

秋の

親戚の人が、くじ引きで、

手伝ってくれと頼まれて、仕方なく、お手伝いに行きました。
簡単に登れる

そうでもなかった。

急傾斜に、なって必死になって近くに生えている、枯れ木につかまりながら
登って、目の前に

呆然としたら、親戚の人から注意を言われました。
「ほれ 今のは

その一言で、

親戚の人に いい顔をして、マツタケ取りの手伝いに行かなければ良かった。
でも帰り道も分からないので、仕方なく

ついていきました。
歩いて1時間ぐらいの所に、松の木が並んでいた、林に着きました。
親戚の人が手招きをしてきたので、そこに足を運んで
マツタケの生えている所と取り方を説明してもらい
同じように真似をして、必死になって木の根元をかぎ分けて
探すと、見つけたり先客に取られてしまっているのもありました。
すると後ろに異様な気配がして、振り向くと猪がいました。
親戚の人は、真っ先に木に登って避難していたわ。
私を見捨てたのかいっと怨みました。

牙で衝かれるんじゃないかと、生きた心地がしませんでした。
どうしようと頭の中でパニックになって、冷や汗が出てきて
背を向けるではなく、体を正面に向きなおして、後さずりをしたら
安心という、サバイバルの話を思い出して、
体を正面に向きなおすと猪は何処かへ姿を消しました。
牡丹鍋の材料が立ち去りました。
こうして、マツタケを取って、面白くなった時に下山するといわれて
マツタケを親戚の人のカゴに移して、転がり落ちそうに、なりながら
必死になって山を下りました。
親戚の家に着いて、

もらって、美味しかったです。
でも山へ行って、マツタケを取るというお手伝いは、ごりごりでした。