今日はTake The A Trainのアドリブのレッスン。アドリブフレーズを自分で書いて来るように宿題を出してありましたが、今日はそのアドリブフレーズの添削。いくつか良いフレーズもありましたが、コードと干渉してしまうような音もあり、その修正ポイントを指導。レッスン開始直前に僕の模範アドリブフレーズも更に書き進めてみました。こうやってアドリブフレーズを譜面に書く時には必ず理論的裏付けの出来るフレーズを作るように心がけています。本来ならその場の即興演奏で行うことをわざわざ譜面に書いて記録として残す訳ですから、絶対に理論的に間違いの無いフレーズでなければ意味がありません。そういった意味では作曲と同じ感覚かもしれません。アドリブフレーズを譜面に書くという行為は作曲のトレーニングにもなります。
こうやって自分で考えて譜面に書いたアドリブフレーズというのは、覚えやすく時間が経ってもなかなか忘れないものです。頭の中にしっかり記憶されているということは、本当の即興演奏時にもスムーズに出てきます。こういうフレーズの蓄積を増やすことによってアドリブフレーズのボキャブラリーが増えていくのですね。いつでも引き出せるアドリブフレーズのボキャブラリーを数多く記憶しておくことが重要です。
具体的なアドリブフレーズの理論的裏付け、解説については、またオンラインレッスンでじっくり取り上げてみたいと思います。
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