青い日記帳

彼氏持ちリーマンの独り言

俺と彼氏のスタンス

2008-12-26 21:45:47 | Weblog
基本、人と積極的にかかわりを持ちたいとは思わない俺だけど、付き合うんだったら、こういう人がいいなと、漠然と考えてました。
同年代で、仕事に対して真摯であり、尊敬できるポイントを持っていて、同じ価値観を共有できて、お互いを支え合えるような人
さらに俺好みの顔で、身体を鍛えていて、セックスの相性も良い。

でもこれは理想であって、現実にはそういう選択支にならなかった。良くいう「恋人にしたい人のタイプと奥さんにしたい人のタイプは違う」ってやつですかね。

彼氏は、現在無職で就職活動中。一年ぐらい無職のままでいて、流石にこのままでいい筈がないと、ケツを叩いている最中。

俺と彼氏の関係は、一方的な力関係で成り立っている。
現在は、彼氏の分の衣食住から遊ぶお金まで俺が負担している。
これが出来るのは、俺が普通だったら、奥さんと子供を養いつつ家のローンを払うぐらいの収入があるということと、彼氏があんまり贅沢を言う人間ではないから。

贅沢さえ言わなければ、このままずっと生活することもできるけど、俺が60を超える頃には金銭面での破綻を迎えるのは目に見えている。だから彼氏には早く一人立ちできるくらいの甲斐性を身につけてもらいたい。

働き盛りの男二人の収入を合わせれば、一人ではできないことや、豪勢に遊ぶこともできるし、老後の生活を見据えた蓄えだってできる。

金銭面で依存している彼氏からは、何ももらっていないかというと、そうでもない。よ~く考えてみると、精神的安定をもらっているようだ。

俺自身、社交性があるとは言えないし、生来の出不精がたたっていることに加えて、住んでいるロケーションの問題もあって、いわゆる彼氏、ゲイ友作りには消極的だった。特に生活面においては、むしろあまり干渉されたくない、一人の時間が好きっていう人間だった。

だから、普段の生活で寂しさを感じても気にしない、遊びに行くにも買い物や映画を「お一人様」で行ってたし、性欲はゲイビを見ながら、オナニーで解消。どうしても男の身体が欲しくなった時だけ、都内のハッテンバへ出かけて、つかの間の快楽を求める。
そんな自分だから、出すもの出してしまえば、相手が話をしたそうにしたとしても、「ありがと」と言って、さっさとハッテンバを後にする。

そんな孤独が好きだった自分が、今の彼氏と会い、だれかと同居できるなんて自分でもビックリ。
さらに面倒くさがりなくせに、意外と世話好きな一面を自分で見つけてしまった。

彼氏と一緒に暮らすことで、誰かと一緒に暮らす安らぎや、同じものを見たり、おいしいものを食べたりして、共感することの楽しさっていうものをもらったのは、今の彼氏からだったりする訳です。
俺と彼氏の関係は、確かに経済的には一方的に依存する関係ではあるけど、他方では俺の方が精神的に依存してるのかもしれません。
ただこの関係はまだまだ途中段階で、まだまた良くなるはず。
そのためにも、彼氏に経済的、人間的にも自立できるようにうながさないと。