(新)闘病日記

結局mixiの日記との差別化に迷って、こんな漢字。w

車椅子修理講座その1 ブレーキ編

2012年02月12日 22時50分44秒 | 車椅子修理講座
車椅子修理講座開幕~。ドンドンパフパフ。


というわけで夜勤中の暇なときに、趣味半分でやっている車椅子の修理や調整の様子でも。
今回の犠s…患者はこちらの車椅子。


タイヤに当たっている四角い棒の部分がブレーキなのだが、これのタイヤへの当たり具合が弱くて、ブレーキの利きが甘くなっている。
多くの車椅子の場合は、このブレーキユニット全体を前後にスライドさせて、当たり具合を調整するようになっている。


安全のために その1。
日々の業務の安全のため、あるいは怪我人発生を止めるため、ネジをえぐりこむように回すべし。
正確なブレーキ調整はその威力を三倍に増すものなり。


というわけでカバーは取り外せたが…なんてこったい。
見ての通りホコリだらけ。これはひどい。
更に衝撃なのは、ブレーキユニットを固定している部分が見当たらない。

そして画像の中央上部に見える、裏側からほんの少し頭を覗かせているものは…


はい。カバーを外さなくても、裏側のボルトを緩めるだけでブレーキの調整ができるようになっていました。orz
言い訳をさせてもらうと、このタイプの車椅子の調整は初めてだったんだよ。


というわけで、今度こそこっちのボルトを緩める。


調整後の当たり具合はこんな感じ。タイヤがやや凹む程度に当たって、ちょうど良い。
あまりに深すぎると、かえってタイヤやブレーキを傷めたり、あるいは解除してもブレーキが当たったままになったりする。


位置が決まった所で裏側のボルトを上下均等にきっちり締め、最初に外したネジも戻し、もちろんホコリも掃除して、最後に自分の80kgの体重でブレーキの効き具合を確認し、調整完了。
車椅子も道具も、ご苦労様でした。


この日は夜間もずっと雪が降っていたと思ったが、積雪量はそれほどでもなかった。愛車の上に積もった雪はこんな感じ。
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