錨猫

細く・長くの更新を心掛けます。

自作ロッド

2006-02-15 19:33:25 | ボート釣りほか
前回少し登場したサオですが、S社・D社の市販品の半分以下の予算で
手に入り、オールマイティに使えますので皆さんもこの時期「挑戦」して
みませんか?
40号オモリをぶら下げた写真です。 やや硬めの調子です。

赤い方は白よりも胴に乗ります。  素材は名古屋市西区のフィッシング丸の内
(052-231-1091)で入手できます。
ブランクスは塗装済みとグラスそのままが有りますが、価格はほぼ同じで¥6.000~
です。   ねこの使っているのは元径が13mmと14mmです。
塗装はカシューを指で伸ばして2回塗りをしています。 乾燥はタレ防止もあって
吊り下げて乾燥させています。

ブランクスには背と腹があり、背(張りの強い側)にガイドを固定します。
ガイドセットは¥5.000~入手できます。  ねこは飾り巻きをしていますが
実釣にはしっかりと固定されていれば問題はありません。  飾りをすると
イト代が少々(¥1.500くらい)余分にかかります・・・

ガイドはセロテープで仮止めして、曲げた時サオと干渉しない位置を決めますが
ねこは丸の内で売っているサオからカンニング?しちゃっています。
巻き糸の固定には「エポキシコート」を使用しますが、これが一番の難所です。
本職は回転台を使うのですが、俄か竿師はダンボール箱に切り込みを
入れた物にサオを乗せ、テレビでも見ながらタレない様に1時間以上クルクルと
回します・・・

バッド(握り)部は既製品も有りますが高くつくので、ねこは使わなくなった
投げ竿の元竿を流用しました。 ブランクスとの隙間はタケを割った物を
挟み込んだり、細めのロープを巻いたりして埋めています。
リールのパイプシートとバッドの隙間はシートに各サイズが有るので使用する
物に合わせて購入できます。  また、ブランクスとバッドの段差はテーパーの
付いた木材が丸の内に売っていますので簡単に合わせられ、最後は
熱収縮チューブを使用して仕上げます。
バッド上部の飾り巻きはやると判りますが、クロス目が一直線に並ばない・
折り返し部が思う所に来ない等、イライラしますが慌てずにやればなんとか
なります。  全部のイトを巻き終えてからエポキシコートを乗せます。