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『想いもつのれば山となる』

日頃思う事、毎日起こる出来事について感じたことを文章にして残してみよう。という試み……

秋の夜長に読書とはこれいかに

2007年10月20日 | 
伊坂幸太郎さんにハマる。

重力ピエロ (新潮文庫)
伊坂 幸太郎
新潮社

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アマゾンのレビューを見ると、
村上春樹氏と同じタイプの作家であるような
意見が多い。(それも賛否両論ですが)
確かに、ウィットに富んだ会話なんかが、
非現実的だけれども魅力があって
なんとなく幻想的なところは村上春樹氏と似ている。

全体の印象としては、また違う感じがしたけど。

魂を揺さぶられる感動が!!
という大げさなものではないのですが、
静かに発熱するような、微熱が延々続くような、
確かな「ほてり」を身体に感じる物語でした。

以下の2冊も購入。
楽しみです!

アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)
伊坂 幸太郎
東京創元社

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↑これは先日映画化されていましたね。

ラッシュライフ (新潮文庫)
伊坂 幸太郎
新潮社

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松山ケンイチくん届く

2007年08月04日 | 
仕事から帰ったら、某出版社からの小包が。
「なんぞや?」
思い巡らせ、思い当たる。

「まっ、まさかっっ!!!」

そのまさか。

厳正なる抽選の結果、当選したモノ↓


松山ケンイチ 1st Photo Book 起
1週間編集部
講談社

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松山ケンイチくんの写真集です^^

いやぁ…写真集なんてもう何年買ってないだろう。
最後に買ったのは裕木奈江さんのかな?

松山くん好きだけど、写真集を買うほど熱狂的というのでもない。
写真を見ながらニヤニヤする『好き』とはちょっと違うのですよ。
(ちなみに裕木奈江さんではニヤニヤしてました。←オイ。。。)
だけど、何かで当たったり、誰かに貰ったりしたらば
そりゃあ嬉しいよなぁ~♪っていう(笑)。
そしたら先日、ある雑誌でプレゼント告知を見かけて、
ダメもとで応募してみたらこのとおり!
バンザーイ
ちょっと早い誕生日プレゼントだと思っておこう♪
某出版社さま、ありがとうございますっ!!!

ニヤニヤはしておりません!断じて!いやほんとに!
そういうんじゃないから!(←なんで必死?)
(*^^*)
でもまぁ…なにをおいても松山くん可愛い~。
指なが~い&きれ~い。
人間として、非常に魅力的だなぁ~と、改めて思いました。
コメント (2)
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得したよっ♪

2007年07月10日 | 
雨がしとしと降る中、
「なんだか腹痛ぇ~(泣)」と思いながら
(いやホント痛くて。原因不明。Pちゃんぢゃないのよ。)
仕事帰りにデッカイ本屋へ寄った。
家の近所の本屋、どこを探しても無くて!

それは。

『キネマ旬報』7月下旬号。

そう、「キネ旬」ですよっ!
まだまだ在庫たくさんありました。
さすがデカイ本屋。
今後も頼りにしてます^^

松山ケンイチくんが表紙&巻頭特集なので
早く読みたかったのでした。
いやぁ~、久々に買いましたキネ旬。
ちょいと昔は図書館で毎号読んでたなぁ…。
さすが、歴史ある専門誌。
内容濃いわ。

なんと!裕木奈江さんのインタビューも載ってて
めちゃめちゃ嬉しかった♪
バンザーイバンザーイ \(^o^)/
奈江さん綺麗~♪

コメント (3)
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お月さん -桐江キミコ-

2007年06月21日 | 
~ 12のストーリーからなる短編集 ~

お月さん
桐江 キミコ
小学館

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平凡、だとか。
一般、だとか。
おおかたの人間の人生はそう括られる。

世に影響を与える偉業を成し遂げたり
生まれ持った才能と努力で人々を魅了したり…
後世に名を残し、その生涯を語り継がれるような人物ではなくとも
人は誰でも同じ時間の流れの中で生き、
胸が詰まって仕方ないほどの、
日常の起伏に揺られながらそれぞれの生活を営む。

これは、世間で仰々しく語られることのない、
小さな一般の人間の人生の話だ。
まだるっこくて、救いようもない、情けないくらい小さい…
そんな人間の話だ。

取るに足りない、儚い人生を送る「自分」を
わざわざ掘り出して描かれたようで、こそばゆい。
世間に知られるまでもない平凡な人生の中での、
当たり前とも言える人間独特のずるさや弱さ、
ちょっとした狂気らが
実は大きな意味を持っていることを示されているかのよう。

皆、あがいている。
その他大勢の中に分類され、どんなに平凡でも。
一生懸命に平凡な人生を積み重ねているのだ。

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モルヒネ

2007年02月13日 | 
新聞の書評で気になっていた本。
岡山の書店で見つけて即買い。
帰りの新幹線の中で途中まで読み、続きを家で読んだ。


『 モルヒネ 』 安達 千夏 著 (祥伝社文庫)
(長編恋愛小説と書いてありますが、それでは語弊があるように思います)
モルヒネ

祥伝社

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一般的に「トラウマ」と呼ばれる、
PTSD(Post Traumatic stress Disorder)。
心的外傷後ストレス障害という意味です。

人は誰しも、幼児期から
様々な体験と経験を一秒ごとに積み重ねながら生きていく。
その中に後々まで「ストレス」となるほどの
特異で重大な体験があったとする。
それを引きずって生きていかなければならない辛さ、というよりも、
引きずることでしか、生きていかれなくなる心理が描かれている。
それを理由にすることで反対に楽に生きられるきらいが実は、ある。

この瞬間も、ただ 「 死 」 へと近付いていっている事実に
ある時ふと対峙し、静かに想う時がある。
そこにどのような感情が湧くかは別として。

終わる時は終わる。
その終わり方を選択できる状態であるうちは
しあわせだということだろう。


この本を読めて良かったと思う。
読むと読まないとでは、少し違うかもしれない。
なにが?どこが?
‥それも、人それぞれ。

解説は島田雅彦氏。
この方、映画主演しちゃいましたね。
おもしろいなぁ。
書いてある内容も面白いけど。
内容に賛成ではないけど。
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