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sou16の物理学的な週末 ~sou16's Physical Weekends.

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北東インド遠征 第6日目(書きかけ)

2024年11月06日 | 登山


6:28、起床。
山間なので日の出は見えませんでした。


朝食はお粥とRoti(ロティ)にバナナ。
Rotiにパクチーが練り込まれるという攻撃を受けましたが、
何とか耐え凌ぎました。


今日は勝負の日。
今回の4日間のトレッキングで最大の
1,400mの標高差を1日で登り詰める必要があります。
それも標高2,200mから3,600mへという高所勝負です。
体調が万全であっても相当にキツいと予想される行程なので、
ガイドさんの提案通り、体調を崩してしまったメンバーは
残念ではありますがGurdum(グルダム)に待機してもらって、
残りの5人で登山を続行することにします。


今日は初っ端が一番の急登。
情け容赦無い勾配にめげす歩を進めます。


ちょっと歩くとストゥーパが現れました。
日本では訛って「卒塔婆」になったものです。
この辺りはチベット仏教が多いようですね。


マニ車ならぬマニ岩もありました。
触って回ると御利益があるのでしょうか。


マニ岩の上から見える向こうの山々はブータン領だそうです。
実はArunachal Pradesh(アルナーチャル・プラデーシュ州)ではなく
前半にブータンを組み合わせるという案もあったのですが、
ビザ取得が困難で諦めました。


マニ岩がGurdum集落の縁だったようで、
遂に(漸く?)舗装が途切れて登山道らしい道になりました。
とはいえ、日本の登山道に比べると相当歩きやすいです。
日本だと草木が生育旺盛で道が埋もれやすいとか?


恰もその辺の低山里山みたいな景色ですが、
こう見えて標高は2,700mを超えています。
日本なら日本アルプスでしか経験出来ない標高なのです。
海面と比較して3割減の酸素密度は確実に体力を削いできます。

行動食を持って来いと明示的には書かれていなかったから
ガイドさんが適宜食料を分けてくれるのかと思いきや
集落でのご飯休憩以外では全く補給が無くて力が出ない…
せめて水で誤魔化そう…
と立ち止まって水を飲もうとすると、
「もう少しで茶屋があるから止まらず頑張ろう!」
とガイドさんが急かしてきます。
おお、茶屋があるのか…!
そう聞くと俄然やる気が湧いてくる!

……
茶屋は何処…何処…
喉も渇いたし、お腹が空いて倒れそう…
もう少しって全然もう少しではないじゃないか…
まさか今日の宿泊地のことを指していないよな…?
だとしたら多分そこまで辿り着けずに斃れそう…


あれは…茶屋か!?
幻覚じゃないよな!?
死にそうになりながらDhopitar(ドピタル)の茶屋に着きました!
ダージリンティーが最高に美味しい!
しかし、ここは完全に登山道しか通じていないのに
急に小屋が現れるんだな…
それは日本の山小屋も同じか。


草地に座って談笑したり、
ギターを弾く人も居たりして楽園のような雰囲気です。
ここで昼食休憩というのも乙ですね。


…と思ったのですが、
食料はバナナ1本しか貰えず登山を再開させられました。
ちゃんとした昼食は上の宿に着いてからだそうです。
ま、マジか…
スパルタだな…


標高を上げるとガスってきて
苛烈ながらも確実に熱を供給してくれていた太陽が隠れたので
一気に高山らしい冷え込みになってきました。
尚のこと体力を奪われる…


パッと見は奥秩父か何処かの山にも見えますが、
こう見えて標高は既に3,000mを優に超え、
日本なら富士山以外では存在しないレベルに突入。
一歩一歩が有り得ないほどに重いです。
これは写真をお見せしてもご理解頂けないでしょうが…
かと言って歩みを遅くすると今度は寒い…
小屋は…小屋はまだか…


おや…?
ガイドさんがあそこに立って待っているということは…


つ、着いた…
着いたー!!
今夜の小屋があるSandakphu(サンダクプー)の集落に到着です!!
空気の薄さの所為なのか過去一疲れた…
休憩を含めても行動時間が5時間しかなかったとは信じられない疲労です。
辛い経験を都合良く忘れているだけかも知れませんが、
11時間歩いた剱岳の2日目(2020/9/21)
13時間歩いた大峯奥駈道の2日目(2013/9/8)よりも辛かったです。
肩の痛みがヤバい…

 

 

To be continued.


北東インド遠征 第5日目(書きかけ)

2024年11月05日 | 登山


5:10、起床。
今朝は一層綺麗にKanchenjunga(カンチェンジュンガ)が見えます。
今日早起きしたのは他でもない、
あのKanchenjungaをより間近に拝む為のトレッキングに出ます!


早朝の閑散とした歩行者天国で集合し、
旅行会社の事務所に不要な荷物を預けて出発します。
インドの乗合ジープ再びか…


これは今までで一番の窮屈さ!
助手席に2人、後部座席は1列4人ずつの計11人を押し込んでいます。
これでDarjeeling(ダージリン)から更に奥地へ行くのか…


予想通りのとんでもない山道です。
骨盤と肩関節が隣の人とくっつくような凝縮状態で
揺れるわ跳ねるわの大混乱です。
車酔いで吐き気を催している人も居ます。
登り始める前から辛い…


Dhotrey(ドトリー)で朝食休憩。
ただでさえここまでの5日間で疲労が蓄積しているので、
既に満身創痍になりつつあります。
ネパール料理のThukpa(トゥクパ)とMomo(モモ)で
歓迎して下さっているのですが、正直全く食欲が湧きません。
ネパール料理は胃腸に優しそうな薄味なのですが…
でも、日本人としては逆に塩気が欲しいかも。


ネパールとの国境地帯を走り続けます。
インドの凄いところはこんな僻地であっても
結構な規模の集落がそこかしこにあること。
人口世界一の国は違いますね。
貧弱な山道しか無いけど物流とかどうしているんだろう。


休憩込みで4時間を掛け、やっとの思いで
登山口のRimbick(リンビック)に辿り着きました。
Singalila National Park(シンガリラ国立公園)の玄関口ということで
結構大きな町になっています。
これだけの人間が住むだけの物資をどうやって…


Singalila National Parkは国立公園であると同時に
ネパールとの国境地帯でもあるので、
ここで警察と軍に対して登山届を提出します。
この辺りの管理はしっかりしていますね。


これと言った案内も無い
ただの作業道みたいな階段から入山します。
これはガイドが無いと分からないな…


初っ端から相当な急登です。
しかし、かなりちゃんとした階段が整備されていますね。
それが有難いかと言うと微妙なところですが。


民家の裏手を抜けるような箇所もあります。
というか、こういう民家に住んでいる人達の為に
整備維持されている道を用いてトレッキングしているのでしょうか。


しかも、現れる家々は周囲で手に入る材料を用いたような木造ではなく
どれも立派なコンクリート製です。
どうやって資材を運んだのだろう…
人海戦術で歩荷したのでしょうか。


毎回この超が付く急坂を上り下りするのは大変そうですが、
Kolkata(コルカタ)のような大喧騒の中で揉まれるよりは
QOLの高い生活を送れるのかも知れませんね。


一頻り急坂は登りきったようで水平移動に移りました。
まだ細々した上り下りはありますが。


古代遺跡みたいな治水設備。
砂防ダムでしょうか?
いや、どちらかと言うと取水関係かな。


再び民家が現れました。
Upper Sepi(アッパーセピ)という場所のようで、
ここで昼食休憩を取るとのこと。


昼食は当然カレーです。
ガイドさんがネパール人だからなのか、
国境が近くてネパールの影響を受けているからなのか分かりませんが、
インドカレーではなくネパール式のカレーだとか。
刺激少なめで美味しい。


勿論食前食後にはダージリンティーが供されます。
茶碗は中華風ですね。


カレーとダージリンティーで体力を回復させたら
再びゴリゴリ歩いていきます。
旅行会社の資料には出発地点と到着地点の標高しか載っておらず、
今日は150m登って終わりの簡単な行程
かのように書かれていたのですが、
実際にはアップダウンが激しくその何倍も登っている気がします。


ふと後ろを振り返ったら、
何処から来たのかいつの間にか犬がついてきていました。
ガイドさんに尋ねたら
「地元ガイドだよ!」
とのこと。
可愛い。
けど、山道をついて来れるのかな…
あと、ちゃんと元の家に帰れるのかな…

 

 

(以下、メモ書きネタバレ注意)

ヤクの肉
ジャーキーみたいで美味しい


接待登山 十二ヶ岳

2024年10月27日 | 登山

お客さんとの接待でやるスポーツと言えば?
ゴルフ?釣り?
そんなのはもう前時代の化石の如き考えです。
新しい時代の接待と言ったら登山で決まり!
長い時間一緒に過ごすので深い話が出来る、
混雑していない山を選ぶことで秘匿性を極めて高められる、
装備を褒めてよいしょすることが出来る、
疲れてきた頃合いでその人の本性を垣間見ることが出来る、
共に困難を乗り越える経験をすることで絆を深められる、
正に接待にうってつけのスポーツであると言えるでしょう
(※登山を接待に用いたことによる損害に対して
当ブログは一切の責任を負いません)。
という訳で、今日は仕事で知り合った山好きのお客さんと
一緒に山梨県の十二ヶ岳へ登りに行くことにしました。


電車だと物凄く遠回りになるので車でアプローチしました。
他の参加者は河口湖駅からバスでやって来るので
車を停めたら毛無山登山口バス停に移動します。


バス組と合流して文化洞トンネル脇の登山口から入山します。
雑草に覆われていてやけに分かり難い登山口だな…


同じバスで高齢者軍団も来ていたので、
引き離せるよう樹林帯の急登を足早に登ります。


特筆すべきことの無い樹林帯を抜けて山頂直下まで来ると
初めて視界が開けます。
西湖が良く見えますね。


毛無山(標高1,500m)登頂。
毛無山と言う割には木々に囲まれがちな山頂です。
…多分、晴れていれば裏にどでんと富士山が見えるんだろうな。


ここから十二ヶ岳に向かって稜線を伝い、
一ヶ岳からカウントアップしていきます。


岳…うーん、岳?
数合わせに無理矢理岳扱いしてない?


四ヶ岳は十二ヶ岳随一の展望にも恵まれ岳感があります。
ここも富士山が見えるんだろうな。


しかし、十二ヶ岳を選んだのは富士山が見たいからではありません。
実はこの十二ヶ岳、低山ながら岩場や鎖場が楽しめる山なのです。
四ヶ岳辺りから思ったよりちゃんとした岩場が現れるようになります。
接待でそんな山を選ぶな?
いやいや、山好きにはこういうのが刺さるんですよ。


六ヶ岳からはガスに包まれてしまいました。
霧に包まれる岩場はそれはそれで味がある。


八ヶ岳登頂。


九ヶ岳は山頂まで行くことを諦めて巻き道が付けられています。
トラバースはトラバースでそれなりに危険ですが。


十ヶ岳は何なら鞍部に看板があります。
その気になれば攀じ登れるかも知れないけど。


厳つい岩場になってきました。
この山の特徴として、鎖やロープの1本1本が非常に長いです。
下手したら50mとかあるのでは…?
鎖場は先行あるいは後続の人が掴んで揺れると危ないので
原則として1本の鎖を同時に2人以上が掴まないようにするのですが、
これだけ長いとそれが儘なりません。
この点は接待に向きませんね。


十一ヶ岳山頂を過ぎ、ラスボスの十二ヶ岳に向かって進むと
鞍部に現れるのがこの山のハイライト、
十二ヶ岳の吊橋です!


安倍奥(2024/10/6)とは違ってステンレス製で頑丈な踏み板
ではあるのですが、
ステンレス製であるが故に今日のように濡れていると滑ります。
そして、何故か袂が固定されていないので
左右にぶらんぶらん揺れます。


更に取り付き部が異常な急勾配、というか岩壁です。
中々痺れさせてくるじゃあないか。


これには皆さん大盛り上がりです。
吊橋効果も狙える…かは謎ですが。
1人ずつしか渡れないですしね。


ここからはひたすらに鎖場です。
こんなに長い鎖場が許されるものなの?というくらい、
吊橋から十二ヶ岳山頂まで殆ど途切れることの無い鎖場です。
今日のように岩が濡れていると
ある程度鎖にも頼らざるを得ません。


この辺とかは晴れていたら
雄大な富士山を背景に岩登りが出来るのかな…


という訳で、無事に十二ヶ岳(標高1,683m)登頂です!


山頂は狭いので、少し戻って広い分岐点で昼食休憩。
バーナーを持ってきたので緑茶を淹れて
標津羊羹と一緒に頂きます。
肌寒い山で飲む温かいお茶は最高ですね。
今シーズンで初めてまともにバーナーを使えた。


一服を終えたら別のルートで下山します。
こちらも長いロープと鎖が入り乱れているな…


梯子もありました。
山用の鉄梯子ではなくて普通の脚立を転用したものが。
梯子を要するほどの場面かな?


どちらかと言うと真に難しいのは鎖や梯子よりも
こういうなだらかな植林地帯です。
ルートが分かり難いことこの上無い。
ここまでで培った信頼関係を活かしつつ
皆でルートファインディングしながら進みます。


という訳で無事下山。
登山口すぐにあった温泉で汗を流して裸で語らいました。


やっぱり、接待で登山は普通にアリだと思うんだよなぁ。
まあ、それが本当に一般的になって
サラリーマンで山が混んだりしたら困るけど。


佐渡島遠征 第2日目(書きかけ)

2024年10月13日 | 登山

4:29、起床。
登山部で来ているのですから、
勿論のんびり島巡りだけして終わる訳はありません。
山に登るから登山部なのです。


という訳で、未明の佐渡島で車を走らせて登山口にアプローチします。
採石場を過ぎると露骨に道が悪い!


登山基地のドンデン高原ロッジに着いたところで日の出。
風が強くて寒い!
関東とは大違いだな…


今回は佐渡島の北半分を占める大佐渡山地を縦走します。
ただ、佐渡島は大きいので完全縦走ではなく4分の1くらいですが。


それでは入山します!

 

To be continued.


登山部秋の道東遠征 第4日目(書きかけ)

2024年09月16日 | 登山


元々今日は摩周湖観光でもしてお茶を濁す予定でしたが、
同行者が
「羅臼岳が思ったより楽だったのでもう一座くらい登りたい」
と言い出したので、
日本百名山を梯子して雌阿寒岳にも登ってみることにしました。
夜明け直後の国道241号を走ります。
エゾシカの飛び出しが多過ぎる!!
あいつら自分からぶつかりに来るんだけど当たり屋かよ…


間一髪で衝突事故を避ける場面を幾度と無く抜けながら
どうにか無事故で雌阿寒温泉登山口に到着。
6:23に入山です。


いきなりかなりの急登です。
今日は中1日で計画に無い日本百名山を梯子するということで
疲労がどれほど残っているか若干の不安要素があるので、
細かくタイムリミットを設定してプランBやCに移行出来るようにします。
プランCは雌阿寒温泉から雌阿寒岳ピストン、
プランBはオンネトーへ下界する周回、
プランAは雌阿寒岳と阿寒富士を登った上でのオンネトー下山です。
プランAは最低でも標準コースタイムの0.9倍で歩けないとな…

 

To be continued.