今年は異常とも言える暖かさが続いているようで気になりますが、登山する身としては少しありがたかったりします。週末の天気予報がピーカンということなので奥多摩の川乗山(川苔山)に行ってきました。
去年鳩ノ巣の渓谷を散歩した後に立ち寄った「鳩ノ巣釜めし」屋さんの女将さんに「川乗山は冬だと木々の葉が落ちて眺めも良くなるし、おすすめ」と言われてずっと気になっていた山。奥多摩なら電車だしピストンだと面白くないので鳩ノ巣の一つ手前の駅、古里駅から登り、登頂したあと鳩ノ巣に降りるルートを選びました。
標高は1300m超くらいですが、標高差は1000m超え、武甲山とほぼ同じ。装備はしっかりしていきましょう。
あと、今回の収穫はやっぱり下山後の「はとのす荘」さんでの日帰り温泉!なんと誰もいなくて貸し切り状態。天気も良い中、登山の汗を流し、綺麗さっぱりしてから冬の冷たい空気と熱めのお湯(42℃〜43℃)をゆっくりたっぷり堪能しました。冬の露天風呂、最高です。
山と高原地図 奥多摩 2015 (登山地図 | マップル) | |
クリエーター情報なし | |
昭文社 |
出発は古里駅から。
ちょいちょい案内表示があるので従っていけばOK。
舗装路から山道への導入路。ここから山道になります。
しばらくは林道歩きが続きます。晴れの日が続いていたせいかカラッカラに乾燥していて歩きやすい(ただし落ち葉が積もってるところはすべりやすい)。
あまりこの赤杭山経由で登山する人がいないのか、ほとんど人とすれ違いません。道幅も結構せまいので注意して歩きましょう。
途中、こんな表示も。
ここ、どこが通路かわかります? 落ち葉が迷彩になってて近づかないとどこ通って良いかわかりにくいw
しばらくは細い林道をずっと登り続けます。
開けた場所に出てきました。赤杭尾根に出たのかな?
途中、舗装された林道があります。(間違えて林道脇の山道通ってしまった。そちらでも通れますが無駄にアップダウンしますw)
標識がないとまず見つけられない川乗山への道が出てきます。
山の日陰側ではびっしりと霜柱が!冬ですねぇ。
山腹を登って稜線に出ると、なだらかな道と思いきや、なかなかの急登が続きます。
黙々と登っていると、川乗山手前の分岐に到着。ここからは10分20分程度で頂上です。
そんなこんなで登ること3時間弱。川乗山頂上です。コースタイム4時間弱にしてはかなり巻いた感じ。そんなに急いだつもりはなかったんですが、なんでだろう?
富士山もなんとか見えるポジションあり。空気が澄んでいるせいか、くっきり見えました(肉眼だともっと大きくみえるんですが)。
ズーム。iPhoneのズームだと画質が…(またカメラ忘れた)。
西側?は結構ひらけていて山の稜線が綺麗に見えました。
今日はいつものカップヌードルではなく別のにしてみました。500mlお湯を注ぐので持参のサーモス容量にぴったり。でも湯量が多くて飲み干すの結構大変でした。やっぱりいつものがいいかなw
山頂は風が少々冷たかったのでジャケット装備。行動してる時はロンT+サーモライトシャツ。さすがにロンTだけだともう無理ですね。
山頂は結構人がいましたねー。12時ごろ下山し始めの時はさらに人が増えていた印象。
さて下山。地図で見ると結構分岐がいくつもあってわかるかな?と思ってましたが想像以上に標識が多くてまず間違えないレベルでした。下山時は地図いらないレベル。
こちらも所々落ち葉が積もっていて道の状態がわかりにくいw どのくらい積もっているかというと、
こんなレベルですw
鳩ノ巣駅に向かう山道は古里駅のそれと比べるとやっぱり整備の度合いが違う気がします。広い道幅に目新しい標識。まだ時間がはやいせいか、山頂付近以外はほとんど人にすれ違わず快適に移動できました。
ざくざくと下山完了!ということではとのす荘さんへGo!
新装開店してからまだ日にちがたってないので設備はピカピカ、しかも登山客にまだ知られてないのか他に誰も人がいなくてゆっくりたっぷり露天風呂と内風呂を堪能しました。お風呂自体はそんなに大きくない(露天風呂は3人も入ればいっぱい)ので、知られて欲しいような、知られて欲しくないようなw
なお、受付は14時半までにしないと入れませんので登山後に入る場合はスケジュールに注意しましょう。
まだ時間がそこそこあったので沢井駅で途中下車してまた澤乃井さんへ。見学は以前したのでスキップし、利き酒と燗して美味しいお酒を調達して帰途に着きました。
冬の登山は登るだけじゃなくて色んなものと組み合わせるとさらに楽しいですね。
さて、次はどこに行こうかな?