ま、ストーリーはともかく、それ以上に残念に思うのは劇中音楽いわゆるBGMが非常につまらなくなったという事。以前のドラえもんの劇中音楽はとてもよく考えられた音楽で、場面によって印象深いメロディーが流れてましたが、リニューアルしたのは何も印象に残るメロディーが無く、ただのSE程度にしかなってないのです。とってもマニアック、且つ専門的な話題になって申し訳ないのですが、以前のドラえもんの劇中音楽(テーマ曲も)はトロンボーンの使い方が非常に上手かったのです。オープニング・テーマ曲ではバストロンボーンがとても効果的なラインを吹いていたし、「竹コプター」の飛行シーンでは、アービー・グリーンばりのスウィートなトロンボーンがメロディーを奏でていた訳です。トロンボーンを始めたばかりの中学生当時の僕は、このジャジーで大人なトロンボーンの音色に感銘を受け、このトロンボーンのメロディーを聴きたいがために毎週ドラえもんを観ていたようなものです。高校生になる頃には、このメロディーをそっくり真似て吹けるようになっていました。なので、僕のスウィート・メロディーを吹くスタイルの原点は実はドラえもんにあるのですねぇ。
子供向けアニメ音楽とは言え、その音楽の子供に与える影響は非常に大きいと思います。質の高いアニメ音楽が増えて欲しいものです。その点アメリカのアニメの劇中音楽は本当に素晴らしいですね。曲、演奏ともにとても音楽的で本当に素晴らしいです。僕の場合、どうしてもブラスの音に耳がいってしまう訳ですが、もう信じられない位上手いです。機会があったら意識して聴いてみると良い勉強になりますよ。
お薦めは「トムとジェリー」。
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