gooスローライフスタッフ日誌

最近、我が家のPCからは、お外に遊びにいけません・・・

環境戦隊!などなど

2004-08-02 20:54:35 | スローライフのタマゴ
少し前の記事ですけど、★☆★じゅん吉ブログ!!★☆★で「長良川環境レンジャー」についての記事がありました。
ちかごろでは、ゴミ問題や自然保護などを訴えるキャラクターが結構増えているんですよね。カッコいいもの、ヘンなもの、色々ですけど。
そんなわけで、、長良川環境レンジャーてカッコイイ!! を読んだ後にちょっと探してみたキャラクターの数々をメモ的にアップしておきます。

美化戦隊エコレンジャー
豊野町商工会の、戦隊風キャラクター。なじみの深い、赤・青・緑・黄色・ピンクの5人組で、胸の文字をつなげると「リ」「サ」「イ」「ク」「ル」となる。
サイトのリンク切れが多くて、写真以外の情報があまり見られないのがちょっと残念。

リサイクル戦隊ワケルンジャー
こちらも「戦隊」風の、福井市のゴミ分別キャラクター。福井ケーブルテレビで放映されたらしく、キャラクターの設定が結構細かい。例えば、こんな具合。↓
・ワケルレッド/護美分瑠(ゴミ ワケル)
 チームのリーダー。熱血体育の先生
 得意な分別:燃やせるごみ
そしてなんと、主題歌まであるのです。

ワケルくん
超有名キャラクター、仙台市のワケルくん。七三分けでレトロな顔つき、分けるの大好きなワケルくんは、ドイツ生まれらしい。サイトも遊び心満点で最高です!

ワケトン
神戸生まれで、実はとってもキレイ好きなミニブタの「ワケトン」。これも、オーソドックスなヒーローではなくちょっとヘンな部類かな?宿敵は、ルールを守らない「ワケヘン」。関西の香りを感じます。

杉並戦隊イレンジャー&環境派天使スギナ☆ミライ
どちらも、杉並区のマイバッグ運動推進のためのキャラクター。イレンジャーの方はお馴染み戦隊モノ。でも、スギナ☆ミライって普通の女の子(コスプレ風)なんですよね・・・。リンク先から動画がダウンロードできます。

環境戦隊ステレンジャー
こちらは環境をテーマにした子供向け作品として、劇団がつくったキャラクター。戦隊モノの王道を外さず、イエローは食いしん坊。本名は食欲 満(しょくよく みたす)で「イエロー汚物ばさみ」という武器を持っている。ピンクはプライバシー保護のため、本名が明かされていない・・・。など、細かい芸が凝ってます。

他にもご存知の方、教えてくださいね。

植物の種のおはなし

2004-07-30 20:40:57 | スローライフのタマゴ
今日は、「みんなの種」宣言を提唱していらっしゃる上林裕子さんとお電話でお話する機会がありました。
上林さんは、日本の在来種のタネを自家採種したり、タネに関する情報を発信して保存を呼びかける活動をなさっている方です。
普段、あまり植物の種について考えることってないですから、お話ができたことで私もとても勉強になりました。

日本には昔から、その土地ごとに特有の野菜や果物がありました。
でも、今では日本全国どこに行っても、同じ種類の野菜を同じように買うことが出来ます。
こういう野菜の多くは、「F1品種」というタネから作られた野菜です。
これは簡単にいうと、人工的に植物を交配させて、作物の良い性質を受け継ぐように作り出されたタネです。
虫に強くて育てやすく、一つの株に沢山実がなって、甘くて大きくて色がきれいで・・・など、そんないい性質を持つ品種を交配させて、いいトコ取りのタネを作るのです。
ところがこのタネ、一代目(F1)は良いところばかりが現れるのですが、二代目になると良いところばかりではない色々な形質が現れて、同じ品質の作物が作れません。
だから、毎年買わなくちゃいけないんですね。

私は「F1品種」という言葉は知っていましたが、実際のところ、それがどれだけの意味を持つのかあまりきちんと考えたことがなかったと思います。

と、ここで最初のお話に戻るのです。
昔から育てられてきた野菜や果物の種は、こうしたF1タネの台頭でどんどん減ってきています。これは、日本だけではなくて世界中で起きていることなんです。そこで、冒頭でご紹介した上林さんのように、種の保存運動をなさっている方々がいらっしゃるのですね。

ピースシード」では、在来種の種を育てて増やす里親を募集しています。
野口のタネ」では伝統野菜の種を販売しています。
野菜や種についても詳しくかかれているサイトで、とても参考になります。

また、私が興味を持ったのは「一鉢運動」。畑や庭がなくたって、ベランダ栽培のたった一鉢からでもはじめられる運動を実行している方です。
栽培記も載っていて、しかもちょっと失敗した様子なども載せられていて、ああ、私にも出来そうだなと思えるところが素敵だなと思いました。

上林さんの種の保存に関する文章は、スローライフ談話室に8/3(火)にアップされる予定ですので、ぜひご覧になってみて頂きたいです。
コメント欄にてまたお知らせしますので、お楽しみに。

ヒートアイランドって??

2004-07-26 18:50:01 | スローライフのタマゴ
「ヒートアイランド」って、最近よく聞かれる言葉ですね。
このところの都心部の高温化は、東京湾沿いにぐるりと建った高層ビルの影響だ、というニュースをご覧になった方も多いでしょう。
「暑い!」というのは切実ですから、こういったニュースにはやはりついつい注目してしまいます。

さて、ヒートアイランドって一体どんな現象なんでしょうか。
どうやらこれ、簡単にたとえると「しまり屋の大金持ち」といった状態みたいです。入ってくる熱の量と種類はどんどん増えているのにため込むばかりで、熱を外に出すような条件はどんどん減ってきているのです。これを、お金とおんなじで「収支」と呼んでいて、都市部ではこの熱収支がものすごい黒字企業みたいなことになっています。

入ってくる熱で一番イメージしやすいのは「日射」ですけど、自然の場所だったら地表の土や水、植物などにぶつかって空に反射されて熱を逃がします。
それから、自然の地表なら水分が蒸発して熱を逃がすこともできます。
それが、アスファルトの地面とコンクリート、ガラスの高層ビルなものですから、乱反射しあって輻射熱は増えるし、地面からの蒸発はなくなるし、熱をため込む素材ばかりで夜まで熱が逃げないし・・・といった具合です。
さらにそこに、自然の状態では存在しなかった「人工廃熱」が加わります。
これは、冷房や車、工場、冷却塔などの人間の活動によって作られる熱で、年々増え続けています。
これだけの「収入」がありながら、今まで吹いていた海風が吹かなくなれば、余計に温度が下がる「支出」額は減ってしまいますよね。

ヒートアイランドというのは、こうして昼のうちにたまってしまった熱が放出される前に上空が冷えてしまい、熱した空気の逃げ場がなくなってしまうのです。
それで、都市部だけ空気の入れ替えが起こらずに地表近くに「島」みたいに取り残されるんですって。
だから、暑さだけではなくて大気汚染の問題も発生するし、暑くて冷房を使うことが増えればエネルギーの消費量も増大するのです。

「収入」を減らすために私たちが一番手を付けやすいのは、人工的に生まれる熱を少しでも少なくすることです。
それから、自分の会社のビルの壁面や屋上を緑化する、ということもできるかもしれません。これは「支出」を増やしますよね。
保水性が高かったり、反射率が高い舗装や建材の開発も進んでいます。
街づくりの計画にも、ヒートアイランド対策の視点をもっと取り入れてほしいものです。湾岸の開発も、そういった視点があれば違ったビルの建て方があったのかもしれません。

この記事は、尺八「蘊竹サイト」 ・・・握ってみれば温かい・・・!で、東京の近年の気温上昇と海沿いのビル郡が関係しているというニュースに関して書かれた記事、「風の通り道」にTBします。

詳しくはTB先をごらんいただきたいのですが、「風の通り道」を確保するミュンヘンの街づくり、都市開発の例が印象的でした。
「ここは風が通る道だから昔から建物を造ってはいけないことになっている」、というドイツ人の考え方には、学ぶところが大きいと思います。

ヒートアイランドについて、詳しく知りたい方はリンクをご用意してみましたので使ってみてくださいね。

環境学習ネットワーク ヒートアイランド現象ホームページ
環境省 ヒートアイランド現象について [PDFファイル]
東京都のヒートアイランド対策
ヒートアイランド現象と「風の道」計画
環境goo 環境ナビゲーター 「第8回 ヒートアイランド」

暑さノリキリ作戦1 水で涼しく!

2004-07-21 01:24:25 | スローライフのタマゴ
記録的暑さ、だそうです。
帰り道、ラーメン屋や飲み屋の立ち並ぶ細い路地は、アスファルトの地面に残る熱と店の換気扇やクーラーの室外機から吐き出される熱気でゴーモンでした。

今年はこの暑さが続くんですかね。
実はわたし、寒いのよりは暑いほうが得意。とはいえ、40度なんて毎日続いたら体力より気力が先に参りそう・・・
ただでさえ暑いのに、外を歩いていてクーラーの室外機の風をもろに受けてしまうと、泣きそうな気分になりますから、なるべくクーラーに頼り切らない夏をすごそうと思います。
まずは、あるだけでなんとなく涼しげな感じがする「水」で暑さを乗り切れないでしょうか。

●打ち水

昔から、打ち水は朝と夕方に打っていたんですね。
これから気温が上昇する朝に撒く水は、ほこりを立たせないためだとも聞きますが、夕方、風の入る窓の下に水を打つと、かなり涼しさを感じるはず。

打ち水大作戦2004」と題して、打ち水によって気温がどれだけ下がるか、そして現代ならではの新しい打ち水の方法がないか、大実験をしている人たちがいます。
去年もやっていたんですが冷夏だったんですよね。
同じ日、同じ時間にいっせいに打ち水をすることで、気温が下がるかどうか、風が吹くかどうかなどを観測するという企画、楽しそうです。

●プール

暑い日はプール!がいいですね。
でも、庭なんかに置くビニールプールは浅いので、あっという間にぬるくなります。
やっぱり、大きなプールに行くのがいいかな。
しばらく泳げば気持ちよく体が冷えてきます。


●水を眺める

水をながめているだけで、なんとなく涼しい感じがしてきませんか?
水鉢を置いて水草を浮かべたり、メダカなんかを飼ってみたら、見るたびに涼しい気分になれそうです。
そこまで大きいものが置けないなら、お風呂用の木の桶にビー球などを沈めて、玄関口においてもよさそう。外出から帰ってきたら、真っ先にその桶で手を洗い、日本手ぬぐいで拭く、なんてどうでしょう?


●水の音で涼しく

水琴窟、という水の音が反響するのを楽しむ瓶が日本庭園などに時々あります。
土に深く埋めて水を流すとなると大掛かりですが、最近、据え置き型の商品なども売られているようです。
また、獅子脅しやつくばいも同じく庭に設置するとなると大変そうですが、最近はミニチュアのおもちゃのようなものなど色々出ていますよね。
家にひとつあると、涼しさアップしそうです。

うーん、最終的にはやっぱりビール、かなあ。

「スローライフ」という言葉

2004-07-15 02:14:51 | スローライフのタマゴ
島だより-石垣島生活記-の“ 俺は「スローライフ」という言葉が嫌いだ ”という記事へのTBです。

俺は「スローライフ」という言葉が嫌いだ。
そんな言葉は、所詮都会の人間の田舎に対する
程度の軽いノスタルジーに過ぎないと思う。


という書き出しで始まるこの記事を読んで、私なりに「スローライフ」という言葉について思うことを書きたいと思います。

「スローライフ」という言葉、確かに手軽な癒しやちょっとした旅行などを形容するのに使われることが多いですね。
この前も、「スローライフの旅」と題して立派なスパリゾートや、マッサージ、エステでくつろげるホテルなんかを紹介している雑誌を見ました。
これって「スローライフ」の表層、またはある側面だけが拡大解釈され、一人歩きして流行語のようになってしまった結果だと思うのです。
「癒し」「ゆったり」「リラックス」・・・といったイメージだけが、スローライフの本質のように理解されてしまうとしたら残念なことです。
こういったイメージは、すぐに消費され、新しいものに取って代わられるでしょう。

色々な解釈があると思いますが、「スローライフ」とは本来、環境問題や持続可能な社会の実現、画一化・均一化する社会への危惧といった問題意識を根底に持った概念だと私は考えています。
ちょっとコムズカシイ話になってきてしまいましたね。

「今までのように、合理化・効率化でより多く作り、より多く消費する社会でいいの?」
「ピカピカの車に大型液晶テレビ、最新システムキッチンにブランドの服・・・。そんなものを持つことが、誰にとっても幸せなんてホント?」
・・・そんな、毎日の暮らしの疑問が出発点です。

自分や家族が安心して気持ちよくすごすために何が必要か・・・?
そこから、安全な食べ物や暮らしやすい環境、エネルギーや文化の問題を考えたとき、スローライフというひとつの形が浮かび上がってくるのではないでしょうか。

でも、こういう大きい概念を表す言葉って漠然としていてわかりにくいんですよね。
私にも、「スローライフって何ですか?」と聞かれて一言では答えられません。

都会にも田舎にも、スローライフに全力で取り組む人たちがいます。
エコロジーやオーガニックを広めるために活動している団体や、楽しいイベントもあります。
それから、書籍にウェブサイト、カフェやお店・・・
そんなものを、これからも少しずつ紹介していきたいです。

※参考に・・・(gooスローライフより)
「スローライフって何ですか?」
「スローフードという言葉はいつから?」

スローライフのタマゴ

2004-07-10 21:12:37 | スローライフのタマゴ
スローライフって、わかるようで、わからない言葉ですよね。
あるとき、こんな風に聞かれたことがあります。

「お昼は仕事で時間に追われているから、いつも立ち食いそば、というサラリーマンがいるとするよね。
 でも彼は、自分の庭で鶏を大切に飼っているとする。
 ある日、自分の鶏が産んだ卵を持って会社に出かけ、昼食はいつものとおり立ち食いそば屋に入る。
そこで、持ってきた卵を落として月見そばにしたら、それって、スロー?」

座る暇もなく立ち食いそばで昼ごはんをかきこんで、また仕事に戻る。こんなライフスタイルは、スローとは程遠いみたいですね。
でも、家で鶏を飼うことを楽しみ、自家製の卵を味わうのはスローな感じがします。


gooスローライフを立ち上げた昨月4年、これからどんなテーマを取り上げてほしいかというアンケートを行ったことがあります。

答えの中でとても多かったのが、「現実の忙しい毎日の中で、少しずつでも実行できることを紹介してほしい」というものでした。

誰もが世の中のスピードから自由になり、田舎に引越し、自然とともにエコライフを送るなど、到底ムリな話です。
でも、ちょっとした工夫をしながら毎日を楽しむ、そんな生活ならできそうな気がしてきませんか?
 
実は、このブログの立ち上げ当初から、なにかスローライフに関するカテゴリを作ろう、作ろう、と思いつつ時間が経ってしまいました。
「こんなちょっとしたことだけど、これってスローじゃないかな?」というような、小さなスローライフのタマゴを少しずつ集めていこうと思います。

「リタイヤ」の意味、ナルホド。

2004-06-30 19:47:13 | スローライフのタマゴ
「リタイヤとは、タイヤを付け替えて新しい道を走ること」

「頑固親父の頑固な意見の書き殴り! 」で紹介されていた、アメリカ人の考える「リタイヤ」の意味に「ナルホド」と頷いてしまいました。

近頃は、早くリタイヤして第二の人生を楽しもうという人も増えてるんじゃないかなあと思います。
新しいタイヤで新しい道を走るんだと思うと、ワクワクした気持になりますよね。

わたしも、早期リタイヤをひそかに企んでいるクチ。
働いて、働いて、40歳でリタイヤしてやる~
あとは悠悠自適の、晴耕雨読の、自給自足の生活に突入だ!
などと考えると、大抵のことは我慢できる気になってくるからふしぎ。
・・・さすがに40歳は早すぎますかねえ。