(新)闘病日記

結局mixiの日記との差別化に迷って、こんな漢字。w

車椅子修理講座その3 フットレスト編

2013年07月08日 22時37分04秒 | 車椅子修理講座
車椅子修理記録3回目~。ドンドンパフパフ。
最近はずっと夜勤が続いたので、結果として、夜勤中の暇なときに趣味半分でやっている車椅子整備ネタが続くことになった。

※以前の記事
車椅子修理講座その2 ブレーキレバー編 2013年07月05日 03時16分13秒
車椅子修理講座その1 ブレーキ編 2012年02月12日 22時50分44秒



今回はフットレストである。
乗り降りする際には、このフットレスト部分が邪魔にならないように立てておくのだが、中でフレームを抑えている部分が弱くなったか何かで、勝手に下に落ちてくるようになった。
おかげで移乗などの際に邪魔で仕方が無い。
だが、仕事しづらい、という程度で済んでいるうちはまだマシで、場合によっては転んだり等の事故に繋がる恐れもある。


とりあえず、ネジ等を全部外せば、フットレスト部分は取り外せる。
さて、フレームを抑える部分は、このタイプの車椅子ではどうなっているかな。


こんな感じであった。小さな金属板がフレームに当たるようになっており、その摩擦でストッパーになっているらしい。
なんでこんな面倒臭い、しかも将来的に劣化することが確実な方式なんだ。

金属板を取り外してみたところ、曲がってはいない。単にすり減ったことが原因らしい。
では、修理するにはどうしよう。

要はこの金属板がフレームとしっかり接するようになれば良いわけだ。
方法としては、金属板を微妙に折り曲げるか、あるいは別の何らかの方法で、微妙にフレームの方に近づけるか。

しかし、曲げるとなると、道具が足りない。しっかり固定するためには万力でも欲しいところだ。
そして曲げる方法の場合、ちょっと力加減を間違えて曲げすぎてしまえば、今度はフレームの方が削れるようになってしまったり、あるいはフットレストを動かしづらくなる恐れがある。


じゃあ、微妙に近付くようにすれば良いんだな、ということで、簡単にビニールテープを使ってみた。
フットレスト側の、金属板がハマる部分の土台に当たるよう、横に貼り付ける。


最後にフットレストに付けてみたら、こんな感じ。ピンボケで済まぬ。

あとは金属板が外れないように注意して再びフレームに差し込み、ネジを締めて終了。
フットレストが落ちてこないようになり、なかなか良い具合。
まだ緩いようだったら、ビニールテープを二重にしようかとも思っていたが、その必要は今のところ無さそうだ。今後、更に金属板がすり減って、また固定できなくなったときには、更に厚くすることで対処できそうだ。

ちなみにフットレストを押さえる部分が、金属板ではなく、爪状に飛び出たパーツになっているものもある。
こちらの場合は、その爪とフットレストとの隙間に、何か滑らず潰れにくいものを挟めば調整できる。ゴムの板などがちょうど手元にあれば最適だが、ビニールテープを何度も折り返して厚みを付けたものなども使える。
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