2015年3月5日
ずっと憧れていることがあります。
40年近くこの事務所で経理の仕事をしながら生きてきましたが
窓の向こう、大きなクスの木を見ながら、
川べりの桜を見ながら
空ゆく雲や夕焼けを眺めながら
ここではないどこかを夢みてきました。
自分の命がいつ尽きるかわかりません
今日かもしれない、明日かもしれない、10年後かもしれない....
しかしそうたいして長い年月ではないでしょう
もう未来を夢想する時はとっくに過ぎていきました。
一念発起で取り組めば、長年の憧れを現実のものにできるかも....
いやいや失敗を恐れずに突き進んでいくのは若者だけの特権です。
わたしは知りすぎました、多くのことを...
新しいことを始める喜びより負うかも知れないリスクに怯えます。
二月のカレンダーを破り三月のカレンダーを見たとき
ピッと閃くものが....
幸せ色、イエローカラーで彩られたアーチ、
緑の芝生からこのアーチをくぐると私の憧れのカフェが
あるのです。
お店の名前は以前から決めていました。
作家 五木寛之さんの対談番組名が「風のカフェ」というのですが
なんてステキ♪と思っていて、この名前にしました。
エッセイ「風に吹かれて」はよく読んだものです。
「風のカフェ」はいかにも五木さんらしいと思いました。
この名前にインスパイアされて頭の中にお店が少しづつ出来、
三月、カレンダーの写真で脳内カフェをオープンさせた次第です。
昨日の「脳内カフェ」を読んでくださった方は
突然、「なんのこっちゃ?」と思われたことでしょうね(笑)
これから時折お店にご案内しますので
よろしくお付き合いくださいませ。
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