花そよそよ

折々の花たちの囁き

韓国…5

2014-03-28 20:24:23 | 海外
- 昌徳宮(チャンドックン) -

1405年 李氏朝鮮王朝 李氏朝鮮の
第3代国王の太宗(テジョン)が建てた宮殿。
正宮である景福宮の離宮として建造されました。
第15代王 光海君(クァンヘグン)以降
約270年に渡って政務が行われた王の御所です。
敷地は約1135,000㎡もあって
13棟の宮殿の建物があります。
宮殿の庭園や後苑(フウォン)は
自然をそのまま生かして造られています。


敦化門(トンファムン)

昌徳宮入口の正門。
ソウルに残っている木造の二層門としては
最古の物だそうです。


屋根の模様が見上げると美しいです。


破風には三蔵法師たち孫悟空一行が。
宮を守る守護神として置かれたそうです。


上段だけじゃなく下段にも。


進善門(チンソンムン



近づいてきました。


粛章門(スックチャンムン)



韓国独特の色合いですね。


仁政門(インジョンムン)

仁政門は仁政殿の正門。
門を入った向こうに仁政殿が見えます。


仁政殿(インジョンジョン)

昌徳宮の正殿。
王の即位式や臣下の朝礼式 外国使臣の接見など
国の重要行事が行われたそうです。


仁政殿の前庭には品階石が並んでいます。

階位石票

文武百官たちが正一品から正九品まで
位階の順に整列します。
右側に文官 左側には武官が並びます。



鳳凰図

石段の中央にあります。
上の段に置かれている石版では
鳳凰図が刻まれています。
鳳凰と龍は どちらも皇帝や王様の象徴とされていて
中国の文化の影響が見られます。


屋根の模様はここも美しいですね。




内部は煌びやかです。






優美な姿ですね。


屋根の模様が綺麗!




宣政門(ソンジョンムン)





宣政殿(ソンジョンジョン)

王が臣下と国政を議論する場所。
韓国に残っている唯一の青い瓦の宮殿だそうです。





内部。


上部の模様が複雑~!




屋根側部の模様。





屋根の模様が幾重にも重なったように見えます。




ここにも三蔵法師や孫悟空達が。






部屋の桟もグリーンで統一されて。




左サイドを。






上部は中国的な感じが。






大造殿(デジョジョン)

王と王妃の寝殿で
王と家族が生活していた中宮殿です。
屋根に棟瓦が無いのが特徴。
国王は龍に例えられたので
国王の寝殿である大造殿の屋根には棟瓦が無いのです。
この瓦を「龍棟」と韓国では言います。
李氏朝鮮最後の王である純宗は
ここで亡くなったそうです。


右サイド。


左サイド。


内部には西洋式の家具が置かれていました。




どうしてもこの模様に目がいってしまいます。






小さな門を通って 次はどこへ。




李方子妃が住んでた所に行く途中。


右へスライドして。


ここにも段々の塀が。




楽善斎(ナクソンジェ)

日本の皇族 梨本宮家から
朝鮮王朝最後の皇太子 李垠(イウン)殿下に嫁いだ
方子妃が住んでた所。
障害児の教育に尽力した方だそうですが
ここで 1989年 87歳で亡くなりました。




左へスライドして。


少し望遠で。


どこにどのような宮殿があるか
図で表されていて 分かるようになっています。

- 2013 2/26 Photo / Ricoh CX1 -


最新の画像もっと見る

コメントを投稿