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Funny How MUSIC Is...

洋楽と一緒のこの暮らし。Cardigansのことなら何でも聞いて!Queenも好き。Feelingも温かく見守ります!

相棒 劇場版

2008-05-07 11:30:18 | テレビの話
GWが終わってしまいましたね~。

何もしなかったのですが、とりあえず「相棒 -劇場版-」観てきました。
(数年ぶりの映画です!笑。)

私は土曜の2時間サスペンスだった時からのご愛顧(笑)で、それにも増して友達が大好きなので、行って来ました。
連ドラになっても楽しみにしていたのですが、登場人物がみんな丸くなっちゃったのでサスペンス時代のシリアス感が懐かしく思っていた昨今。

ドライな(?)ファンとしては、うーん、正直、感想はちょっと難しいですね。あえてファンっぽいことを言うと。

元々2時間ドラマ枠だったものだし、スペシャルでも2時間やってますから、それとの差がどうなるものかと思っていました。
映画としてはいいと思います。
それに「相棒」だから、そこは安心して、下らなさに失望することもありません。
けれど、テレビのの方がストーリーが深く、面白みがあるような気がします。

総じて、映画では、事件のスケールが大きくて、亀山君(寺脇)がよく動く
とにかく、そんな感じ。

ドラマでは右京さん(水谷)がメガネの奥に目が光り、素晴らしい洞察力と広い知識で事件を解き、犯人を追い込んでいくのですが、それがあまりなかった。
「なるほど!」と思うところがなかったのは私が全然チェスを知らないからかな?

もう少し犯人の動きも見たかったような気もします。
実行犯はどうしてああなったのか、真犯人は何をどうやってきたのか
それがはっきりしていない分、真実味が薄く思えます。再現形式でちょっと知りたかったです。
刑事ドラマなのに「犯行」を描いた面が薄かったように思いますね~。

それから、政界の話が出てくるときは、もっとシリアスで、私達庶民や特命係などの力の小ささを感じるのようなのですが、今回はそんなことなかったです。
それでいいのか悪いのかわかりませんが、その分あっさり楽しめたというか、物足りなかったというか。
なぜあの人女狐にやられなくてはいけなかったんだろう?あの人が如何に邪魔なのか、あの人がどうなったのか、その辺がなかった。

いつもよりシリアスなテーマがあって、人の心に訴える部分も大きいと思います。
映画のスケールを活かしてとても重いテーマを扱うのは大歓迎です。

いかにも映画にありがちなくさい「お涙頂戴」なところだとか、柄にもなく「俺達『相棒』だ!」「亀山君が大事だ!」とかいうような興ざめさせるシーンがなかったのはです。

ただ単純に「楽しい」んじゃなくて、何か自分を考えさせられる、そんな感じです。
ただ「相棒」の細かいキャラクターのやりとりをいつも笑いながら観ている人は十分に面白いだろうし、社会的なテーマを取り入れるのが「相棒」のいいところなので、単純なストーリーを好む人よりもハードボイルドなものを好む人にも向いていると思います。

「相棒」をよく知っている人に「どうだった?」と聞かれれば、一言「重め」と答えますが、「相棒」ですから当然「面白い」です。
「相棒」ファンは必見だし、映画としても面白い作品だと思います☆


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