初盆(はつぼん)は大変…

2009-08-15 | Weblog
御盆いえば、8月13日~15日

東京・川崎… 関東地方では、「お盆休み」として、
皆が休みをとって旅行に出掛けるとき
ある時期まで、ずっとそう思っていました。

でも、20数年前に両親が静岡県磐田の父の実家に戻って
お盆の重要性を知らされました

今年は、叔母(母の姉)の初盆でした

亡くなって初めてのお盆を初盆(はつぼん)
場所によっては、新盆(にいぼん)ともいいます。

「初盆は、お葬式より大変よ」
一昨年、母が亡くなった時に言われました。

お葬式は、通夜と告別式とそれぞれ時間が決まっているが、
初盆は三日間、いつ誰がいらっしゃるかわからない……
朝から晩まで、お客様をお迎えする準備をしなければならないからだというのです。

実際、初盆の準備と当日は、お葬式に匹敵するくらい大変です。


でも……
これって……
実は、どこでもやっているわけではない…… のです
聞くところによると、静岡県の遠州地方はお盆が特別派手らしいです

「籠盛(かごもり)」という
上部に派手な造花、下部に食料品などが入っているカゴを見た時は、
びっくりしました

初盆の家は、お葬式のように祭壇を設けるというのにも驚きました

実家は7月がお盆、ちょっと離れたところでは8月……
地域やお寺の関係で、時期が違うのにも戸惑いました。
(7月のお盆は道が空いているので帰省には楽ですが、休みを取りづらい)

お供物が、

13日 白飯・煮物
14日 白飯・ぼたもち
15日 白飯・そうめん

霊供膳(れいくぜん・れいこうぜん)が、

13日 白飯・みそ汁(豆腐と青味)・ササゲのゴマあえ・煮物(なす・ひりゅうず・しいたけ)・煮豆
   ひりゅうず…… がんもどき・厚揚げの一種
14日 五目飯・澄まし汁(青味)・わかめときゅうりの二杯酢・煮物(かぼちゃ・にんじん・あげ)・福神漬け(漬物)
15日 白飯・みそ汁(豆腐とあげ)・煮物(じゃがいも・なす・ひりゅうず)・きゅうりのゴマあえ・にんじんとコンニャクの白あえ

などと、メニューが決まっているのに、愕然としました

えええ~っ

仏様って、かなり味にうるさいグルメなのですね


家施餓鬼(うちせがき)…… 家の周りの餓鬼道・無縁の死者のためにする供養
寺施餓鬼(てらせがき)…… 寺の周りの餓鬼道・無縁の死者のためにする供養
両方をするのも、他で聞いたことがありませんでした。

やはり一番驚いたのは、
初盆のお宅にお参りするという「盆ぎり」

義理でお参りするから「盆義理」と書くのだと思っていたら、
どうやら「盆切り」と書いて、お盆までという意味らしいです。

お盆の初日13日は、喪服を来た人たちが、地域を行ったり来たり……
この光景を最初に見た時は、正直不気味でした


よくよく考えたら、
ご先祖様や亡くなった家族を丁寧にお迎えする儀式なので、
素晴らしい心だと思います

でも、ほとんどが核家族でそれぞれが忙しい生活を送っている現代には、
受け継ぐのは、かなり厳しいものでもあります

お盆に関しては、
まだまだいろいろ知りたいこと、調べたいことが沢山あります。
でも、一年に一度……
かなり時間がかかりそうです







台風に地震!

2009-08-13 | Weblog
8月11日火曜日午前5時7分

ベッドの上で体が大きく揺れ……びっくりして目覚める

慌てて窓や扉を開けた

一箇所、引き戸の手前の棚からケースが落ち……
危うく引き戸が開かなくなるところだった

テレビをつけると、
「東海駿河湾沖で地震発生」とのこと。

体感では、数分揺れていた気がするほど、
久々に経験する大きな地震


東京は震度4
静岡県静岡市で震度6
実家の磐田市が震度5とのこと

ちょっと不安を感じ実家の父に電話をしようと思ったが、
かえって焦って怪我などするかもしれないとやめる。

その代わり、
劇団員のN君から心配のメールをもらう。

結局、実家は何事もなく無事だとわかりホッとする

が……
その晩、東京から車で磐田に車で帰ることになっている

ところが、なんと東名高速道路の牧の原付近で道路が崩壊とのニュース

まさか……

夜になれば直っているのでは…… と甘い予測
静岡~袋井間が通行止めのまま

用事を終え、
夕方18時30分に東京を出て、
途中夕食をとり、
東名高速で「清水インター」までごGO!
東名は順調だったものの、
清水から国道1号線を走ったら、すぐに渋滞・・・・・・

途中、菊川の手前で事故も発生し、さらに渋滞・・・

そして、なんとか実家にたどり着いたのが、
午前2時過ぎ

およそ7時間半の長旅~
ホノルル、インドネシアまでの飛行時間に近いらしい
(知人のCAからの情報)

台風に地震……
自然の力は想像を超える大きなものだと痛感


皆様は、大丈夫でしたか?

白いクモ ラッキー?

2009-08-10 | Weblog
部屋でパソコンに向かっていたら、

何やら…   首筋に動くもの……

ギャッとばかりに手で払いのけると、


床に、小さな白い物体…… 動く……


な、なんと 白いクモでした


クモがいたことにビックリ しかも「白いクモ」に仰天
初めて見ました


これは、突然変異?


最初はそう思い、ラッキー 


そして、
ネットで調べると、「アズチグモ(安土蜘蛛)」という種類らしいことがわかりました。

クモの巣を作らず、花の上で足を広げて獲物を捕らえる…… と。


な、なんで、その「アズチグモ」が、私の首に?
午前中、草取りをしましたが、それからシャワーを浴びて着替えたのに


白いクモ
花の上……

まさかぁ~ 花ってあたしのこと? 

なんてことないですが、ちょっと不思議な体験。

これって、ラッキー




ちなみに、ティッシュで捕まえて、庭に放しました






テンションをあげたい時…

2009-08-09 | Weblog
今日も、芸能界を中心に衝撃が走った…

のりぴー 酒井法子(容疑者になってしまった…)出頭・逮捕へ。

デビュー当時の可愛らしさ
「のりぴー語」を流行らせるなどの陽気なキャラ
それは、アラフォーになっても変わらなかった。

   いつまでも明るくテンションを上げられるって凄い

と思っていたら……

まさか、「魔の薬」の力を借りていたとは




治療薬・痛み止め・眠剤・精神安定剤・鉄剤などなど・・・・・

私も、いわゆる「薬」の力を借りることはあります。
それは、
薬の効果ともいえますが、
「薬」を飲むことでの「安心感」が得られるという、精神的効果が大きいとも思います。

「ユンケル」飲んで、パワーを付けることも


となると、
やっぱり、テンションを上げるには、「薬」が必要?

いえいえ、Non! Non!
他にも方法があります。
超簡単、超安上がり、超健康的~

それは・・・ 早起き

な~んだ ですよね。
私もそう思っています。

でも、前の晩が遅くても、朝目覚めたら(もしくは目覚ましで起きる)、
眠気と戦いながら、いろいろ動く。
お掃除したり、草取りしたり、散歩したり…

すると、なんだかいろいろアイデア浮かんだり、嫌なこと忘れちゃったり

前の晩、早く眠れないと寝不足になりますが、
これによってもテンションが上がることも。
 (基本は、良く眠ることです~)

正直、毎日早起きしているわけではありませんが

いわゆる啓蒙本にもあるように、
「早起きは、三文の得」 ですね。


ちなみに、今日は、草取り3時間にチャレンジ~
貧血気味で、途中ハアハア息切れはしましたが、
庭をきれいにするぞ~ というパワーがわいてきました。


明日は…

あ、大変寝るのが遅くなってしまった






不思議… 魂が呼んでいる? 

2009-08-08 | Weblog
7日は、
2年前に亡くなった母の月命日です

今月も、父と劇団員の女の子とお墓参りへ。

母の生家は、静岡県掛川。
お墓参りの帰りに、
掛川城へ寄り、
母の兄(叔父)宅へ寄りました。

すると、叔父が
「整理していたら、出てきたんだよ」
とビデオテープを取り出しました。

再生すると…

なんと  約10年前、在りし日の元気な母の姿が


それは、掛川の街の人たちと、大名行列の紙人形を作っているシーンでした。
母は、和紙人形作家として活躍していました

しかも、その大名行列の人形たちは、
今も、掛川城の御殿に飾られています。

そうなんです

ビデオテープを観る30分ほど前に、
その和紙人形を見てきたばかりだったのです…

偶然

母の魂が、父と私たちに何か呼びかけているのだと感じました。

というのも、
もしかして…
実際に、母の命日に、母が作った和紙人形がある御殿で芝居をすることになるかもしれないのです。

今、そんな話が進んでいます…



人は、生きている時だけしか存在しないのか…

やはり、今の人間には見えない世界(次元?)があるような気がしてきました。




すこし愛して ながーく愛して…  追悼 大原麗子さん

2009-08-08 | Weblog
大原麗子…

その名前も、その表情も、その声も…

何もかも魅力的な憧れの女優さんでした


とても素敵だったので、最近姿を見ることが出来ず寂しいと思っていました。
でも、それどころか、ご本人は、運命的病と闘っていたなんて…

その昔
Tテレビで「くれない族の反乱」というドラマがありました。
当時、制作スタッフだったので、
時々スタジオで大原さんの姿を見かけました。
神田正輝さんとの美男美女の競演

初めて素顔を見たときの印象…

「顔がちっちゃいっ!」

とてもびっくりしたことを思い出します。

藤竜也と競演した「離婚ともだち」も、
まさに大人のドラマで、毎週ドキドキしながら観ていました。


「小悪魔」といえば、

加賀まりこさんと双璧


いつまでも素敵な可愛い女性でした
どうぞ安らかに御眠りください。 
                        合掌







初の裁判員制度 黒の主張

2009-08-07 | Weblog
日本発の裁判員制度

4日間、テレビの報道に釘付け

他人事(ひとごと)ではなく、
もしかして、いつの日か、自分にその時がくるかもしれません

開かれた裁判…

まるで映画かテレビドラマのように、
裁判に関わる様々な人の人生が浮き彫りになり、
いろいろ考えさせられますね。

今回、色彩をテーマに報道映像を見ると、

     やはり… なるほど!

と思うことがありました。

それは、裁判員に選ばれた方々の

     「服装の色」です。

初日、皆さんの服装は、「地味な色」と表現されていました。

それが、二日後から、

     「黒」の服装が増え…

4日目、インタビューを受けていらした3名全員「黒」でした。


        黒…

それは、闇・恐怖… そして「強さ」の色です。
何物にも染まらない!
そのような意味もあり、裁判官の服装は真っ黒です。

片や、何色にも染まります!
というのは、白無垢、真っ白なウエディングドレス


裁判員の皆さんの服装が黒になっていったのは、
裁判に関わっていくうちに、
裁判官の服装の色や、そのまわりの色に心理的に影響されたからでしょう。

「人を裁く」という重責を担うには、
自分にも強さが必要です。

軽く見える明るい色や、カラフルな色の服は選べなかったのかもしれません。



余談

実は…
今回の弁護士のお一人伊達先生とは、とある会でお会いしたことがあります。
私は、まだお仕事をお願いしたことはありませんが
友人を紹介したこともあります。

とても誠実で、人間味のある方という印象です。

一番バッターに選ばれたというのは注目の的。
偶然ではなく、それだけ力のある弁護士さんだからだと思います。

偶然は必然


常に、ラッキーな偶然を呼び込みたいものです



「独房、若しくは雑踏」

2009-08-06 | Weblog
乃木坂のコレドシアターで
「独房、若しくは雑踏」を観て来ました。

コレドシアターは、四方から観るという面白いスペース。
定員50名のところ、60名の観客。
中央の舞台は、本当にわずかな広さ。

出演者は、2名。
もともとシルバーモデルの水谷さんの一人芝居の企画が、
店長でも役者でもある吉野さんが加わり、かなりパワーアップ



舞台中央で目覚めた一人の男は、なぜか声が出ない…
しかも、そこがどこだかわからない。
すると、まるで天からのような声が聞こえてくる。

「ここは、そこの底…」
誘拐されたのか…
犯罪をおかして記憶を失ったのか…

ふと、天の声が、自分の声に似ていることに気付く。
しかし、天の声は一人ではない。


ポルトガルのリスボンのアントニオ・ダブッキという作家の作品からヒントを得たという
ストーリーは、不思議で複雑な展開をどんどん繰り広げる


作・演出は、コレドシアターのオーナー桃井章氏
ストーリーも演出も、思いのたけをぶつけるかのような激しさを感じました。
さすが、ストーリーテーラー。
ラストには、ご本人も出演。
しかも、途中の女性の声は、可憐な奥様。


情熱と衝撃と挑戦

モノを創るということは、誰に遠慮することなく妥協してはいけない

そんなことを感じた一時間でした



反省… 見ないふり 2回

2009-08-06 | Weblog
本格的な夏の始まり

街では、タンクトップ、キャミソール姿がまぶしい

そして、夏と言えば、浴衣
花火大会には、浴衣姿が似合いますよね。
この時ばかりは、日本人ってオシャレで風流~と実感

さて、
今日の夜19時頃渋谷から半蔵門線に乗ったところ、
浴衣姿の女の子と彼氏のカップルが目の前に席にすわりました。

で… 
まずい… 
汗…

なんと、合わせが逆ではないですか

つまり、洋服の女性用のように、右側が上になっていました

正しい着方は、
先に右側を寄せて、次に左側を上に合わせます。

逆にすると、
それは、いわゆる「左前(ひだりまえ)」
正面から見て、左が前に見える着方です。
「左前」は、死に装束の合わせ方

その女の子は(20代半ば?)いかにも自分で着付けたようなかんじ。
ということは、どこかで着なおせる?

「逆ですよ」って、こっそり教えてあげるべきか…

いや、もし自分で直せなかったら、
ずっと気になったままで可哀想…

数分、一人葛藤しているうちに、降りる駅に到着。

結局、見てみぬ振りをしてしまいました


で~~~~~~~

これで終わり! ではありませんでした

な、なんと
芝居を観て帰る電車で、
またまた同じカップルが目の前に

あ~~~~~~

しかも女の子は、まだ「左前」のまま…
それも、普通の笑顔

ということは、誰からも指摘されず、気付かないまま

今度こそ伝えるべきか

またもや、一人葛藤…

で、結局カップルは渋谷の駅を去って行きました



なんとも、複雑な思い…

小さな親切=大きなおせっかい  なのでしょうかね。

2回も見て見ぬ振りをしてしまいました




夏でも毛皮… 暑い~ 茶々

2009-08-05 | Weblog
我が家のアイドル「茶々」

シェットランドシープドッグ=シェルティーのメス
3歳半

お父さんもお母さんもチャンピオン直子

ですが、体のヨコの毛の色に微妙な白い模様…

きっと赤ちゃんのうちに、
「もう、この犬はチャンピオンは無理だわ」と思われて、
田舎の我が家にやってくることになったのだと推測します。

我が家に来てすぐに、兄貴猫ネコチューの真似ばかり

甘噛みもほとんどせず、
舐めることもほとんどせず、
前足を動かしては、猫パンチ風に遊んでいます。

で…
この暑さ

写真は、
隣りの部屋からのエアコンの涼しい風が入り込む部屋の隅で、
まるで仮死状態のように横たわる茶々です

真夏に毛皮を着ているのだから、可哀想

近所のシェルティーは、まるでライオンのように、
顔以外の毛をカットしているそうです

ただ、もともと美しい毛の犬なので、
カットしてしまうのはもったいない… と獣医さんに言われました。


チャンピオンを目指すドッグショーにでるには、
お座りや伏せもさせずに、
毛並みを大切にするそうですね。

美しさを保つのは、人も犬も同じ 大変です