曲作りにおいて「感覚だけではダメなのだ」ということは、以前にもこのブログで書きましたが、最近アレンジの依頼を受けた、まだ経験が浅く若いシンガーの人が作ったオリジナル曲の資料を今日もらったのですが、音楽的知識が乏しく、感覚だけに頼ってメロディーを作っているため、そこかしこで不自然なメロディーの流れになっていたり、曲全体のメロディー構成が上手く出来ていません。メロディーのそれぞれの断片は悪くは無いのですが、思い付いたメロディーをただつなぎ合わせただけでは、曲としての体を成しません。現段階のメロディーではとてもアレンジを進められる状態ではないので、今日のところは、メロディーの作り方のアドバイスと、まずは曲の構成をきちんと決めるように課題を出しておきました。
イメージや感覚はとても大事ですが、そのイメージを形にするためには、構成力や理論の知識などが絶対に欠かせません。
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