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松尾芭蕉は忍者だった…!?

2005-11-09 | 小説
日本人なら誰もが知っている歴史的有名な俳句師・松尾芭蕉…
「奥の細道」はあまりにも有名です…
しかし、一説には短期間の間にあれほどの場所を巡り俳句を読んだ、
というのは物理学的にも、時間的にも不可能だ…
という説のもとに松尾芭蕉は忍者だったのではないか!

という、学説もあるようです。
…忍者だとしたら、あれだけの期間で全国を渡り歩き
俳句を読んだのも納得できなくもない…

という説はちょっと強引な気もしますけど、
忍者なら我々常人にはない素早い動きと加速性のあるその足跡で
短い時間で広い範囲を歩けたのではないか、という説は
なんとも歴史的な人物に対していは非現実的といいますか、
なんとも幻想的な説ではありませんか。

…個人的にはそうであって欲しいという思いもあります…
しかし、それを立証できるものは歴史的記述などの物的証拠が
現存しているわけでもないので、余計に想像力を掻き立てられます。


そんな“松尾芭蕉”が忍者だったら…
という発想のもとに描かれた歴史的冒険小説が存在するのでちょこっと紹介…


井沢元彦という作家の書いた「芭蕉魔星陣」という作品です。
これは、かなり前に発売された本なのですが、
いろんな意味で面白いです♪

歴史的有名人…松尾芭蕉をはじめ、水戸光圀(水戸黄門)や、
密教で有名な役 小角や安部野 清明、徳川の将軍など、
歴史的実在の人物がほぼ登場して歴史を跨いだ壮大な物語を
彩ってくれます。


私は、ちょいと日本史に疎いんですけど…
“生類憐みの令”ってありましたよね…

あの時代が主な舞台です…
といっても、劇中では様々な時代が出てきますけど…


無念の想いで殺された名もなき皇子の呪いが
遠い歴史から現代の人間まで巻き込んで歴史を超えて
活躍する物語は日本ならではの歴史を背景にしているので
他国では決して書けない…作れない物語です。


これを読んで…やっぱり松尾芭蕉は忍者だったのか…
そう思ったのは…読んだ当時の自分です…


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