地球の環境と食としあわせについて考えよう

環境問題や、しあわせにつながる健康について書いていきたい

認知症事故訴訟、家族に賠償責任なし 最高裁判決

2016-03-01 16:32:54 | 日記
 
 家族の介護には限界がありますから、"家族に賠償責任なし" にホッとしました。

 私も施設に入所していた父を昨年の暮れに亡くしました。軽い認知症もありましたが、施設や病院の方々に親切にしていただき恵まれていたと思います。長く入退院をくり返していたので、治療から開放されて安らかに眠るような顔にホッとした気持ちでした。

 憲法には、一人ひとりがしあわせになる権利があると書いてあるようですが、当然、認知症のかたにもその権利はあり、家族だけでそれを背負い込むのは酷でしょう。

 現代社会での家族の問題もあり、ケースバイケースで難しくなってきているのでしょうが、対策が急がれます。

 保険での対応が始まっているようです。介護保険での対応は難しいとしたら、例えば、すでに始まっている保険が民間の車の任意保険とすると、公的自賠責保険のようなものがあればいいような気もします。

 車というモノと同じに考えるのは抵抗がありますが、本人の意思に関係無しに起こりうる物的損傷などですから理由は成り立つのではないでしょうか。

 ともあれ、よかったと思います。

子育て支援の財源と軽減税率の財源の不思議

2016-03-01 00:21:25 | 日記
  このところの待機児童の問題を抱えた母親のブログが話題になっているようですが、政府は少子化対策の必要性を掲げながら、待機児童に対する対策を真剣に考えているようには思えませんよね。

 大方の国民がそう思っていることでしょう。

 そう簡単なことではないのかもしれませんが、国民が納得できる説明は必要です。

 総理が国会討論で質問をかわすだけでは何とも情けないというところです。

 ところで、社会保障に使う目的だったはずの 3パーセントの消費税はどこへいったのでしょう?

 相当な金額です。なし崩し的に一般財源化して公共事業に回ったり、一息ついた財源で官僚の給料の増額?という記事も見たような・・・

 まさか、弱者から吸い上げた消費税で大企業の減税に回ったり、アメリカ軍への思いやり予算の増額に・・・?!!!

 また、高齢者には3万円を支給するというばらまきに化けたの・・・?しかも、効果抜群の選挙前に。

 それを社会保障とはいわないでしょう。それで、子育て支援の財源は確保できないようではさかさまです。

 それに、3万円支給という単発的なものには額面以上の経費がかかるはずで、そういう無駄遣いはやめて社会保障全体を真剣に考えてほしいものです。

 我々中高年はもういいんです。中年はまだまだ、働き盛りですから高齢者ですか。

 子育て世代を優先しましょうよ。

 そうでなくても、定年までしっかり働いた人は将来世代では期待できないような年金をもらって生活しているんですからこれ以上望んではいけません。

 中には生活が厳しいというかたもいらっしゃるでしょうし、私なども僅かな年金ではありますが、足るを知り、また、土を耕すことができれば恵みをいただくことができます。

 今の政官財は、どう考えてもバブルの夢を追っているように思えてなりません。そこを維持しようとすることは無理な話です。

 以前から書いていますが、実体の伴わない数字を操作して物事がよくなるわけはなく、環境問題からみても、もう成熟社会としてとどまり、もしくは戻りましょう、ということではないでしょうか。

 都会への一極集中が止まらないようですが、少子化ではこのままのインフラ整備、保全に限界もくるはずですし、地方も共に成り立たなくなくなってしまいます。

 経済優先故の結果です。

 戻りましょう。勇気をもって。

 地方へ介護施設を作る案などもありますが、老人になってからではなく、まだ、畑などで小規模でも農業や漁業らしきことができるうちに地方へ行き、また、戻り、地域になじんで暮らすことによって地域のお互い様で老後を過ごすほうがしあわせではないでしょうか?

 以前にも書きましたが、ふるさとを耕しましょう。

 地方へ行って新転地を耕しましょう。

 しあわせになるために・・・



 取って付けたようになりましたが、軽減税率の怪・・・

 その財源があるとかないとかと言ってます。素人判断ではどうしても「取らぬたぬきの皮算用」に思えてなりませんが・・・

 税収を試算して出した金額なんででしょうが、軽減税率を導入後に入る税収のなかで予算をやりくりするものなのではないでしょうか。

 今の経済状況では、消費税増税そのものも危ういようですが・・・