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soraとお散歩

日々のあれこれ、お気に入りのあれこれ、
心に沁みたあれこれ....人生の彩りを記してます。

薄緑の羽

2009-07-10 | Weblog
セミの羽は布に例えると、琉球絣、はたまた、オーガンジー

普通に見かけるセミの羽はうすーいベージュ色をしていたと思うけど、

生まれた時はこんなステキな淡い緑だったのね...

この瞬間に出会えてよかった。

Fw:じんわりじんわり

2009-07-10 | Weblog
事務所に戻って仕事をしていても、気もそぞろです。

ちょっと見ていないうちに、だいぶん出てきました。

ぽつぽつ雨が落ちてきたよ、セミさん。

今日は出てこなかったほうがよかったのに..

しかし、小さな殻の中に、よくまあ、こんな体が入っていたなんて...

不思議ね。

Fw:蝉の誕生

2009-07-10 | Weblog
おぼろげながら、蝉の一生は短いと知っていました。
幼虫で土の中に7年、羽化してから14日くらいの儚い命...
夏の朝に響くあの声は命を削って鳴いているようで、切ないものがあります。

今日、思いがけず会社の大きなクロガネモチの木の下、カサブランカの
蕾に掴まり羽化している蝉を見つけました。

初めての経験です。目が離せません。ドキドキ...ちょっと(キモチワルイ)ゴメンナサイ。
セミさんの目、真剣です。
この、両端のうす緑は何?

じーじのステンドグラス

2009-07-08 | Weblog
空のじーじはとても手が器用です。体を使ってする仕事は得意です。今はステンドグラスを頑張っています。この制作においてガラスの色合わせが一番不得手なんですが、カラーコーディネートは自分で決定するしかありません。
出来上がったら、真っ先に私に連絡が来ます。
ウ~ン、めり張り大好きなお兄ちゃんらしい。
とっても素敵なランプです。

七夕の日に

2009-07-07 | Weblog
今日は曇っているからお星さまは見えませんね。
夕べのお月さまは愁いを含んだきれいなお月さまでした。
今夜あたりが満月かしら...
昨夜のテレビのお天気コーナーで一つ勉強しました。
「洗車雨(せんしゃう)」
7月6日に降る雨のことをこう呼ぶのだそうです。
織姫に会うために彦星が牛車を洗う、その水滴が雨となって空から降るそうな...
なあーんてロマンチック
この織姫と彦星の物語だけは、時がどれ程移ろっても私たちの記憶に残っている
のですね

去年の7月7日は由布院から久住高原に一泊旅行に行きました。
写真を見たらみんな最高の笑顔をしている。
夕ご飯を頂いた後部屋に戻り、みんなで、縁側で星を見ました。
緑の草原を渡る風が心地よくて....楽しいお喋りをしていたらどこからともなく
ホタルが一匹飛んできました。
広い草原にたった一匹のホタル...神秘的でした。
あの時、一緒に歓声をあげた邦子姉さんが還らぬ人になってしまって...
今年、また去年の場所にいたら、邦子姉さんがホタルになって会いにきてくれた
かもしれないなあ...
思い出の尽きない七夕の日です。

写真は久住の宿の玄関口のつくばいです。

空ちゃん、ダウン。

2009-07-07 | Weblog
7月4日(土)、夫の法事をさせていただいた。
彼の人生を思い出し、この10年間のことをつらつらつらと振り返ったら
涙がとめどなくあふれて....困った。
まわりのみんなに支えられてきた10年だった。夫も、姿は見えないが、ずーと
変わらず、私たちを愛し見守ってくれている。

ありがとう  ありがとう   ありがとう

法事のために、全員出かけるので、空は家でお留守番ということにした。
最大4時間家を空けることになる。
息子と打合せをして、わたしが先に家をでた。

会食中、じーじも私も気もそぞろだ。
食事が終わり、皆さんをお送りして、家へまっしぐら
先に俊が家に入った
「空はいない、もう秀じーちゃんが連れて行ってる」
「家の中はどんなになっている?」
「なーんも」
さぞかし、家中とり散らかっているだろうと覚悟していたのだが、きれい..

ああ~~空ちゃん、ごめんね
コンクに空の大好きなおやつを詰めておいたのに、触った形跡がない、そっくり
残っていた。
また、カーペットの上に2か所、いつものアワアワを吐いた後....
兄の家に迎えに行ったら、飛びついてきたけど、なんか違う。
義姉が、ご飯も食べない、おやつもも食べない、じーじのところにも行かない
と嘆いた。
どれほどか、ショックだったのだろう..
翌日は一日中、吐いてぐったり、吐いてぐったり、なにも食べない状態だった。
そんなに、そんなに空ちゃん、悲しかったのね、ゴメン、ゴメン。

手作りカード

2009-07-03 | Weblog
家族の誕生日、クリスマス、結婚記念日、には、必ずプレゼントとに
カードを贈ってくれた夫。

これは、結婚記念日に頂いたもの。

12年×α=2   いまもこの意味がわからないのです。

ただ、言葉では表現できないけど、「永久の愛」を感じさせてくれます。

詩・羅漢亭にて

2009-07-03 | Weblog
  

 ギロリと眼をむいた 羅漢さまよ
 お前さまは まあ一日中そのようにじっとしていて
 そのように大きな鼻をなすって いってえ何を考えていなさるだ

   え いってえ何を見つめていなさるだ

 おや お笑いなすったんですかい 
 いま ふいとお顔が歪みましたよ

   ああ、そうなんだ そうに違えねえ
 きっと お前さまには見透かしなんだな

 そんなにじいっと動かずに居なさるが 何もかもとっくの昔に
 ご承知なんだな
 この へどの出そうな人の世の
 いってえ 何が嘘で 何が真実で 誰がしあわせで
 
 それから このちっぽけな人間共の恋とか金とか まだまだたくさんの
 しゃらくせえ悩みなんか それはもう 何もかも...

 おや 今度はそんなに悲しそうな顔をなすって
 何か お気にさわりましたかい  のう 羅漢さまよ  羅漢さまよ

 でもねえ どんなに苦しとも どんなに悲しくとも どんなに....

    ああ それでも 涙だけは見せたかあないもんで ござんすよ
    涙だけはねえ

 そうじゃござんせんか  羅漢さまよ


※この詩は夫が22歳のとき作ったものです。
 大学受験に失敗と同時に体を悪くして、悩みを抱えつつ、将来に希望が無くなっ た、とき作ったそうです。
 詩もいろいろ書いておりますが、わたしには一番心打たれる詩です。