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見かけはこはいが、とんだいい人だ!

酒とROCKと文庫本・・・。仕事と家庭と趣味の三位一体を目指す、働くオヤジのブログです。

GOODBYE “東芝” EMI!

2006-12-20 | ニュースを考える
年の瀬の喧騒に呑まれ、今更ではありますが・・・。

ビートルズ、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、クリエイション、チューリップ、アリス・・・気が付けば、「東芝EMI」でした。思い入れは、やはりあります。

'98に、清志郎は、こんなタイトルのベスト盤を出しているんですね。

「GOODBYE EMI」

<夕刊フジより>

「東芝は14日、英EMIグループと共同出資する音楽ソフト会社、東芝イーエムアイ(EMI、東京)の全株(発行済み株式の45%)をEMI側に売却、音楽事業から撤退すると発表した。売却価格は約210億円。EMI側からの打診に応じた形だが、東芝も「コンテンツ事業はグループの他の事業との関連性が薄れてきた」と判断した。

 株式売却は平成19年度上期中に完了する予定で、19年3月期連結決算で約130億円の株式売却益を計上する見通し。東芝EMIの18年3月期の売上高は466億円。東芝による株式譲渡後も当面は現商号を継続使用する。

 東芝は米原子力大手ウェスチングハウス・エレクトリックの買収や、半導体生産の拡大に巨額の投資を続けている。こうした主力事業に資金や人材を集中するため、関連が薄いビジネスは縮小する考えとみられる。

 東芝EMIは昭和35年にレコード事業を取り扱う「東芝音楽工業」として設立。36年からEMIが資本参加し、48年に現在の社名に変更した。宇多田ヒカルさん、松任谷由実さん、矢沢永吉さん、矢井田瞳さん、椎名林檎さんらが所属している。」

「夕鶴」の劇作家・木下順二さんが死去

2006-11-30 | ニュースを考える
私のHN=惣ど(そうど)は、木下順二さんの戯曲「夕鶴」から拝借したものです。小学6年生の国語の教科書に、「夕鶴」の一幕があり、その中で、主人公の「与ひょう」をけしかける、ワルイ奴として登場します(笑)「運ず(うんず)」という相棒もいて、当時、仲の良かった友人と、「惣ど!」「運ず!」と、呼び合っていたものです(笑)

以後、残念ながら、木下さんの作品に深く触れる機会はありませんでしたが、「硬派な社会派」というイメージがありました。

92歳の終幕だそうです。心より、ご冥福をお祈りいたします。


<毎日新聞より>

「民話を基にした名作「夕鶴」や壮大な叙事詩劇「子午線の祀り」など戦後演劇を代表する戯曲を書いた劇作家、小説家の木下順二(きのした・じゅんじ)さんが10月30日に肺炎のため死去していたことが、29日分かった。92歳。葬儀は遺志で行わない。自宅は東京都文京区向丘2の23の4。

 東京・本郷に生まれ、小学4年から中学、高校(五高)まで熊本で過ごした。東京大英文科でエリザベス朝演劇、特にシェークスピアを専攻。1939年に召集され、入営の前夜に、西南戦争直前の熊本を舞台に苦しみ抜く青年群像を描いた第1作「風浪」(戦後に岸田演劇賞受賞)を書き上げ、病気を理由に即日帰郷した。1941年に東京大大学院修了。

 第二次大戦中は「彦市ばなし」「昔話鶴女房」(「夕鶴」の原形)など民話を題材とした戯曲を書いた。敗戦後、これらの戯曲は次々と発表、上演され、戦後演劇の記念碑的な作品となった。特に「夕鶴」(毎日演劇賞受賞)は、山本安英さん(93年死去)が49年の初演から、つうを1037回も演じて、国民的演劇として親しまれた。97年からは坂東玉三郎さんが女形で再演している。

 戦後の新劇運動、平和運動などで主導的立場に立って、強い実験精神に支えられながら、歴史と人間との鋭い緊張関係を描いた。ゾルゲ事件で処刑された尾崎秀実を主人公とした「オットーと呼ばれる日本人」、沖縄の祖国復帰をめぐる問題を追究した「沖縄」、戦争責任をテーマとした「神と人とのあいだ」(第1部「審判」、第2部「夏・南方のローマンス」)など秀作が続く。その先に、「平家物語」を題材に宇宙と個人の対立を力強く描き切った傑作「子午線の祀り」(78年)が結実した。

 長編小説に「無限軌道」「本郷」など。全16巻の「木下順二集」と全8巻の翻訳「シェイクスピア」で89年度の毎日芸術賞を受賞。趣味の馬術を生かした随想集「ぜんぶ馬の話」が読売文学賞を受けた。84年に芸術院会員に選ばれた時は「一介のもの書きでありたい」と辞退している。

 ▽演劇評論家、大笹吉雄さんの話 さまざまな作品から三つあげるとすれば、民話劇の「夕鶴」、歴史劇の「オットーと呼ばれる日本人」、古典を現代化した「子午線の祀り」が代表作でしょう。戯曲や評論、翻訳など、さまざまな形で日本語の美しさを追いかけた方でした。戦後を代表する進歩的文化人でもあったと思います。」


何のための、著作権?

2006-11-09 | ニュースを考える
この記事だけでは、解らないが・・・。

オリジナルの曲は、なかったのかなあ。
“客の求めに応じて”演奏して、違反なの?
盗作紛いの楽曲の方が、問題じゃない?

何のための、著作権?



<読売新聞より>


「警視庁石神井署は9日、東京都練馬区石神井町3、飲食店経営×××を著作権法違反の疑いで逮捕したと発表した。

 調べによると、豊田容疑者は今年8、9月、経営する同区内のスナックで、日本音楽著作権協会と利用許諾契約を結ばずに、客の求めに応じて、同協会が著作権を管理するビートルズの「イエスタデイ」など外国の曲計33曲をハーモニカで演奏したり、ピアニストに演奏させたりした疑い。

 豊田容疑者は1981年にスナックを開店して以降、生演奏を売りにしていた。同協会では契約を結ぶよう求めていたが、従わなかったため、今年9月、同署に刑事告訴していた。」

教科書から削る文字!2

2006-10-05 | ニュースを考える
「乱れた言葉遣い」は、不快に感じることがありますが、
「間違った言葉遣い」は、時として、文化を感じます。

「言葉」は、変り行くもの。
それは、「文化」ではないでしょうか?
21世紀の現在、江戸時代と同じ言葉遣い、
どれだけあるでしょう?

今回は、「教科書に足す文字」です。



<産経新聞より>
「敬語の見直しについて検討していた文化審議会国語分科会の敬語小委員会は2日、「尊敬」「謙譲」「丁寧」の3つに分類されている敬語を5分類に改める指針案をまとめ、了承した。新たに謙譲語を2分類し、「お料理」など上品さを表すための言葉を「美化語」として丁寧語と区別した。

敬語の性質を厳密に分類することで、誤用や混乱を防ぐのが狙い。

指針案では、「お酒」「お料理」など聞き手に上品な印象を与える表現を「美化語」として独立した敬語の種類とした。これまでは「です」「ます」などを文末につけることで丁寧さを添える「丁寧語」の一種とされてきた。

ただし、「お導き」「お名前」などの「お」はこれまで通り尊敬語、「お手紙」の「お」も「先生からお手紙をいただく」なら尊敬語、「先生にお手紙を出す」なら謙譲語となる。

また、謙譲語も(1)「申し上げる」「お目にかかる」など自分がへりくだることで動作の対象となる相手への敬意を表す「謙譲語I」(2)「私は海外に参ります」の「参る」や「いたす」「小社」のように自分の動作などを丁重に表現する「謙譲語II(丁重語)」―と2分類した。

敬語小委はこの案に修正を加え、親部会である国語分科会総会に報告。来年2月に文化審議会から答申される。」


伝説が、C.C.Lemonに!

2006-09-23 | ニュースを考える
ARBやBAHO、シブ公で見ました!確か、”GUTS”ツアーも。
これからは、

「ねえ、今度のC.C.Lemon、行く?」
「ウン、久し振りに行こうか!」
とか、

「今日のライブ、最高だったね!」
「いやあ、まさに、伝説のC.C.Lemonだね!」
とか、

そんな会話になるのでしょうか?
頑張れ、サンゴリアス!(笑)



<シブヤ経済新聞より>
「渋谷公会堂(渋谷区宇田川町)のネーミングライツ(命名権)の取得先が9月20日、明らかになった。権利を取得したのは電通(港区)で、導入後の施設名称は「渋谷C.C.Lemonホール」。

 契約期間は5年間で、取得金額は年額8千万円に消費税を加えた計4億2千万円。同社はすでに大手飲料メーカーのサントリーに対し権利を転売済みで、炭酸飲料「C.C.Lemon」の名を冠した施設名は、今後5年間存続させるという。同社は、「ネーミングライツは著名な音楽ホールとして初めてのもので話題性がある」と判断、導入後は、各種企業のプロモーションなどホールを利用した周辺業務に着手するという。

 東京オリンピックの重量挙げ会場として1964年に開業後、多目的ホールとして長年親しまれてきた渋谷公会堂は、施設の老朽化に伴い改装工事が進められてきた。渋谷区は6月、同区初の試みとして、施設名にスポンサーの名を冠することができる命名権を導入すると発表、取得企業の動向に注目が集まっていた。新名称は、リニューアルオープン日となる10月1日より導入される。」