初の裁判員制度 黒の主張

2009-08-07 | Weblog
日本発の裁判員制度

4日間、テレビの報道に釘付け

他人事(ひとごと)ではなく、
もしかして、いつの日か、自分にその時がくるかもしれません

開かれた裁判…

まるで映画かテレビドラマのように、
裁判に関わる様々な人の人生が浮き彫りになり、
いろいろ考えさせられますね。

今回、色彩をテーマに報道映像を見ると、

     やはり… なるほど!

と思うことがありました。

それは、裁判員に選ばれた方々の

     「服装の色」です。

初日、皆さんの服装は、「地味な色」と表現されていました。

それが、二日後から、

     「黒」の服装が増え…

4日目、インタビューを受けていらした3名全員「黒」でした。


        黒…

それは、闇・恐怖… そして「強さ」の色です。
何物にも染まらない!
そのような意味もあり、裁判官の服装は真っ黒です。

片や、何色にも染まります!
というのは、白無垢、真っ白なウエディングドレス


裁判員の皆さんの服装が黒になっていったのは、
裁判に関わっていくうちに、
裁判官の服装の色や、そのまわりの色に心理的に影響されたからでしょう。

「人を裁く」という重責を担うには、
自分にも強さが必要です。

軽く見える明るい色や、カラフルな色の服は選べなかったのかもしれません。



余談

実は…
今回の弁護士のお一人伊達先生とは、とある会でお会いしたことがあります。
私は、まだお仕事をお願いしたことはありませんが
友人を紹介したこともあります。

とても誠実で、人間味のある方という印象です。

一番バッターに選ばれたというのは注目の的。
偶然ではなく、それだけ力のある弁護士さんだからだと思います。

偶然は必然


常に、ラッキーな偶然を呼び込みたいものです