花そよそよ

折々の花たちの囁き

韓国…3

2014-03-22 22:56:58 | 海外
- 水原華城(スウォンファソン) -

18世紀末 李氏朝鮮王朝 
第22代国王 正祖(チョンジョ)によって造られました。
全長5.7kmの城郭は万里の長城のミニ版のような感じです。
総面積は130haもあるからとっても広いですよね。
東京ドーム28個分と言うからすごい!



水原に着き バスを降り
ガイドさんの案内を聞きながら回りました。


右へスライドして。


華虹門

水原華城唯一の水門。
水原川の水がここから城内に流れ込んでいってます。





華虹門の奥に
城内に繋がる道が見えました。


城壁がずーっと遠くまで。
旗の色で方角がわかるようになっていて
南は赤 西は白 北は黒 東は青。
ここは黒い旗なので北です。


急な所は城壁が段々になって。


北暗門

暗門はかなり奥に作られてて
軍需物資を城内に供給していました。
敵の目につかないようになっています。


右へスライドして。



訪花隋柳亭(パンファスリュジョン)

見張り台かつ兵士の休憩所で
華虹門のすぐ横にあります。
ここではよく写真を撮るそうで
私達もカメラマンに促されて
撮ってもらいました。


城壁が長く どこまでも。


少し望遠で。


城外では観光バスが
お客さんが巡り終り帰ってくるのを待っています。



龍池





城壁の下には雪がまだ残ってる所も。


望遠にして。




少し近づいて。




訪花隋柳亭

屋根の内側が美しく彩られて素敵でした。




東北舗楼

城郭の一部が外側に突出する造りとなっている
雉城の上に建てられた木造の建物。
兵士達が交代で見張りをしていた場所。
鉄砲を撃つための穴が分かるかしら。


城壁沿いにガイドさんが案内してくれています。


城壁はずーっと続いています。


東暗門



城壁と東将台(トンチャンデ・錬武台〈ヨンムデ〉)

兵士を訓練した所で
高い場所に建てられています。




蒼龍門(チャンロンムン・東門〈トンムン〉)

4大門のひとつ。
車がひっきりなしに通るので
なかなか写真が撮れません。




正祖は 遷都するために華城を建設したのですが
移転する前に亡くなってしまいました。
せっかく完成したのに残念!
革新的な政策を行っていたので
もう少し長生きし 遷都されていたら
歴史は良い方向に行ってたんでしょうね。
正祖亡き後 彼の政策は覆され
勢道政治になり 安東金氏一族の悪政によって
朝鮮王朝の衰退が早まったとも言われています。
正祖と言えばドラマ「イ・サン」で有名ですね。
わたし 3回も見ちゃったけど
やっぱり字幕の方が本来の声が聞けて一番かな。

- 2013 2/25 Photo / Ricoh CX1 -