今日トイレに入っている最中に、
ドアの向こうから聞こえる娘たちの叫び声。
「ぎゃ〜!!恐い〜!!!気持ち悪い〜〜!!」
トイレくらい落ち着いてさせて〜と思いながら向かいますと
床で勢いよく動くカナヘビのしっぽ…。
あ、自切しちゃった。
3匹のカナヘビの内、1番長いしっぽだったカナちゃんがしっぽを切ってしまったようです。
ぎゃーぎゃー騒いでいるけど、
徐々に好奇心が勝り…
しっぽつまんで目の前にぶらさげ、
じーっと観察してみたり。
ティッシュで切り口の血を拭いてみたり
そのうちしっぽをティッシュにポンポン押し付けて
「スタンプ〜」とか言い出しちゃう始末。
オイオイ💦と思いつつ、
そのとんでもない発想にこちらもだんだん笑えてきてしまいました。
ごめんカナちゃん🙏
その後しばらくまだキャーキャーやっていたのですが、
私の所に駆け寄ってきて
「切る前にしっぽを振ってた!」と興奮気味に言うので
「大発見じゃん!観察ノートに書こう!」と声をかけると
目を輝かせて走って行きました。
何日か前にカナヘビの観察ノートを書き始めたのですが
実は、いつの間にか娘のやりたい気持ちを上回って
私がやらせようとしてしまったせいで
長女は一度観察ノートへのやる気を失っていました。
私のお気に入りの育児本に書いてあったことを思い出します。
その本のメインテーマは言語発達なのですが、
子どもの見ているものについて声をかけなさい。
今子どもが見ているものから無理やり注意を反らさせて、
大人が覚えさせたいものを見せようとしてはいけない。
ということが書いてあるのです。
この話と通じるものがあると思います。
子どもが今この瞬間に何を見ているか。何に気持ちが向いているか。
それにどれだけ気づけているのかが私の問題。
よく大人が子どもに
「はい、○○ちゃん。これ(犬の人形とか見せて)、なぁーに??」言うけれど
あれは異常なコミュニケーションだということも、同じ本で学びました。
大人の欲優先の関わり方で、
楽しいことを一つ減らしてしまうところでした。
目がキラッと輝いて、よかった😊✨