家族の介護には限界がありますから、"家族に賠償責任なし" にホッとしました。
私も施設に入所していた父を昨年の暮れに亡くしました。軽い認知症もありましたが、施設や病院の方々に親切にしていただき恵まれていたと思います。長く入退院をくり返していたので、治療から開放されて安らかに眠るような顔にホッとした気持ちでした。
憲法には、一人ひとりがしあわせになる権利があると書いてあるようですが、当然、認知症のかたにもその権利はあり、家族だけでそれを背負い込むのは酷でしょう。
現代社会での家族の問題もあり、ケースバイケースで難しくなってきているのでしょうが、対策が急がれます。
保険での対応が始まっているようです。介護保険での対応は難しいとしたら、例えば、すでに始まっている保険が民間の車の任意保険とすると、公的自賠責保険のようなものがあればいいような気もします。
車というモノと同じに考えるのは抵抗がありますが、本人の意思に関係無しに起こりうる物的損傷などですから理由は成り立つのではないでしょうか。
ともあれ、よかったと思います。