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ナイロビの涼しい緑潤う地平線

ナイロビでの日常生活をご紹介します。貧困や野生動物や飢餓や恐ろしい病気・・・ばかりがアフリカではありません。

30年前の記憶

2005年11月05日 | お出掛け
この農園に来ると楽しみなのが、庭園の様々な植物と、四季折々の果実。野生のアボカド、ツリートマト、ラズベリーが熟していると、ついつい手が伸びてしまいます。

今日、個人的に、とても懐かしかったのが「どどめ (桑の実)」でした。あまりに高く成長していたため、それが桑の木だとまるで気付かなかったのですが、赤紫の甘酸っぱい味は、子供の頃、道端で良く食べたあの味。

息子が口の周りを赤く染めて、桑の実を美味しそうに食べるのを見て、なぜか嬉しくなるのです。

Kiambethu Tea Farm

2005年11月05日 | お出掛け
今日は朝から小雨降る中、ナイロビ郊外の「Kiambethu Tea Farm」へ行ってきます。

ナイロビから小一時間ほど郊外へ向かってドライブすれば、周辺の丘を覆い尽くす緑のじゅうたんが見事。100年ほど昔(1903年)から入植してお茶畑を経営しているイギリス人家庭が副業として民宿を経営していて、お昼ご飯を食べに行くのがお楽しみの一つ。

広いふかふかの芝生、良く手入れされた庭園、色とりどりの花、蜜を求めて飛び交う野鳥、草木の間をのっそり歩くカメレオン、裏の牧場で草を食む牛・・・そんな環境を深呼吸しながら、自家製野菜を中心にした手作りランチをのんびり楽しむのです。午後の紅茶とお茶うけに付いてくるクッキーも美味!

だから「今度ティーファームに行こうか?」と聞くと子供たちも大喜びなのですが、実はその親達も子供を放し飼いにして、ノンビリお茶とおしゃべりを楽しめるひとときがとても楽しみだったりします。

ナイロビで按摩はいかが?

2005年09月19日 | お出掛け
かつて東南アジアの国ラオスに住んでいた妻は大のマッサージ好き。4年前の4月に(ナイロビに赴任する直前でした)、2人でラオスとタイを旅行した時も、観光地巡りというよりも、マッサージ三昧でした。気持ち良いし、値段も手頃だし、色んな意味で気楽なのが◎でしたね(あんまり高いとリラックスできないじゃないですか)。

ところがなぜか、ケニアには手頃なマッサージのお店がほとんどありません。あったとしても、高級ホテルにお店を構え、白人観光客相手に結構なお金を頂戴するような商売ばかり。私達が気楽にマッサージを受けられるようなところはありませんでした。

ところが最近、日本の援助(JICA、国際協力機構の草の根技術協力事業)が「視覚障害者に対するあん摩技術講習会」を支援するようになり、手頃な値段で「あん摩」してもらえるようになりました。

http://www.jica.go.jp/partner/kusanone/photogallery/detail/ken_01.html

場所もナイロビ有数のショッピングセンター、YAYAの近くですからとても便利。スタッフの皆さん、日本語も上手ですし、日本語の点字で書かれた教科書で一生懸命勉強しています。

マッサージオタクの妻が気に入っているのですから「あん摩」の腕前は保障できます。ナイロビの週末の楽しみが、また一つ、増えました。

モンバサのお目当て

2005年07月27日 | お出掛け
モンバサを訪れる観光客のお目当ては人それぞれ。ヨーロッパからのお客さんは一日中プールサイドで甲羅干し。真っ赤になるまで頑張って焼いています。

その昔、鉄道建設のため借り出され、そのままケニアに定住したインド系の人達。現在も商業を中心にケニアの中産階級を形成しています。やけに目立つなぁと思っていたら、私達が滞在したホテルの料理(ビュッフェ)はインド料理がほとんどで、ベジタリアンコーナーも充実。小さな子供には不向きでしたが、半ベジタリアンの私には有難かったです。

約300室ある大型リゾートホテル(http://www.sunnsand.co.ke/)の入りは半分くらいか。それでも100組以上いるだろうお客さんのうち、どうやら日本人客は我が家だけでした。ナイロビには幾つかの日本料理レストランがあって、お寿司やお刺し身も食べられるのですが、冷静に考えてみれば海岸から500kmも離れた内陸の高原。例えれば、群馬県の赤城山の頂上でマグロのお刺し身を食べているようなものです。当然、モンバサに来て期待するのは新鮮な海の幸。

しかしここはインド系の人々が主役のホテル。一番美味しかったのは野菜カレー。魚介類メニューは小さな魚フライだけでした。

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