テレビを見なくなって、代わりにYouTubeを見るようになってどうなったかというと、
個人個人がまったく別のバーチャルリアリティーの世界、
新しいコミュニティの中で生きられるようになりました。
今はまだ、他人がどうしているか横目でちらちら様子を伺っている人がとても多いですから、
実感として捉えられていないかもしれません。
アメリカのテレビは以前からずっと多チャンネルですから、
個人個人の趣味嗜好に応じたテレビだけを見ることもできていました。
日本はそうではありませんでした。
お茶の間にある一台のテレビを家族全員で見ていて、
多チャンネルではありませんから、同じ情報を共有しました。
今でも日本では中高年世代には、テレビばっかり見ている人が存在します。
テレビばっかり見ている人は、やがていなくなるでしょう。
新聞とテレビを誰もが見ていた時代があったことを思わず忘れそうになっていました。
昔は誰もが同じ情報を当たり前のこととして共有していました。
同じ情報を吹き込まれている間は、
人々を恐怖や不安に駆り立てる情報が氾濫しているので、
そこにうっかりつかまってしまわないように心がけたいです。
情報に触れに行かない限り、振り回されることがありません。
現状は、お金がないと生きていけない世の中ですから、
流れてくる情報はお金がなくなる恐怖や不安を煽りがちです。
そこに、働かないとお金が得られないという思考の呪縛があることで、
みんな必死になって働か「ねば」となるのです。
AIの出現などで、「仕事が奪われる」と怖れている人も多いです。
ですがもっと俯瞰の目で見れば、
人間の仕事がだんだんと減っていく、なくなっていくのは必然の流れで、
それを怖れることはないでしょう。
仕事の総量は激減しても、それを奪い合う必要はないのです。
人にしかできないことを、やりたい人がやればいいのです。
あとはロボットやAIにおまかせです。
そうなれば、少なくとも仕事の「苦しみ」からは解放されます。
知識として知っているよという人でも、やっぱり見たことのない景色なので、
おびえてしまいがちなようです。
人間同士の仕事の奪い合い、お金の奪い合いと思い込んでいるから怖いのです。
本当に働きたい有志が「喜び」を享受するためにやりたいことをやればいいのです。
本来仕事はもっと楽しいはずです。
しっかりと認識しておきたいのは、
お金とは便宜的に社会に循環させているだけの「ツール」だということです。
日本はこれから超高齢化社会に突入しますが、心配しなくてもお金はちゃんと回ってきます。
高齢化や仕事の総量が少なくなることで、働けない人や働かない人が増えるのですから、
お金も愛も、条件付きではなくなります。
働かないとお金が得られない、働かないと生きていけない、では条件付きの愛です。
超高齢化社会の先陣を切るのが日本なだけで、他国もほぼ似たような状況なのです。
社会が経済的に豊かになるにつれ子供が減ってくるパターンにあり、
世界全体が経済的に豊かになってきているからです。
中国は一人っ子政策、一組二人までと通算41年間少子化政策を行いました。
インドの人口は2023年に中国の人口を超えましたが、
インドの女性は今も22歳ごろに結婚し10人程度子供を生むそうです。
そして国は、子供は2人までが適当という指導を始めました。
ヨーロッパでは日本よりも前から高齢化が社会問題となっています。
アメリカでは少子高齢化は目立った問題にはなっていませんが、
これは若い世代や中米など子供の多い文化圏からの移住者が多いせいもあるでしょう。
世界全体でじわじわと少子高齢化し、働けない人や働かない人が増えてきます。
本来、愛が無条件であるように、お金も無条件です。
どんな人にも等しく分け与えられて当然です。
世界が一丸となってそこを目指します。
地球上には実はお金はいっぱいあります。そしてどんどん増やされています。
市場に出回るお金の総量は、国家によってコントロールされています。
今は過渡期のため苦しい局面もひょっとするとあるかもしれませんが、
少なくともお金にまつわるどんよりとした暗い未来は見えていません。
経済は心配しなくていい、大丈夫、大丈夫というメッセージを受け取り続けています。
なのでお金は今よりももっと軽くなるのではないかと感じています。
やがて来る新しい世界を見据えて、ゆったり構えて生きていきたいです。
💓今日も、最後までお読みいただきありがとうございました💓