とあるキャンプ場の管理棟に、
古くてボロボロの世界名作絵本シリーズが置いてあり、長女が夢中で読んでいました。
その中にあった「金の鳥」という話、
すごく展開が面白くて、その後図書館で調べてもらいに行きました。
ブルガリアの民話だそうで、
あんまりメジャーではなさそう。
結局その日は見つからなかったのです。
そんな金の鳥が、
↓の「えほん50」リストに入っていて、なんだか嬉しい。
ヨーロッパの昔ばなしに3兄弟が出てくると、決まって一番下の弟が賢く誠実で成功する気がしますが、
金の鳥に出てくる3兄弟も、やっぱり末の弟が大活躍。
でもそんなにトントン拍子でもなく、
「んも〜なんでそんな余計なことしちゃうんだよっ!」と
途中何度かツッコミたくなる王子なのです。
今買える金の鳥はこちらですが
キャンプ場でみかけたのは、
ファブリこども世界名作シリーズという名前の1977年に出版されたものです。
長女があまりに取り憑かれたように読み続けていたので(キャンプしにきてたのに)、
後日メルカリで発見して購入しました。
40年以上前に出た本をすぐに探せてしまうなんて、本当に便利。
お話の内容も良いのですが、挿絵も素晴らしいのです。
その時代、その地域の文化が反映された詳細な絵で、服装なんかは特に面白いです。
昔ばなしづいている我が家、相変わらず小澤俊夫先生のラジオの過去放送分を聞いています。
そこで紹介された本も買ってしまいましたが、これもまた面白い話ばっかりで、そのうち記事を書きたいと思います。