン・ファレル、ミシェル・ロドリゲス、ＬＬ・クール・Ｊ

ロス市警のS.W.A.T.隊員ストリートと相棒ギャンブルは、作戦実行中のギャンブルの判断ミスによってS.W.A.T.を追放される。
そして新たにホンド巡査部長率いる新チームのメンバーに選ばれ、過酷な訓練を乗り切り、晴れてS.W.A.T.に復帰する。
そしてその新チームに麻薬王アレックスの護送の命令が下るが・・・。

１９７０年代のアメリカの人気ＴＶシリーズ「特別狙撃隊S.W.A.T.」を元に映画化された作品です。

（S.W.A.T.）

フォーン・ブース

☆☆☆
２００２年　８２分　監督　ジョエル・シューマカー
出演者　コリン・ファレル、フォレスト・ウィッテカー、ラダ・ミッチェル、ケイティ・ホームズ、キーファー・サザーランド

マンハッタン、タイムズスクエア。
パブリシスト、スチュは、クライアントの新進女優パメラをモノにしようと１台の電話ボックスから電話をかける。
だが上手くいかず受話器を置くと、突然、その公衆電話のベルが鳴り思わず取ってしまう。
そして電話の主は、「電話を切ったら殺す。」と脅迫してくるが・・・。

全編ほぼ電話ボックスの中だけで展開する異色のサスペンス・スリラーです。

（Phone Booth）

ザ・インタープリター

２００５年　１１８分　監督　シドニー・ポラック　
出演者　ニコール・キッドマン、ショーン・ペン、キャサリン・キーナー

国連本部で通訳として働いているシルヴィアは、訪米間近のマトボ共和国の大統領暗殺計画を偶然、知る。
直ちに当局に通報するが、それ以来彼女の周りでは不穏な動きが起こりだす。
彼女を護衛する捜査官ケラーは、彼女の計画への関与を疑いならがも惹かれていく・・・。

初めて国連内部で撮影が行われたことで話題になった映画です。

（The Interpreter）

テキーラ・サンライズ

☆☆☆
１９８８年　１１５分　監督　ロバート・タウン
出演者　メル・ギブソン、カート・ラッセル、ミシェル・ファイファー、ラウル・ジュリア

麻薬組織の大物のマックは悪の道から足を洗おうと決意する。
だが周りはなかなかそれを許してくれず、彼に救いの手を差し伸べたのは高校時代からの親友で、今は麻薬捜査官になっているニックだった。
だがふたりは同じ美しい女性を愛し始める・・・。

第６１回アカデミー賞で撮影賞にノミネートされました。

（Tequila Sunrise）

コンスタンティン

２００５年　１２１分　監督　フランンシス・ローレンス
出演者　キアヌー・リーブス、レイチェル・ワイズ、シア・ラブーフ、ジャイモン・ハンスゥ

天使や悪魔を見分けることができ悪魔退治をしているコンスタンティンは、肺がんで余命１年と宣告されていた。
そんな彼に女性刑事のは、自殺と判断された妹の死の真相究明を依頼する。
彼女に付きまとう悪魔の影を見たコンスタンティンは、やがて悪魔の巨大な陰謀を知るが・・・。

（Constantine）

ダニー・ザ・ドッグ

２００５年　１０３分　監督　ルイ・レテリエ
出演者　ジェット・リー、モーガン・フリーマン、ボブ・ホスキンス

５歳のときに誘拐され、悪徳高利貸しのバートに番犬として育てられたダニーは、常に首輪をはめられ借金取立てに明け暮れる日々だった。
感情さえなくしていたダニーが唯一、興味を持っていたのがピアノだった。
そんなある日、取り立てに向かった先で盲目のピアノ調律師サムと知り合う。
サムはダニーに鍵盤の叩き方を教え、調律の手伝いをさせるようになり、２人は少しずつ心を通わせていくが・・・。

リュック・ベッソン製作・脚本の作品です。

（Dunny the Dog）

ロボッツ

２００５年　９０分　監督　クリス・ウェッジ
声の出演　ユアン・マクレガー、ハル・ベリー、ロビン・ウィリアムズ、メル・ブルックス　

貧しいながらも両親の愛情を注がれて育ったロドニー。
発明家になるために大都会ロボット・シティに上京する。
ロドニーは大企業ビッグウェルド社に発明品を持って訪れるが門前払いされてしまう。
ビッグウェルド社の社長が行方不明になっていて経営代行しているラチェットが中古ロボットを一掃する陰謀をたくらんでいることを突き止める・・・。

７月３０日に劇場公開されたところです。

（Robots）

サハラに舞う羽根

☆☆☆
２００２年　１３２分　監督　シェカール・カプール
出演者　ヒース・レジャー、ウェス・ベントリー、ケイト・ハドソン、ジャイモン・フンスー

スーダンへの反乱軍鎮圧の任務を命じられたハリーは、以前から戦争に疑問を感じていて突然、除隊する。
そんな彼のもとに、親友たちから臆病者を意味する三枚の白い羽根が送られてくる。
そして婚約者エスネまでもが・・・

Ｅ・Ｗ・メイソンの原作の英国文学の古典的名作「四枚の羽根」を映画化した作品です。
１９２９年にメリアン・Ｃ・クーパー監督で「四枚の羽根」、１９３９年にゾルタン・コルダ監督で「四枚の羽根」、そして１９５５年にテレンス・ヤング監督で「ナイルを襲う嵐」として映画化されています。

（The Four Feathers）

ワイアット・アープ

　
☆☆
１９９４年　１９１分　監督　ローレンス・カスダン
出演者　ケビン・コスナー、デニス・クエイド、ジーン・ハックマン、イザベラ・ロッセリーニ

１８００年代。
厳格な父に子供時代から家族の絆の強さと正義を教え込まれて育ったワイアット・アープ。
だが結婚した妻は若くしてチフスで亡くなり、ワイアットは酒びたりの生活を送るようになり、馬泥棒で留置所に入れられてしまう。
助けてくれた父によって目が覚めたワイアットは、兄を頼ってウイチタへやってくる。
持ち前の豪胆さと銃の腕前で保安官となり、やがて連邦副保安官となったワイアットは法の執行者として町に尽くす・・・。

「ＯＫ牧場の決斗」で有名な保安官ワイアット・アープの姿を、知られざる面から描いた大作ですが、あまりにも超尺すぎて凡作に終わってしまっています。

第６７回アカデミー賞で、撮影賞にノミネートされました。

（Wyatt Earp）

新たにブログで「ビデオ鑑賞日記」オープン！

今までこの「映画チラシ館」に映画チラシと旧作映画の感想を一緒にアップしていて、本家のＨＰ「Wonderland of Satoshi」の「ビデオ鑑賞日記」の更新を怠ってばかりだったので、今回、新たにブログを使って「ビデオ鑑賞日記」をはじめました。

尚、今まで「映画チラシ館」に載せていた旧作映画の感想は新しいブログの「ビデオ鑑賞日記」に移行し、コメントも何とか移行できたのですがＴＢは消えてしまったのでご勘弁ください。

これからも「映画チラシ館」同様に「ビデオ鑑賞日記」もよろしくです。

スリーメン＆ベビー

☆☆☆☆
１９８７年　１０３分　監督　レナード・ニモイ
出演者　トム・セレック、スティーブ・グッテンバーグ、テッド・ダンソン

共同で豪華なマンションを借りているピーター、マイケル、ジャックの独身貴族の３人。
だがジャックが間違って作ってしまった赤ちゃんの世話をすることになり、てんやわんや。
その上に麻薬事件の容疑がかかり大混乱に・・。

セザール賞を受賞しアカデミー外国語映画賞にもノミネートされた１９８５年のフランス映画「赤ちゃんに乾杯！」をハリウッドでリメイクした作品です。
１９９０年に同じ３人のキャストで続編の「スリーメン＆リトルレディ」も作られました。

（Three Men and a Baby）

悪魔のような女

☆☆☆
１９９６年　１０７分　監督　ジェレマイア・チェチック
出演者　シャロン・ストーン、イザベル・アジャーニ、チャズ・パルミンテリ、キャシー・ベイツ

全寮制男子校の理事長ガイは生まれつき心臓の弱いミアと結婚していたが、女教師のニコルと公然の愛人関係にあった。
だがガイの暴力に対してニコルとミアは彼の殺害を企むが・・・。

１９５５年のＰ・ボワローとＴ・ナルスジャック原作、アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督、シモーヌ・シニューレ主演の「悪魔のような女」をリメイクした作品です。
１９５５年版は白黒の映像が生かされた大傑作で無謀なリメイクだと思います。

（Diabolique）

シャーク・テイル

　
☆☆☆
２００４年　９０分　監督　ビボ・バージェロン、ビッキー・ジェンソン、ロブ・レターマン
声の出演　ウィル・スミス、ロバート・デ・ニーロ、レニー・ゼルウィガー、ジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリー、マーティン・スコセッシ

海底にある魚の街リーフシティに住むお調子者の小魚のホンソメワケベラのオスカーは、些細な誤解でシャーク・キラーとして街の人気者になる。
オスカーはそんな嘘の名声を守ることに四苦八苦。
そんな時、オスカーは仲間から離れて平和な暮らしをと願うレニーと出会うが・・・。

ドリームワークスのアニメで、魚の顔がその声優たちにソックリにしてあって面白いし、映画のパロディーも音楽も満載・・・でもあまり内容のないアニメでした。

第７７回アカデミー賞で、長編アニメ賞にノミネートされました。
　
（Shark Tale）

ピエロの赤い鼻

☆☆☆☆
２００３年　９５分　監督　ジャン・ベッケル
出演者　ジャック・ビルレ、アンドレ・デュソリエ、ティエリー・レルミット、ブノワ・マジメル　

１９６０年代のフランスの田舎町。
小学校教師のジャックは、日曜日になると、赤い鼻をつけたピエロとなり、公民館で人々を笑わせるのが日課となっていた。
１４歳になる息子リュシアンは、パパのそんな姿がいやでたまらなかった。
そんなリュシアンにジャックの古くからの親友アンドレはジャックがピエロになる本当の理由を優しく語って聞かせる・・・。

第２次大戦中の出来事を描いていて、子供が出ている・・・うーん、またか？って感じであまり期待せずに見たのですが、やっぱり泣かされてしまいました。

（Effroyables Jardins）

オペラ座の怪人

２００４年　１４０分　監督　ジョエル・シューマカー
出演者　ジェラード・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン、ミランダ・リチャードソン、ミニー・ドライバー　

１９１９年のパリ。
今や廃墟となったパリのオペラ座でオークションが行なわれていた。
そして、いわく付きのシャンデリアが紹介された瞬間、時代は１８７０年代へと・・・。
当時、華やかな舞台でにぎわうオペラ座では、仮面をかぶった謎の怪人ファントムの仕業とみられる奇怪な事件が起こっていた。
そのファントムを、亡き父が授けてくれた音楽の天使と信じ、彼の指導で歌の才能を伸ばしてきたコーラスガールのクリスティーヌは代役として新作オペラの主演に大抜擢され喝采を浴びるが・・・。

ガストン・ルルー原作の「オペラ座の怪人」は、過去に何度も映画化、ＴＶドラマ化されていて、そのなかで特に有名なのは１９２５年のロン・チェイニー主演のサイレント版「オペラ座の怪人」、１９４３年のクロード・レインズ主演「オペラの怪人」があります。
他にもロック・ミュージカルに翻訳したブライアン・デ・パルマ監督の１９７４年の「ファントム・オブ・パラダイス」もあります。

２万個のクリスタルをちりばめた１億５千万円相当のシャンデリアは豪華です。
舞台装置も衣装も豪華だし、何よりもアンドリュー・ロイド・ウェバーの音楽が素晴らしいの一言でした。
アンドリュー・ロイド・ウェバーはこの映画のために新曲３曲をを書き下ろして加えています。

第７７回アカデミー賞で撮影賞、歌曲賞（Learn To Be Lonely）、美術賞にノミネートされました。

今年、映画館で見て、やっとチラシが手に入ったのでアップしました。
この８月２６日にＤＶＤ＆ビデオのレンタルも始まります。

（The Phantom of the Opera）